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2012年10月31日水曜日

PERSON of INTEREST #10

フィンチの蔵書の中に
"THE GHOST IN THE MACHINE"機械の中の幽霊(アーサー・ケストラー)
という本を見つけたリース。
そこには一枚の写真が挟まれていた。
"On the Beginning"始まりに
N.I.って誰だろう。
写真の男はフィンチと、以前にフィンチの過去のフラッシュバックに出てきた、マシーン製作時の共同経営者だろうか。

今回マシンは4人同時にナンバーを出してきた。
しかし、1人はすでに殺されていて、もう1人はフィンチの目の前で爆殺された。
現場作戦になれてないフィンチも危ないとこだった。
”あれは爆弾だ!”と言いながら近づいていくなんて・・・

一見無関係に見える4人だったが、ある交通事故現場にいたことが判明。
どうやら、ドラッグ絡みの汚い金を事故現場から持ち逃げして、悪党どもに追われているようだ。

残った2人の姉妹を守るためにリース、フィンチ、おまけでファスコも奮闘。
刑事なのにあっさり尾行をまかれるファスコとか、
女だらけの美容院であたふたするリースとか、
そして、ラストの病院の地下駐車場での死闘はなかなか面白かった。
まさかあの女が敵だったとは・・・

しかし、交通事故死したどら息子の親父(議員)が黒幕で、慈善団体を隠れ蓑にしていたっていうのは救いようの無いバカどもだな。
全て解決したあと、残った金はこの姉妹に渡してしまったリースだが、当然だな。

と面白い事件だったが、今回のクライマックスはこれからだった。

リースの元同僚らしい人物、リースの親友だったというスノウ、ともう1人がカーターに近づき、”彼は危険だ”と言って彼に殺された人物の写真を見せる。”勲章ものもあれば死刑台もある”と言いながら。その中には、あのCIA初仕事のときにいた女性の写真も。
彼女はカーラ、連絡係だったらしい。リースも彼女を信頼していたが殺してしまったらしい。
スノウは”彼は信頼できるものを探しては、やがて疑心暗鬼に走る”と言い、カーターが彼女と同じ目に会う前にリースを止めたいと説得する。
カーターとリース、2人とも救いたいと。

そしてカーターは病院にいるリースから電話があったときに、リースの居場所を彼らに知らせてしまったのだ。
フィンチはファスコが設置したカーター監視用カメラで、このことを知り、リースを救出に病院に向かう。

そして仕事を片付けて姉妹と別れたリースの前にスノウとカーターが現れる。
CIAに戻って来いと言うスノウに”見え透いた嘘をつくな”と返すリース。
その瞬間、遠方から狙っていたもう1人のCIAが放ったライフルの弾丸がリースの腹部を打ち抜いた。
倒れながらもリースはスノウに向けて銃撃しながら逃走。

これは、やばいんじゃないの?
なんとかフィンチ、それとカーターに助けられて逃げられたリースだが、かなりの重傷だぞ。
リース自身もフィンチに”生まれ変わらせてくれた”とか別れの言葉みたいなセリフを吐いてたし。

それにしてもCIAはリースを殺す気だったんだろうか?
腹を狙ったということは、生かしておいて、なにか聞きたいことでもあったんだろうか?
CIAの狙いが何か? 裏がありそうな気はするな。
まあ、スノウがカーターに語ったことが全て真実という保証はなにもないしな。

それから、今後カーターはどうするんだろうか?
前は、彼女は仲間にはなれそうもないと思っていたけど、ちょっと状況が変わってきたな。
対して裏切られたリースは、カーターをどうするのかってのもあるな。
やっぱり、そう簡単に仲間にはなれないか。
彼女がいれば、色々と心強いけどな・・・

2012年10月30日火曜日

ミラー衛星衝突(KOMARR) ロイス・マクマスター・ビジョルド

ヴォルコシガン・サーガの(日本での)最新刊が出てた。もう出ないかと思ってたので油断していた。何時出たんだろう?
しかし、1998年の作品が今頃になってやっと出版。
どんな大人の事情があるのか解らないが、こういう状況では、英語版を辞書片手になんとか読む方が早いな。きっと。
それと、タイトル。なんで”コマール”じゃダメなのか?
新規読者のためには、確かにこういうタイトルの方が目を引きやすくて、いいのかもしれないけど、激しく違和感を覚える。

さて、作品の方だが、ネイスミス提督が消えて、皇帝直属聴聞卿という立場になったせいか、アクションシーンはほとんどなくなったのが残念だが、面白いことは変わらない。
それと、今までのキャラが出てこないのも寂しい。
イワンとか、エリ・クインとか、今回のヒロインのエカテリンに語る思い出話の中にちょっとだけ登場するだけだ。セタガンダの捕虜収容所からの大脱走劇とそのときのトラウマの話は定番の思い出話。今回もちゃんと話してたな。

今回の舞台となる惑星コマール。
いままでの作品にもコマール人はちょくちょく登場していたけど、惑星のイメージとしては、あまりはっきりしたものはなかった。
ワーム・ホール・ネクサスの要所でバラヤーから銀河世界に通じる唯一のワーム・ホールがある星系。現在はバラヤーに併合されている。そのため、併合(占領)に反対するテロが時々起こる。
こういう政治的背景に付け足すことはあまりなかったが、自然環境については、空気が薄く、人々はドーム都市で暮らしている、いわゆるテラフォーム事業が盛んに行なわれている。ミラー衛星もその一つで、太陽の光を集めて、惑星コマールを照らして暖めている衛星だ。

これと貨物宇宙船が衝突して、ミラー衛星の一部が破壊されてしまう。
バラヤー皇帝のグレゴールとコマール人女性(誰だっけ?)の結婚式が近づく今、テロの可能性を探るべく、皇帝直属聴聞卿のマイルズ・ヴォルコシガンがコマールに派遣されるが・・・
というのが、今回の本。

翻訳も結構出ているので、SFファンなら、ヴォルコシガン・シリーズは読むべし。

俺は、これから英語版にチャレンジしてみようと思う。というか、アマゾンで購入はすでにした。まだ、あまり手をつけてないけど。買ったのは、
"YOUNG MILES"と"KOMARR"だ。
さて、辞書片手にがんばってみるか。

コールドケース 6 #16

着替えをかばんに詰めて急いで家を出る少女。
家出かと思ったけど、家の前には”差し押さえ物件”のカンバンが。
少女は、バイカーの後ろに乗って走り去る。
そして、場面は切り替わり、メッタ刺しになって横たわる彼女の姿が。

今回の被害者は17歳の少女サラ。
信じていた父親が詐欺罪で服役したことを切っ掛けにジャッカルズというバイカー連中と付き合うようになり、その結末がこれだ。
そして、話を持ってきたのは、30年振りに出所した父親。

それにしても怪しいやつは何人もいたな。ボスのシェイムレス(shameless:恥知らず)とか、ボスの片腕のモンスター、元ボスの息子でサラをジャッカルズに引き入れた張本人のダレン、元カレの嫉妬深いマーク、友達のはずのリビーとか・・・いろいろ。

モンスターの正体が潜入捜査していた警官だったのには驚いた。そして確かに彼の言葉にあるように、彼が任務放棄して逃亡しなければ、サラはまだ生きていたかも・・・
しかし、悪党に染まってしまっていた自分に気づいてしまって逃亡。その切っ掛けがサラだった、てのは皮肉な話だ。

そしてダレン。
こいつは、元ボスの息子ということで、幹部候補かと思えば、完全に使いっぱ。シェイムレスには逆らえない。失ってしまった家族の代わりになると思っていたジャッカルズの実態(ドラッグとか・・・)を知って、抜けようとしていたサラを助けようとしたときには、やっと目が覚めたのかと思ったけど、結局、自らの家族たるジャッカルズを裏切ることはできなかったんだな。

