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2012年7月2日月曜日

FIM Motocross Rd.6 France

MX2 Race1
トミー・セウル、1コーナーで転倒。
ホールショットこそ逃したものの、ハーリングがトップ、2位ヴァン・ホービークと続く。
3位につけているトーナスは、怪我で出遅れて今回が今シーズン初レース。

セウルはどんどん追い上げるが、2台のKTMは3位以下を大きく引き離し始める。

3位争いが熾烈に。トーナスの背後にブートロン、テリエ、ルーロンツが迫る。
ここにセウルも追いついてきた。
まずテリエがトーナスを抜いて3位に上がる。しかし他のライダーはなかなか抜けない。
そして、追い上げてきたセウルがその他のライダーとトーナスをまとめて抜いて4位へ。

一方トップはハーリング変わらず。2位は4秒ほど遅れてヴァン・ホービーク。3位はさらに10秒遅れてテリエ。セウルはその後ろ約3秒くらいか。

しかしセウルは1周ほどでテリエに追いつき、あっさりパス。ついに3位まで浮上。
さあ、残るはKTMの2台のみ、と言いたいところだが、ちょっと距離がありすぎ。

結局、このままの順位でチェッカー。
セウルは1コーナーの転倒が悔やまれる。
しかし、レッドブルKTMの2人は調子いいね。

MX1 Race1
ホールショットは地元のボーグが取ったが、すぐにカイローリがトップに。
やはり地元のポーセルもカイローリに続いて2位に。
今レースからフロッサードが本格復帰だが、まだ本調子とは言えないみたいだ。
スタート直後は5位くらいにつけていたものの、徐々に後退。

カイローリとポーセルの差は1秒半。3位ゴンカルベスはさらに2秒くらい離れている。
しかし、ゴンカルベスのペースは上がらない。ボーグ、ポーリンにかわされて後退。

ド・ダイケルはKTMのNEW450で参戦。
カイローリは350がお好みのようだ。
フィリッパーズはスタート失敗。中段からの追い上げだ。

中盤に入り、カイローリとポーセルの差はちょっと広がってきた。
このまま独走に持ち込めるか?

フロッサードはまだ7位で踏ん張っているが、ボブリシェフに激しくプッシュされている。
ポーリンが3位のチームメイトのボーグに接近。2位から4位までフランス人だ。
ボーグはあまり抵抗できず、ポーリンがすぐに3位に浮上。

終盤に入ってきたが、カイローリ依然としてトップだが、独走には持ち込めていない。
しかも、2位争いが激化。ポーリンがポーセルのすぐ後ろに。
そして、車体をぶつけながらむりむりにポーセルのインに入りブロックパス。これでポーリン2位浮上。この勢いでカイローリに迫る。

ビッグ・ジャンプで華麗にスクラブを決めながらカイローリを追う。
そしてすぐ後ろまで来た。
前の周回2秒半速いタイムだ。残りは3分半プラス2周。
しかし、ここからのカイローリは強い。なかなか仕掛ける位置まで近づけない。
バックマーカーがかなり増えてきた。この辺が鍵になるか?

ファイナルラップ。
カイローリとポーリンの差は2秒ほどに開いた。
そしてカイローリ優勝。最後は後ろを振り返る余裕も。
ポーリンはすごかったがカイローリには及ばなかった。
ちょっとスタートで遅れたのが痛かったな。
3位ポーセル、4位ボーグとフランス勢が上位に。
同じくフランス人のフロッサードは8位フィニッシュと踏ん張った。

MX2 Race2
ティクシエがホールショット。
しかし、すぐにトーナス、セウルが抜いていく。
2人のトップ争いに。各コーナーで執拗に攻めるセウルだが、なかなか抜けない。
タイトなS字の切り替えしでやっとパス。
これで前が開けた。激しいライディングで後続を引き離しにかかるが、どうなるか。