それにしても、あのままシェイムレスに彼女を引き渡したまま立ち去るとか信じられない。
サラは信じて付いて来てくれたのに。

最後、リリィの優しく問いかけるような尋問に対して、やっと真実を話したダレン。
”一緒に逃げるつもりだったが、臆病だった”と告白。
さっきは信じられないと書いたが、あの状況下で、シェイムレスに立ち向かえるやつはそうはいないか・・・
可哀想だが、サラ、気づくのが遅すぎたな。

ところでシェイムレスだけじゃなくてダレンも逮捕されてたけど、ダレンの罪状はなんだろう?
手を下したのはシェイムレスだろ?よくわからん。

けど、ダレンの最大の罪はなんだろう?
サラをジャッカルズに引き入れたこと?
最後サラを見捨てたことか?
それともシェイムレスの金を持って2人で逃げようとしたことか?
いや、逃げ切れなかったことだな。

そして今、ダレンのためには何でもいいから罪を償うことが大切かも・・・

ヒューマン・ターゲット 2 #10

Cool Hand Guerrero(冷静なゲレロ)
私生活がまったくわからないゲレロだが、今回、衝撃の事実が・・・
まさかとは思うけど、ゲレロに子供?  まさか奥さんもいるのか?
今回の話だけじゃ、判断つかないな。過去に殺した男の子供って可能性も、というか、そっちの可能性の方が高いか。
でも、チャンスも知ってるし、”親父と言えば”って前置きがあったということは、やっぱりゲレロの子供か?
うーん、わからない。どっちにしても、意外すぎる。
チャンスへの友情以外は”愛”という言葉にまったく縁がなさそうなのにな。
いや、前回、イルザの義姉に積極アプローチしてたな。
ということは、普段、表には出してないだけだな。

エイムズが凍りついた、三輪車に乗る子供の写真と、ラストの、その三輪車がある家のにプレゼントを持って訪ねるゲレロの姿が強烈すぎて、それ以外の話の影が薄くなってしまったけど、メインの話も、かなり面白かった。

今回、チャンスたちが守る相手はゲレロだ。
クライアント兼幼馴染のジェリーを殺されて、その罪を着せられて拘置所に拘留されたゲレロ。しかし、全く動ぜず、罪を着せた連中の一味の囚人と看守を瞬殺(殺してはいないけど)して、さくっと脱走して来たのはさすがだが、チャンスとウィンストンに説得されて拘置所にもどることに。このまま脱走したら、アメリカ国内で指名手配犯になってしまい、地下に潜るしかなくなる、つまりゲレロはチャンスたちの前から姿を消すしかなくなるからだ。
1日待ってくれと言われてしぶしぶ拘置所に戻るゲレロ。

どうも、拘置所の所長が黒幕で所内でドラッグ製造を行なっていて、その秘密を守るためにジェリーを殺したようだ。そして、ゲレロに預けた証拠の手帳を手に入れるために、ゲレロを嵌めたみたいだ。

そして、ゲレロを助けるために、銃砲店に大銃撃戦を演じたり(ここの客は全員、頭がおかしい!)、アドリブで、自首してゲレロと同じ拘置所に潜入したりと、大忙しのチャンス。
一方、ウィンストンとエイムズは証拠のドラッグ輸送トラックに侵入して、証拠を押さえる、イルザは地元の州知事を説得して警察を動かす。

そして、チャンスとゲレロも所内でドラッグ工場を発見、所長の手下どもの看守と大乱闘。
建物の梁の上から、ドラッグ製造用の薬品から作った火炎瓶で爆撃、直後に飛び降りて、何人いるか解らない敵を、軽々と倒していく2人。

そして、所長を追い詰めたゲレロは彼に銃を突きつけて”10秒やる。フェアだろう?”といいながら、もの凄い速さでカウントダウン開始。なかなかユーモア(?)のセンスもあるじゃない? これはチャンスに”殺したら裁けなくなる”と説得されたが、ゲレロはこれを曲解、”苦しめるのもいいな”と所長の目をえぐろうとする。しかし惜しいところでウィンストンが警察を伴って到着しゲレロの復讐もこれまで。


あくまでも冷静でクールなゲレロ、今回も結局チャンスやウィンストンに礼を言わなかった彼だが、チャンスから、”もうすぐあの子の誕生日だろ?”と拘置所から持ってきたスノーボールを渡されたときには、”恩に着る”と答えてた。
この言葉はゲレロにしてみれば、最高の感謝の言葉なんだろうな。

2012年10月29日月曜日

メンタリスト 3 #23

ラスト2話は続きなので、必ずレッド・ジョンの話になると思って見てたけど、なかなか出てこなかった。そのうちすっかり忘れて見てた。ラスト付近で殺された男の部屋にハイタワーと一緒に写っている写真が見つかるまでは。
それにしても、この写真でよくハイタワーとわかるな・・・
俺は、髪型が違いすぎて、まったくわからない。

ところでハイタワーの逃亡に関してリズボンは真実を知っていたんだったっけ?
チョウに口止めしていたし、知っているっぽいけど、ちょっと記憶にない。ジェーンが話したんだったかな?

しかし、今回の爆弾魔もレッド・ジョンの手下だったってことだな。
目的はハイタワーの居場所。
リズボンに爆弾が巻かれたときは、どうなることかと思ったが、さすがジェーンだったな。
電話で指示を出してくる犯人と、最初の被害者に向けたと思われてたトイレの落書きメッセージを結びつけて、電話で指示できるはずなのに、おかしいぞ。と気づくとは。言われてみればその通りだが、ジェーンに種明かしされるまで、まったく気がつかなかった。
そして、無事にレッド・ジョンの手下の男を逮捕。これで少しは今回の事件の真相に近づけるかと思ったのも束の間、ラローシュが射殺。パトカーの中で銃を奪われそうになったということだが・・・

ラローシュは確かに怪しいんだけど、今回は、パトカーにはもう1人乗っていたと思うし、どうなんだろう? 口封じにしては直球すぎるような気がするし、もう1人のハゲ頭刑事の方が怪しい気もする。後で見返してみたら、こいつが犯人と一緒に後部座席に乗り込んでたし、結構怪しいかも。
それとも、ひょっとすると、この爆弾魔、捕まったら警官の銃を奪って逃走するように、レッド・ジョンに暗示を掛けられていたのかも・・・
・・・しかし、このシーンを見た直後はまだレッド・ジョンの影は見えてなかったので、ちょっと変だなとは思ったものの、思いつかなかった。不覚。

そして、爆弾魔が残した手がかりを元に、動機を捜査した結果、今回の事件の裏にはレッド・ジョンがいて、彼の目的がハイタワーだとわかったという流れに。

リズボンにレッド・ジョンの関与を話したあと、帰宅するジェーン。
驚いたことに、ジェーンには自宅がないようだ。長期滞在型モーテルに住んでるみたい。
そして、そこで、もっと驚くことが・・・
待ち構えていた、帰ってきたハイタワーが再びジェーンに銃を向ける。
”話がある”
一体なんだろう・・・
ということで、次回シーズン3の最終回に続く。


”ティアラを盗まれて怒ってるお姫様”
バンペルトのブライズメイドを何故か引き受けたリズボンのドレス姿を見たジェーンの感想だ。
みょーに納得。
リズボンの超嫌そうな表情が面白い。
考えすぎかもしれないが、ジェーンがバンペルトとリズボンに、ちょいと暗示みたいなものを掛けたんじゃないかという疑惑が、俺の頭の中に持ち上がってきた・・・真相は果たして?

そして考えてみれば、もうすぐバンペルトの結婚式か・・・
何か、衝撃的な事件が起こりそうな予感・・・
これがシーズン3のクライマックスかも。

2012年10月28日日曜日

クリミナルマインド 4 #17

今回は字幕版を視聴。だったけど、訳がいまいちな感じ。で吹き替え版を見直した。
Demonology(悪魔研究)
悪魔祓い

今回の事件はエクソシストだ。
場所は、コロンビア特別区(district of columbia)。
ワシントンDCのDCは"ditrict of columbia"のはずだが、ワシントンDCと書かずにわざわざコロンビア特別区と書いてあるのは何か意味があるんだろうか?

何処からか聞こえてくるささやき声、縛られて苦しそうな男の顔、薬のアンプル、そして神父。
いつもと違う、オカルトっぽい雰囲気。ドラマのミレニアムを思い出す。

悪を罰せぬものは、悪をなす。
レオナルド・ダ・ヴィンチ

話を持ってきたのは、警察じゃなくて、プレンティスの友人のジョン。ザ・シールドのシェーン役のWalton Gogginsだ。イメージ的に、完全な悪じゃないけど、ちょっと裏がありそう。
エミリーの親しい友人だったマシューが亡くなった。心臓発作らしいが、生前、誰かに殺されるともらしていたと、さらにマシューは、T・ヴァレンティーンは殺されたと話していた、とジョンは話す。

後にエミリーが語った、ロッシへの告白によると、マシューは、自分が15歳のとき図らずも妊娠してしまったときに助けてもらった恩人だとか。子供の父親ではないらしいが。
そのときに、聖書のことを知り尽くしているような少年マシューは堕胎を認めないカトリックの司祭と対立して教会に疑問を持ち、以後ドラッグに走ってしまったとのこと。

そして、BAUは警察からの要請はないが、エミリーを助けるために行動を開始。
ヴァレンティーンの死も病死で事件性なしと判断されていたが、2人とも、ベッドに縛り付けられていたような痕跡もあり、やっぱり怪しい。
いきり立つプレンティスとロッシだが、モーガンは冷静だ。

そして、どうやら、謎のエクソシストが悪魔祓いをやっている気配が。

ロッシは知り合いのジミー神父に助言を求めにいく。
ここでのロッシと神父の会話は、なかなか興味深い。
”この世に悪は存在するか?”という神父の問いに、”見てきました”と答えるロッシ、さらに神父は”穢れなく生まれてくる子供たちに、どの時点で悪が入り込む?”と聞くが、ロッシの答えはない。
”君たちの仕事は、この世で一番凶悪な怪物と直接向き合って理解することだ。危険な立場だよ。気をつけた方がいい”と言って十字を切る神父。神のご加護を、といったところか。

そして、さらにまた3人目の不審死が。
非協力的な家族、それに事件性なしと判断する警察に、ホッチは及び腰。だがロッシは、
”相手は宗教じゃない。悪なんだ。これに我々は分析で立ち向かう”
と説得する。
とその時、グッドタイミングで新たな事実が。
マシューは、教会に裏切られた人々を支援する掲示板を管理していた。さらに3人の共通点は、少し前にスペイン旅行に行っていることだったが、その時期にスペインのガリシアにある大聖堂で司祭が殺されていたことが判明。うーん。これはただの悪魔祓いなのか?
エクソシストの名を借りた復讐なのか?
そして、ホッチの決断は・・・
”秘密裏に動かないと”・・・話がわかるやつでよかった。

通常だとプロファイルの説明は、地元警察にやるんだが、今回は神父たちを集めて披露。
そして神父たちの協力により、ヒントを得たBAUは容疑者のポール・シレバーノ神父を発見、拘束するが、彼はなんと、イタリアからの外交使節待遇で、手が出せない。
それとリードがイタリア語が出来ないのは、ちょっと意外。リードも万能じゃないのか。

そうこうするうちに、ポール神父のターゲットはもう1人いることに気づいたBAU。
それは、ジョンだった。
”悪魔め”と言うポール神父にイタリア語(たぶん)で”俺の方が強い”と返すジョン。
まるで、ジョンは自分が悪魔だと認めているようにも取れて、ちょっと背筋がぞわぞわする。

一時はプレンティスに、もう諦めろと言ったホッチだったが、国務省経由でバチカンに手を回してイタリア政府を動かし、ポール神父の外交特権を剥奪させた。ロッシの助言通りにバチカンに”カトリックを堕落させようとしている男を止めろ”と言ったんだろうか?

そして、なんとかジョンが命を落とす前にポール神父を拘束できた。彼は強制送還だ。
ジョンが叫んでいた、
”神父なんか名乗るな! ~のとき守ってくれなかったくせに”
何回聞いても聞き取れない。”子供の頃”かな?

結局、ポール神父が、何か毒物を使っていたような形跡はないようだ。
ということは、本当に悪魔祓いの結果、3人は死亡したということだろうか?

ロッシ曰く”彼は信心深く、確信を持って行動している。”
ポール神父の行動は、果たして復讐だったのか、それとも、本当に悪魔憑きの魂を救済しようとした結果なのか?

邪悪なものは、確かに存在する。しかし、それがモーガンの言うように、それは脳の化学反応の産物なのか、もっと別の”何か”なのか?

この世で最も教会と相容れないのは、異端者でも哲学者でもない。人間そのものだ。
ジェームス・ジョイス(ダブリン市民の作者)

ジョンとエミリーの最後の会話、この2人・・・そういうことなのだろうか?

そして、教会の前で、マシュー、ジョン、そして自分が写った写真を見て血の涙・・・かと思ったら鼻血だった。これは?プレンティス、病気なのか?
それとも、悪魔祓いの儀式で被害者が鼻から出血していたけど、彼女からも悪魔が祓われたということなのか?
よくわからん。

2012年10月27日土曜日

CSI NY 6 #22

血染めのナイフを持った男を追い詰めるマック。
しかし、油断したのか、タックルを食らい転落。
・・・ぴくりとも動かない。

これは夢?
夢じゃなかったけど、マックの傷も思ったより軽かった。
と言っても右手と肋骨の骨折で重傷だが。

仕方なく自宅療養するマック。
で、暇なのか、向かいのビルの住人の観察(覗き見)を始める。
そこで、繰り広げられる色々な人間ドラマ。確かに面白いが、刑事としてはどうなのか?
という堅いことは言わないでおこう。

そこで、さすがはマックというべきか、ある男が怪しい行動をしていることに気づく。
なにか円筒状のもの(キャニスター?)を、部屋にやってきた男から受け取り、ちょっと厚めの封筒をかわりに渡していた。中身は札束だ。
これは、なにかの取引なのか?
これだけなら、まあ、何か解らないが、ただの個人売買かと思うところだが、果たして?