ハーリングはちょっと出遅れて4位。
しかし2位のトーナスとはそんなに離れていない。
チームメイトのヴァン・ホービークを抜いてまず3位へ。
そしてトーナスの真後ろにつきスキを窺がう。
なかなかスキを見せなかったが、テーブルトップ後の右コーナーで強引にインに入る。
しかし接触しトーナスが転倒。
エンジンがなかなかかからない。いい走りだっただけに残念。

レースは中盤戦に入るが、セウルとハーリングの差は10秒くらい。
ハーリング、ホービーク、ルーロンツは2秒間隔くらいか、まだ、どうなるかわからない。

終盤に入ったが、セウルとハーリングの差は10秒くらいと縮まらない。

ファイナルラップ、ホービークとルーロンツが多少接近したが、仕掛けるような感じじゃない。
そして、セウル、トップでチェッカー。

ゴール後のインタビューでハーリングはトーナスに謝罪。
ハーリングとトーナスの妹(姉?)とデートしたとか。ゴシップネタもあるみたい。
まあ、謝っとけ。

総合ではハーリング優勝。
続いてセウル、ハービークの順番。
ハービークはプラクティスで足首を負傷してたみたいだけど、それを感じさせないいい走りだった。

MX1 Race2
ホールショットはカイローリが決めた。
続いて、フロッサード、フィリッパーツ、ポーセル。
有力ライダー揃っていいスタート。これはなかなか面白い展開。
ミスでポーセルがちょっと後退。ボブリシェフ転倒。

快調に飛ばすカイローリだったが、ミスしたのか急にフロッサードとの距離が縮まりパスされる。
フロッサード、カイローリ、フィリッパーツのトップ争い。ポーリンも十分トップを狙える位置に。

そして残り18分と言うところで、カイローリ再びトップに。油断したのか、フィリッパーツ、ポーリンにも次々と抜かれてフロッサード4位に後退。
ポーリンはこの勢いでフィリッパーツもパスして2位浮上。カイローリを追う。
フロッサードの背後にはデザーラ、ポーセルの姿が。すぐ後ろだ。
まだまだ中盤。4位争いが激化していく。

カイローリとポーリンが抜け出し始めた。1位2位の差は2秒くらいか。3位フィリッパーツは6秒離れている。

4位争いは相変わらず激しいが、1位から3位の間隔はそれぞれ徐々に広がり始めた。

残り10分。
フロッサードがちょっとたれてきたのか、デザーラ、ポーセルと立て続けに抜かれてしまう。
そして4位争いから脱落し始めた。
ポーセルが前へ出た。

カイローリがちょっとミスしたがリカバリーは問題ない。
しかし、ポーリンは転倒で大きく順位を落とす。デザーラの後ろあたりか。
ポーリン激しい追い上げだ。デザーラをパスするとき、リアが大きくスライドして、危うくデザーラにTボーンを食らわすところだった。

残り5分。
フィリッパーツのペースが落ちてきて、ポーセルがすぐ背後にせまる。
ポーリン、デザーラもすぐ後ろだ。カイローリは独走中だが、2位争いは、まだまったくわからない。
そしてポーセル2位に浮上。ポーリンのサインボードには"u can do it"の文字が。
ポーリン、これに答えて3位浮上。
2位争いは2人のフランス人に絞られたか。

ファイナルラップ。
カイローリは余裕の走りでチェッカー。2位ポーセル。3位ポーリン。となった。
地元フランス人ライダーがんばったが、イタリア人カイローリには及ばなかった。
ポーリン途中転倒が悔やまれるが、転倒しなくてもカイローリには届かなかっただろう。
それほど今日のカイローリは強さを感じさせる走りだった。

総合でももちろんカイローリ優勝。
2位ポーセル、3位ポーリンとレース2と同じ順位に。
表彰台ではマニファクチャラーの国歌も流れるんだが、KTMのオーストリア国歌、かなり地味目。
君が代も地味だけど。

ポイントランキングはカイローリがトップ。ポーセルが2位に上がった。

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