一方、マック不在のCSIだったが、事件はそんなことはお構いなしに起こる。
アダムが持ってきた事件資料を見て、キャニスターを持ってきた男が謎の死をとげたことを知ったマック。やはりこれは、事件の臭いがぷんぷんだ。


さらに引き続き、観察(覗き)を続けていると、小鳥の入った鳥かごを持ってきた。何をする気だ? と思って見ていると、なんとガスマスクを被った・・・これはただ事じゃないな。そして例のキャニスターから慎重に液体状のものをスポイトで鳥かごにたらしてる。
怪しすぎるというか、明らかにテロの準備だろ。これは。

そのとき、男の部屋に訪問者が、あわてて鳥かごを別室に隠す男。

そして、入ってきた女性を見てマックの目が大きく見開かれる。信じられないものを見てしまったって感じだ。彼女は見知った顔だったのだ。
ペイトン・・・マックの元カノ。すっかり忘れてたので、今カノのオーブリーと勘違いしてしまった。
彼女はシーズン3での彼女だ。なんで別れたのか?思い出せない・・・がペイトンの方から去っていったみたいだ・・・微かに思い出したが、最後は電話でサヨナラだったような。

なんか親しそうな雰囲気に動揺するマック。
ほどなく2人して外へ出て行ったが、小鳥は出血して動かなくなった・・・やっぱり。

この段階で強制捜査かと思ったが、ペイトンの事があるせいだろう、マックはまだ動かない。

ペイトンの現在の電話番号を調べて、男の部屋を間借りしているような彼女に電話。彼女は驚いたようすで、マックからこの男、ケビン・スコットの怪しい行動を聞いても信じられない。逆に考えすぎだとマックに怒っている。

しかし、彼女も真相を知りたかったのか、結局マックの手伝いをすることに。
小鳥はすでに処分されてしまっていたが、鳥かごに敷いてあるシートを調べたり、キャニスターが入っていたブリーフケースからファウンデーションを使って指紋を採取したりと本格的。
そして、やっとここからCSIのメンバーも加わって本格捜査開始。

まずは、一番の証拠となる、小鳥の死体の捜索だ。
スズメバチの嗅覚を使った捜索。こんなの初めて聞いた。さすが。
で、見事にハチ君は小鳥の在り処を発見。
そして、その小鳥の検死を行なったホークスが毒ガスサリンの痕跡を発見。
これで決定的だな。

こんどこそ強制捜査かと思いきや、スコットの計画を知るために、泳がすことに。
しかし、窓から観察(覗き)ていたマックとスコットの目が合ってしまった。
・・・今までがあり得ないくらい幸運だったってことだけどな。
ブラインド全開で、あんな悪巧みの実験をするとは、なんてニューヨーカーは開放的なんだと思ってたよ。

慌ててマックは傷つた体にムチ打って、スコットの部屋に突入するが、すでにもぬけの空。
はたしてスコットの計画とは? やつのターゲットは?

CSIはスコットの部屋にあった古い建物の図面からターゲットの場所を特定。
コンサーバトリーなんて初めて聞いた。でもネットで調べると、ガラスに囲まれたガーデンルームとあるが、今回の建物はなんか違う。

そしてターゲットの建物に到着したマックたち。
なんかフォーマルなパーティが開かれてるな。ここでサリンが撒かれたら・・・
犯人を刺激しないように、パーティに紛れ込むマックたちだが、ダニーの服装は目立ち(汚い)すぎだろ。

そして、サリンのケースを屋上の通気口みたいなところから1階のパーティ会場に落とそうとしていた、スコットをフラックが追い詰めた。
これで、終わったな。と思った瞬間、スコットはフラックにタックル。
これは・・・今回の出だしのシーンを思い出させる嫌な展開・・・
しかし、今度はダニーが加勢に加わって、無事に逮捕。

スコットの動機は、我々がどれだけ危険かを警告するのが目的だったようだ。
誰も見ることの無いカメラに向かっての演説めいた自白。ちょっと哀れだな。

そして、マックとペイトン、きれいな別れかたとは言えなかったみたいだが、今回の件で、お互いにわだかまりは消えてなくなったみたいだ。これからは、いい友達でいられるんじゃないかな。

ところで、最初にマックを突き落とした犯人はどうなった?
新たな伏線だろうか?
そして、ケーシーの方も依然として逃亡中だ。
次でシーズン6も終わり。この件は解決して終わるのか、それとも次のシーズンまで持ち越しだろうか? 持ち越しだろうけど。

2012年10月26日金曜日

マッドメン 4 #8

アンの死によって、ドンの心にどんな変化があったのかわからないが、
日記を書き始めたようだ。それに水泳も。禁酒は・・・3日坊主みたいだった。

今回は日記という形で、ドンの心情がいろいろ語られる。日記というより、まるで詩のような感じだ。広告マンっぽくないな。

それ以外にも、いろいろな出来事があったな。
クリエイターのジョーイの目に余る、女性に対する侮辱発言に、堪忍袋の緒が切れたペギーがドンに陳情しに行ったけど、あっさりと、”首にすればいい”と言われて、実際、首にしたくだりは面白かった。ジョーイの行動は不快なだけだったので、これですっきり。
でも被害者のジョーンに感謝されるかと期待したペギーはちょっと肩透かし。ちょっとジョーンの様子がおかしいな。

若い女と食事中にばったりベティとヘンリーに出会ったときのベティの動揺しっぷりは怖いくらいだったな。それでヘンリーも、ベティはまだドンに未練があるんじゃないかと不安になったのか、まだガレージに置いてあるドンの荷物にわざと車をぶつけて潰したり、ボートを置く邪魔になるから、速攻取りに来いとドンに電話したりしてた。
ドンの方はベティには未練は無いような感じだが、この荷物を置いていたということは、まだ戻れるものなら戻りたいと思っていたのかも。結局、引き取った荷物はゴミ箱直行だった事からも、それがうかがえる。
荷物を取りに来たドンを完全に無視して芝刈りに集中するヘンリー・・・見るのも嫌ってことか。

ミラーとの会話で出た”北風と太陽”のイソップ童話。聞いた後、”この話の教訓は?”はないだろう。普通は聞いただけでわかりそうなものだが。


息子のジーンの誕生日に行きたいけど行けないと思っていたドンだが、結局行っていまった。
ベティがぶち切れるかと思っていたが、意外なほど冷静。友達のフランシーヌに言われた、”あなたは幸せよ”という一言が利いてるのかな。


ドンの日記より、
これからやりたいこと、
”キリマンジャロに登りたい”
”今より感情をコントロールできるようにする”
だそうだ。これはちょっと意外。

それから、
”あの男のようになりたくない”
とは一体誰のことなんだろう?

2012年10月25日木曜日

CSI ベガス 10 #3

今回は森の中で男が別の男を撲殺するシーンから始まった。
最初から犯人がわかっているパターンだ。

で、話は3週間ほど前から、この殺人に至るまでのいきさつが挿入されながら、CSIの捜査が始まる。

被害者ジェイソンは犯人ポーリーの会社の同僚みたい。
憧れの女性ベリンダと仲が良かったみたいなので、嫉妬で殺したのか?

このジェイソン、会社のヘルプディスクやってるただのコンピュータ・オタク・・・かと思いきや、かなりの腕前のハッカー、でオマケにプレイボーイ、職場の女性の半分と関係してたとか。どんなやつだよ。まあ、ポーリーにとっては、かなり嫌なやつだったんだろうな。

しかし、犯行動機は、ちょっと違ってたな。

ジェイソンはそのハッキングの腕を駆使して、同僚の個人情報を集めまくっていた。ただの好奇心からか、それとも脅迫するネタを探していたのか。
そして行き当たったのがポーリーの計画だった。その計画とは?
まだ解らないが、ジェイソンが爆薬を調達することによって、ただの計画が現実になるようなもののようだ。ということは、むかつくセクハラ上司とか、やりがいのない仕事とかに嫌気がさしてるような感じだったので、会社を爆破でもする気なのか?

一方、捜査の方は、ジェイソンの自宅の捜索や、同僚に聞き取り調査から始まった。いつもの手順だ。
ただし、ジェイソンが死んだことは伏せて、ただジェイソンのことを調べているということで。
男性社員に対するジェイソンの評判は、当然あまりよくないみたいで、カード情報を売買したんじゃとか陰口を叩かれてた。ポーリーのコメントは”裏の顔がある人間もいる”。確かにそうだな。

そして犯人のポーリーの聞き取り。
ちょっと不審な態度も見せたが、ジェイソンが嫌いだったと正直に答えたことで、ブラス警部も納得してしまったみたい。
”自分の仕事にベストを尽くすこと。努力は必ず報われる”
確かに、まだこの段階では明らかにされていないが、ポーリーは何かにベストを尽くしていたようだ。しかし、選んだ相棒が悪かったな。

そして、明らかになるポーリーの計画、それは会社のビルの地下に隠されているカジノの売上金の一時保管用の金庫。
なぜ、こんなことを?
今の仕事を続けていても報われそうに無いので、報われることをなにかやろうと思ったのか?

しかし、金庫のドアを破壊する実験も無事成功して、あとは決行するのみという、夜。なぜかポーリーは怖気づき、やめると言い出す。まさか現実に金庫破りをするとは思っていなかったのだ。しかし当然ジェイソンは本気だ。ジェイソン必死で説得するも、やっぱりダメ。しかしここでベリンダの名前を出したのはジェイソンのミスだな。挙句に、”からっぽのカス”、”かわいそう”。これでポーリーはぶち切れ。というわけで森の中に死体が転がるわけだ。

しかしどういうわけかジェイソンを殺したあと、ポーリーは計画を続行。怖気づいたあげく、そのせいで殺人まで犯したのに。
殺人を犯したことで、自分に自信がついたのだろうか? 
それに、ジェイソンが持っていた金庫室に通じるドアのセキュリティキーのデータを手に入れるチャンスが巡ってきてしまったためだろう。ジェイソンの母親が遺品を取りに来なかったら、デスクを見張っている巡査が余所見していなかったら、ポーリーも計画を続行する気にはならなかったかも。

そして、いよいよ決行。クライマックスだ。
CSIもポーリーの計画に気づき、会社の地下に駆けつける。

計画通りに侵入して金庫に爆薬をセットするポーリー。
この間、クイーン&デビッド・ボウイの”アンダー・プレッシャー”がBGMに。
ずっと、アンダー・プレッシャーだったポーリーの最後の賭けってところだろう。

もうちょっと離れたほうがいいんじゃ? だが、かまわず起爆。吹き飛ぶ金庫のドア。
そして、札束を握り締めて、金庫室のドアを開けようと必死なCSIを尻目にまんまとビルから脱出。
続々と駆けつけるパトカーをビルの外から、ほっとした様な表情で見つめる。

・・・
これで終わりならよかったのに。
所詮、シロウトの金庫破り。
見つめていたビルのドアが突然吹っ飛んできてポーリーを直撃。

そう、金庫のドアが直撃していたのだ。
正に夢と消えたポーリー最後の賭け。

最後にいい夢が見れた・・・のかどうか。少なくとも、あらゆるプレッシャーからは解放されたわけだ。最後の言葉は、
”出来たんだ・・・上手くいった”
・・・合掌。


今回の話には関係はなかったが、
ラングストン教授、凶暴だった父親をかなり気にしているようだ。
凶暴な性格は、果たして遺伝するのか?
いろいろと調べているようだが、今後どういう話に発展していくのか?
興味深い。

2012年10月24日水曜日

キャッスル 3 #1

ミラーハウスでの銃撃戦。なぜかキャッスルも銃を持って、まるで追われているかのよう。
そしてキャッスルとベケットはお互いに銃を向け合う。
というまるでキャッスルの新作映画に迷い込んだかのよう。

そして話は3日前にさかのぼる。
”秋にまた”と言ってそれぞれの夏を過ごしたキャッスルとベケット。
夏も過ぎ新作の執筆も終わったはずだが、キャッスルは戻ってこない。

ところが、意外な場所での再会が待っていた。
事件現場に踏み込んだベケットたちの目の前には、死体の横で銃をかまえるキャッスルの姿が。
ということで、感動の再会はキャッスル逮捕という形で始まった。

すぐに誤解は解けたものの、なんか気まずい2人。
そして、なぜか、事件の謎をどっちが先に解くかで賭けをすることに。
キャッスルが勝てば、また捜査リサーチ開始。ベケットが勝てば、キャッスルとは永久にサヨナラ。
・・・意味がわからない賭けだ。

事件の内容は、
被害者は3人。化学教師、彫刻家、自販機の配達人。一見無関係に思える連続殺人の被害者たち、しかし、ある地下クラブに出入りしていたことを突き止めた。しかし、殺人の動機や犯人は解らない。
ここのクラブ、セクシーなダンサーがポールダンスを披露してると思ったら、彼女は経営者のキティだった。経営者兼ダンサーだ。経営者がダンサーもやってるのか、それともダンサーが経営者になったのか?
被害者2人にあったタトゥーは彼女が入れてやったものだとか。あまりよく知らないとか言ってたけど、嘘だろうな。

犯人と被害者は一緒になにやらよからぬ事をやっていたようで、仲間割れが動機だというところまで突き止めた。ここまでキャッスル、なかなか良くやっている。

しかし、一体なにをやっていたのか?麻薬製造か?
化学教師は薬品、彫刻家は金型、自販機業者は紙(1ドル紙幣)
ということで偽札を作っていたみたいだ。偽札っていうと、もっと大掛かりな組織じゃないと出来ないようなイメージだったけど、こんなにカジュアルに出来るんだ・・・

さて、これに先に気づいて、賭けに勝ったのはどっち?
・・・同時に叫ぶのは反則だな。
まあ、ベケットが勝っても誰も得しないので、キャッスルが勝ったことのなったようだが。

しかし、偽札製造には、まだ足りないピースがある。インクだ。
それを提供できる人物こそが犯人ってわけだ。
もちろん、キャッスルもベケットもそれに気づいて、彫士でもあるキティを逮捕に向かう。

しかし、キティとその夫(こいつも共犯だった)は逃亡準備の真っ最中。

ここで、やっと冒頭のシーンに繋がるわけだ。

逃げる2人を追ってベケットは走る。キャッスルは護身用に銃を渡されて待機だ。
しかし、人影を見たキャッスルも追跡に参加。
ミラーハウスに迷い込んでしまい、キャッスルは周りから聞こえてくる叫びにおろおろするが、突然の銃撃で鏡が崩壊。そして気づいたらベケットとキャッスルはお互いに銃を向け合い対峙している、という訳のわからない展開。

そして2人同時に発砲。
ここまで来てやっとわかった。2人の背後に逃げた2人がそれぞれ1人づついたのだ。
しかし、ベケットはわかるが、キャッスルが撃った弾はよく命中したな。前もあったけど、実は射撃が上手いんじゃ?

これで、事件も解決、キャッスルとベケットのコンビも無事に復活。
でもこの2人、やってることが、アレクシスとその彼氏と、あまり変わらないレベルなのは、いかがなものか。

PERSON of INTEREST $9

今回はカーター刑事。
刑事だけあって、命を狙ってるやつらには事欠かないが、どうやらイライアスに狙われてるようだ。
知りすぎた、といことらしいが、前々回、そこまでイライアスの気に障るようなことあったかな?

ファスコの悪徳警官仲間からの情報によると、穏便に殉職ということで計画が進められてるとのこと。実行犯に誰がなるのかは不明。
怪しそうなのは、悪党のヘクター、暴力亭主のコヴァチだが・・・

それにしても、イライアスの組織は警察のかなり上の方にも侵食してそうだな。これは。
それから、イライアス自ら配達屋に化けて、カーターにお悔やみの花を届けるとか、ひょっとしたらカーターにある程度の敬意を払ってるのかも。

色々と危ないシーンはあったものの、暗殺とは無関係。カーターの日常だった。
忙しい1日も、もう終わりかと思われた帰宅途中、こっそり護衛していたリースを巻いて寂しい路地裏に足を運ぶカーター。そこで待っていたのは馴染みの情報屋のBC。
こいつは・・・やばいかも。
顔なじみに油断したのか、カーターは1発も撃ち返せず胸に2発食らって倒れてしまった。
これは・・・助かるのか?
そして、とどめを刺そうという瞬間、銃声とともに胸に2発食らって倒れるBC。
リース、なんとも絶妙のタイミングだ。
幸いなことにリースの警告を真剣に受け止めて防弾チョッキを着ていたカーター。ありがちな展開で予定調和。だがこれでOK。
銃弾の衝撃であえぐカーターに、リースは語る。”これからも俺を追えばいい” 顔は街路灯の逆光になっていてみえない。”でも忘れるな・・・俺を好きでも嫌いでも、あんたは1人じゃない”

そして、イライアスに警告を送るのも忘れない。ファスコにカーター暗殺指令の情報をくれた悪徳警官を締め上げて、イライアスに伝言を頼んだのだ。
しかし、イライアスがこのまま引き下がるのか? それはよくわからない。
いずれにしろ、いつかイライアスとの決着をつけなきゃならないな。

今回はカーターが主役なので、彼女のいろいろな面が描かれてた。
まず、シングルマザーだってこと。12、3歳くらいの息子がいる。
夫の方はおそらく軍人で戦死じゃないかな。それっぽい写真が車の中にあって、大事な人を無(亡)くしたとか言っていたので。

そして、今回は話の途中途中にカーターの軍時代の映像が挿入される。おそらくはあるキーワード的な出来事や物によりフラッシュバックが起こっているんじゃないだろうか。アラブ系のコンビニ店主が運ぶ果物とか、信頼していたBCの裏切りとか・・・

カーターは軍の尋問官だった。しかし拷問官とは違う。捕虜の感情に訴えてかけて情報を引き出すというやり方だ。
しかし、アフガンでの爆弾の運び屋を尋問したとき、彼の信頼を得て情報を引き出し、カーターが彼の安全を保証したにもかかわらず、彼は爆弾の在り処に部隊を案内する過程で死亡。
作戦の指揮官の雰囲気からすると、彼を守る気はなかったみたいだ。不測の事態ってなんだ?
納得いかず詰め寄るカーターに、指揮官は冷たく言い放つ、”もう援護は期待するな。1人で戦え”

そしてカーターは刑事になった。1人で戦うために・・・

そしてカーターは1人じゃないってことを今知ったわけだ。


2012年10月23日火曜日

コールドケース 6 #15

Witness Protection(証人保護)

マフィアの大物ジャコーニの裁判のため証人保護プログラムを受けた証人ベンが殺されていたことが判明。2年前に遺体は発見されていたが、ずっと身元不明で、今になって身元が判明したのだ。しかも息子の手によって。

その後、姿をくらました息子のジェフ、彼の目的は明らかだ。
今回は、実行犯はわからないが、殺された目的は口封じ。
これは鉄板で、まったく疑っていなかった。

ジェフの出場したクロスカントリーの試合で、同じ裁判の証人で、同じく証人保護を受けているビニーとばったり出くわしたときには、こいつが刺客か? たまたま娘が対戦相手の高校に通っているなんてありえないだろう? 偶然なんてない! と思った。

そう、偶然なんかじゃなかった。でも、その理由は想像してたのとちょっと違った。
ジェフとビニーの娘のタミーは恋仲だったのだ。

これで、ビニーの疑いは晴れたと思った。
そしてタミーを尋問してジェフの居場所を突き止めた。
この尋問、キャットとニックが担当だったが、最初は断固としてジェフを守ろうとするタミーだったが、”ジェフがジャコーニを撃ったらその場で射殺だ”という脅しで陥落。なかなか、えげつないと思ったが、実際にその可能性は高かったかも。

そして、危ないところだったが、なんとかジェフが復讐を実行する直前、裁判所前で身柄確保。一瞬、悲劇的な展開も想像してしまったが、なんとか阻止できた。

さらにタミーの証言から、ベンが殺された夜、ジェフとタミーは駆け落ちする手はずだったが、寸前で思いとどまったことがわかった。そして、その夜ビニーが家にいなかったことも。

なんか、予想外の展開になってきたな。
殺人動機も裁判とは関係ないところに向かってる。

そしてリリィによるビニーの最後の尋問。
刑務所をタミーの近くがいいか、それとも、ジャコーニの息のかかった連中がいるところにするかと持ちかけると、あっさりと自白。

唯一の家族のタミーを失うのが耐えられなかったビニー。息子のジェフを自由に旅立たせることを決意したベン。マフィアに肩入れして家族を危険に晒した過去をもつ2人。家族を思う心は同じだったかもしれないが、ビニーには娘と離れても生きていける強い心が欠けていたのかも。それとベンには妻のリーもいたしね。

今回の事件の発端ともいえるジャコーニの裁判、結果は無事に有罪判決がでたようだ。記録されていたベンの証言も役に立ったんじゃないかな・・・きっと。

それと、また、例のよくわからない、検事のベルが登場。
不思議な脱力系のキャラだが、彼の役割はいったいなんなんだろう?

メンタリスト 3 #22

今回の被害者はバイオリニストのエレノア。
ジェーンは現場にあったアジサイの花びらが気になるようす。
凶器の銃が発見されたときも、アジサイの花びらが落ちてたか確認してたし。

気難しそうな指揮者をおちょくるジェーン、実に楽しそうだな。
まずは、”あなたが犯人だ”とかいきなり言うし、否定すれば、”あなたは無実か、または良心の呵責を持たぬモンスターだ”と言い返す。最後は”いずれにせよ裁きは下る”とティンバニを”ツァラトゥストラはかく語りき”ぽく、ドラマチックに叩きながら退場。
次は、被害者と不適切な関係にあった、しかも暴力も振るっていた、とデマを流して、彼女に気があった人物を探す餌に使ったりと、やりたい放題。
ジェーンの嫌いなタイプなのか、単にいじり易くて面白いからなのか・・・後者だな。

結局、犯人は不明のまま。
次のジェーンの手は、例のアジサイだ。
オーケストラの練習中にアジサイの花束を届けるジェーン。いまいち意味が解らなかったが、
事件現場にはおそらくアジサイの花があったけど、何故か犯人は持ち去っている。それで、アジサイを見れば動揺するだろうと予想したのだ。
で、予想通り、今まで間違えたことのないオーボエ奏者が演奏をミス。
こいつか・・・これは予想外だった。ただの変なやつじゃなかったのか。

今回、真っ先に怪しいと感じたのは、母親の店の店員だったが、おおハズレ。全くの無関係。
次は、次席バイオリニストのコンスタンス、女優のMageina Tovahが怪しい役が多いので。
しかし、これもハズレ。
で結局こいつとは・・・

動機は第3位のバイオリニストのアリエルに惚れていて、彼女を首席に上げるためにエレノアを殺害。しかしアリエルじゃなくてコンスタンスが首席に繰り上がってしまい、あわてて凶器をコンスタンスの車に隠して、彼女に罪を着せる。ということだったみたいだ。

好きな女のためにここまでやるとは、見上げたやつ・・・じゃないな。彼女も迷惑だろう。
下手したら、お前が誘導したんじゃ?と疑われかねない。

このアリエル役の女優、Brittany Ishibashiいままで見たことないけど名前からすると日系人かな?

さて、メインの事件はこれで解決だが、今回は並行してチョウと父親の無実を証明したい悪ガキの物語も進められていた。
最初はギャングに憧れる悪ガキかと思っていたけど、父親の無実を証明できる証人がギャングにいることから、自分も入ればそいつの居場所がわかると思ったらしい。
元ギャングのチョウは、自分の少年時代と被るところもあったんだろう、検事や上から余計なことをするなと言われながらも、少年(アンソニーだったか?)を助ける。そして父親は無事に釈放された。
アンソニーを助けるための行動だったが、これがよかったのか?今はまだわからない。
検事局を敵に回してしまったし、だいいちアンソニーの父親が本当に無実なのか? という疑問もある。ギャングから足を洗いたがっていたけど、まだギャングだし、証言したのもギャング。チョウと話をした時、目が泳いでいたような気がするけど確証はない。ジェーンなら一目で解っただろうな。
やっぱりこれは・・・後々の伏線になるかもしれないな。

2012年10月22日月曜日

ヒューマン・ターゲット 2 #9

イルザが義理の姉コニーと鑑賞に行ったオペラ劇場が襲撃される。
チャンスの嫌な予感的中。でも無理やり護衛に来ていたのでチャンスとゲレロも中に一緒に。そしてウィンストンは外のヴァンでバックアップだ。エイムズは・・・なんだか良くわからないがいない。

襲撃者グループはオペラ風の仮面で顔を隠すという、ちょっと洒落っ気の利いた格好。
誰かをあっさり殺すとかもなさそう。ボスの身のこなしもちょっと気取った感じのホワイトカラーに出てきそうなやつらだ。

連中の目的は金かと思ったが、人質を閉じ込めて地下へ。
銀行の金庫へのトンネル? かと思ったが、そんなことするより、ここの人質は金持ちばっかりなので、こっちから巻き上げた方が楽だろう。
やっぱり金じゃないな。

人質になったチャンスたちは、まず敵の目的を探るんだが、その作戦はゲロ吐き作戦(チャンスは自由自在にゲロを吐けるらしい。)で敵の見張りを倒して自由に動けるようにする。そして、イルザたち人質はゲレロに任せてチャンスは敵の他の連中を追って地下へ。
そして敵の狙いは、CIAに捕まっているボスの兄弟の救出だと判明。
前回のロペス兄弟に続いて、また悪党なりの兄弟愛が犯行理由か。

一方のウィンストンはFBIに見つかってしまったが、DHS(国土安全保障省)のエージェントに化けて彼らと供にチャンスをサポート。ところでチャンスがウィンストンに伝えたDHSのエージェントのクリー・シーバーって誰?

そしてお約束で、チャンスは敵に見つかり捕まってしまう。そして下水施設か何かの縦坑に閉じ込められ水攻めに。これは大ピンチだ。
しかしこういうときに限って、ゲレロは敵に捕まり、ウィンストンも偽者だとバレて助けに行けない。ここでエイムズ颯爽と登場・・・しないな。今回は本当にお休みみたいだ。
代わりに颯爽と登場したのはイルザだ。でもやれるのか?
こんな状況でも、イルザを危険な目に会わせたくないチャンスだったが、そうも言ってられない。

でなんとか脱出に成功すものの、すでに敵は人質解放に紛れて脱出を図っていた。犯人の格好をさせた人質(ゲレロ含む)を屋上に待機させて。
しかし、チャンスの時間稼ぎと、ゲレロのライトを使ったモールス信号、ウィンストンがFBIを説得と3人の行動が上手く重なり、最後はボスとその兄貴にイルザとコニーを人質に取られてしまうが、チャンスはシャンデリアの下での華麗な銃撃戦でケリをつけて締めくくり。
犯人グループは逮捕、人質は全員無事救出。チームワークの勝利ってところだな。

チャンスの時間稼ぎのロビーでの格闘は、敵もチャンスもタキシードを着ていることもあり、なんか舞台の殺陣を見てるような華麗さ。ちょっといつもと感じが違う。

さて今回コニーがイルザを訪ねたのには、オペラ鑑賞だけじゃなくて別の理由もあったみたい。
プッチ財団の理事会がイルザのプロジェクトに反対していて、理事長みずからイルザの説得にやってきたのだった。つまりチャンスたちの活動から手を引けってこと。
最初はコニーも、イルザの行動が財団の理念、つまりはイルザの夫だった、故マーシャル・プッチの意思に反していると考えていたようだが、今回、チャンスたちの働きを目の前にして、そしてイルザ自身の意思を感じたのか、イルザ支持に回ってくれた。
話のわかる女性でよかった。
しかし、他の理事が首を突っ込んでこないとも限らないし、このあともプッチ財団の動きは要注意かも。
それにしても、マーシャル・プッチについては、まったく語られてないし、写真も見せられてないな。
事故で死亡ということになっているが、これも怪しいな。裏がありそうだが、どうだろう?

それと、今まで女に興味を示すシーンなんて、まったく無かったゲレロ。
それがコニーを初めて見たときの、あの呆けたような表情。一目ぼれだな。
オペラの話で気を引いたり、最後には、かっこよく、”じゃあベネチアで会おう”とか言ってたし。向こうもまんざらでもない様子。
これは注目だな。

CSI NY 6 #21

少年の兄弟2人、兄のニッキ、弟のサムが事件に巻き込まれる(年の頃は10歳よりちょい上くらいだろうか)。
ニッキが銃で腹を撃たれて重傷だ。
サムは兄の血で染まった手と服で泣き叫びたいのを必死でこらえているみたいだ。
ニッキが救急車で運ばれる直前、サムに何かを伝えようとしていたがなんだろう?
”かあさんに・・・を渡して・・・”

たまたまデート中で現場に居合わせたマックは早速捜査開始。
しかしサムは、ニッキが持っていたロレックスの時計(父親の形見)を奪われるときに撃たれた、と言っているが、いまいちあやふや。フラックはサムを弁護するが、なんか隠してるな。
まさか、サムが発砲ってことはないと思うが、本当はなにがあったのか?

一応、サムの証言通りにニッキのロレックスを持っていたゴロツキは逮捕したものの、サムは面通しでこいつを指さなかった。でも何か言いたそうな顔。というより怖がっているようにも。

一方、ニッキの傷口に不審を持ったアダムは撃たれたときニッキはリュックを背負っていたことを突き止める。CSI:NYの不動のお笑い担当だが、やる時はやる。しかもお笑いも手を抜いてない。

そして、リュックの中の携帯の電波を辿り、これまた悪党のカストロを追い詰める。ところが逃げる途中でバスに轢かれ死亡。これにはビックリ。
これで犯人死亡のまま解決・・・にはまだ早かった。
更なるビックリが待ち構えていた。

発見されたリュックの中には銀行から奪われたと見られる札束が。
当然カストロの犯行だと思われたが、銀行員の話によると、もっと華奢だったとか。
華奢か・・・そういうことか。
サムが何かを怖がっているように見えたのは、これが発覚することだったんだな。

しかし、ここへ来てもフラックはまだ少年たちを庇う。
確かに、町のどうしょうもない、消えてくれた方が町のためになるような悪党が犯人であってほしいのは解るが、刑事としては、そういう訳にはいかないな。
でもNCSIのギブスなら、あるいは・・・

2人の犯行動機は、まあ金には違いないんだけど、父親が死んで母子家庭になって、家賃を催促される母親を助けようとした、というのが理由だった。
で、逃げる途中にカストロに捕まって、ニッキが撃たれてリュックを奪われてしまったらしい。
救急車で運ばれるニッキがサムに向かって言っていたのは、”かあさんに、お金を渡すんだ”ということだったんだな。撃たれたニックはお金を奪われたことは知らなかったんだろう。それとも何とか取り返せということ?

結局、銀行の方も大目にみてくれたようで起訴もされず、しかもこの親子には寄付の希望が殺到しているそうで、一安心だ。
しかし、ニッキのこのお金=銀行強盗という短絡思考は、ちょっと心配だな。
この年頃なら、ちょっといい話で済みそうだが、成長してもこの調子じゃ、まずいな。

シーズン10くらいで、本当の犯罪者で再登場なんてことにならないことを祈る。

今回フラックがかなりサムに感情移入していたように見えたが、フラック自身の少年時代と、被るところがあったのかもしれないな。確か不肖の妹がいたような気がするが、親の話はどうだったかな?

一方で、少年といえば、ルーベンのことがあるので、ダニーもサムを擁護する立場に回るかと思ったが、そんなことはなかった。残念。製作側が忘れたのか?

2012年10月20日土曜日

マッドメン 4 #7

”宿命の対決”とかいうから、てっきりドンとペギーが決別するかと思ってたら違った。

出だしは、めちゃくちゃ険悪な感じで、しかも、ダック・フィリップスから引き抜きの誘いもあったりしてどうなることかと思った。
しかし、お互い思っていることを怒鳴りあってぶちまけたことや、真剣に仕事に取り組んでいるうちに、すっきりしたのか、結局元どおりに。
最後、アンが死んで悲嘆にくれるドンを目の当たりにして、絆がさらに深まった感じ。
この2人、男女の仲になることは無いと思うが、それとは違った、ある意味それを越えたつながりがあるのだろう。

アンが死んだ今、ドンじゃなくてディックとして接することができる人は1人もいなくなってしまった。
ペギーがその後継者になる、なれる? なる気がある? かどうかはわからない。
でもその可能性があるのは彼女しかいないだろうな。

カリフォルニアのステファニーから電話があったと伝言があった時、ドンは電話を返せなかった。
解っていたが、アンの死の報せを聞きたくなかったんだろうな。
で引っ張ったせいで泣き顔をペギーに見せることになるとは。

酔っ払ってペギーの膝枕で寝てたときに見た、スーツケースを持って、まるでどこかに旅行にいくかのようなアンの幻。最後にドンに別れを言いに来たんだろうか?

キャッスル 2 #24

今回の被害者はスパイ?
これは今までにない新しい展開か?

そして被害者が接触予定だった場所へ行き、怪しい男を拘束。

しかし、被害者のターゲットは聞いたことも無い国の要人。
ここでキャッスルは、これは”なんちゃって”スパイだと気づく。
さすがキャッスル、調べなくても、こんな国ないと断言できるとは、売れっ子作家だけあって知識は豊富だ。普通は自分が知らないだけで、ホントにあるのかも? と思ってしまいそうだ。

確かに、現代のスパイじゃなくて冷戦期のスパイ映画風のスパイだったので、ちょっと違和感はあったが、まさかリアルなアドベンチャー・ゲームだったとは。
謎の接触者がMitch Pileggiなのも説得力あったね。
本当に逮捕されてることを知った時の演技はさすがだった。

こんなサービス、実際あるんだろうか? 日本じゃ無理だろうけど、アメリカだとどうだろう? 別のドラマでも同じ設定があったと思うので、本当にあるのかも。

スパイごっこだったのはわかったが、殺されたのは事実だ。果たして犯人は?
キャッスルたちはスパイベンチャーの線から捜査するが、見てる方として怪しいのは、被害者の妻と共同経営者。どちらも怪しいな。

小遣い稼ぎに、小道具の偽造ID製作担当者が本物の偽造IDも作っていたといったことはあったものの、殺人とは無関係。行き詰る捜査。

こういうときの助けになるのが、アレクシスやマーサ・・・じゃなくて今回は作家仲間だった。
定例のポーカーで意見交換、
”殺人を犯す理由には3種類しかない。愛、金、他の犯罪の隠蔽”、”ゲームより被害者に目を向けるべきだ”・・・なるほど。やっぱり怪しいのはあの2人だな。

ところが、怪しいのは怪しかったが、怪しさの質が違った。浮気していただけだった。アリバイもあるみたいだが、キャッスルのいうとおり、殺し屋って線もあるな。

しかし、事件の真相は意外なところに。
被害者はスパイベンチャーに2人分の料金を支払っていたことがわかった。(こういう地道な捜査は重要だな、やっぱり)
その人物は被害者の愛人。
すでに登場していたけど完全スルーしていた。騙された。
そして犯人は、その愛人の夫。
結局、殺人の理由は”愛”という定番理由だったわけだな。
複雑な事件だが、殺人理由は単純。なかなか推理小説っぽくていいね。

さて、事件は無事に解決だが、キャッスルとベケットの関係という問題が残ってる。
ベケットとの口から直接デミングと付き合っていると聞かされたキャッスルは動揺していたようだ。攻勢に出るかと思ったら、逆に身を引くように、新作の仕事のためにベケットのリサーチを終了することを決意。
一方、キャッスルがいなくなるという現実を前に、自分の気持ちがわからなくなったのか、ベケットはデミングに別れを告げる。
これで、2人の間に障害は何もないと思われたが・・・
空気の読めないキャッスルは元妻とよりを戻してしまった・・・
うーん。面白いがイライラするな。
と言ってもくっついてしまったら、話が続かないからしょうがないか。

これでシーズン2終了だ。
2人は別れ際に”また秋に”と言っていたが、キャッスル、すんなり捜査リサーチに復帰すんだろうか?

2012年10月19日金曜日

キャッスル 2 #23

Overkill
今回もデミングがでしゃばってきて、一緒に捜査することに。
目的はもちろんベケットにいいところを見せるため。
キャッスルとデミングの事件捜査バトルだ。

被害者のワイルダーは男性化粧品メーカーの社長、そして殺害現場の鏡には”殺人者”の血文字。
デミングは貴重本が盗まれていたことから、金目当ての犯行だと考えて、その線を辿っていく。
キャッスルはそれとは違う方向で捜査(血文字を不審に感じたこともあると思うけど、デミングへの対抗意識からだろう)過激な動物愛護主義者による犯行や、偽名の女が予約を入れていたモーテルに行っていたことから女がらみの犯行の線を追う。

デミングはワイルダーの従兄弟を容疑者に、キャッスルはワイルダーの会社の重役の女を容疑者に上げるが、2人ともアリバイがある。

その結果は・・・
引き分け。

真相は、
評判のシェービングクリームの成分に危険なものが含まれていて、そのことに気づいた検査担当者が内部告発・・・じゃなくてワイルダーを脅迫。しかしワイルダーは金を払わずに、世間に公表して商品を回収するつもりになっていた。これを察知した2人別々独自にワイルダーを殺したのだ。先に手を下したのは従兄弟の方だったが、その後で女重役の方が、すでに死んでるとも知らずにまた殺した(?)のだった。
それで犯行時刻時間帯外にアリバイが作れたのだった。従兄弟の方は後ろに、女の方は前に。

これが発覚した原因てのが、犯人2人は脅迫犯の口封じにそれそれ別に金を払っていたためってのが面白い。

今回の事件の真相も面白かったが、やっぱりメインはキャッスルとデミングの争いだったな。
ベケットは2人の思いを知ってか知らずか、上手く転がしてるのか? それとも天然なのかはわからないが、事件捜査にはかなり役立ったな。

危険だと知らずに評判のシェービングクリームを貰って嬉しそうにするエスポジートとライアン、可哀想。キャッスルも知らなかったことだし許してやれよ。

そして事件解決後、さらに仲良くなったベケットデミングを見て焦るキャッスル。いったいどうするんだ?

CSI ベガス 10 #2

ウェンディとデビッドがオープニングクレジットに出て来るようになった。
この2人もレギュラーに格上げかな。
一方でサラ役のJorja Foxはまだゲスト扱い。
途中でいなくなることはなさそうだけど、まだ解らないな。

今回は普通っぽい住宅街でポルノ業者と麻薬製造者が殺された。
通報者の近所の見回り隊長、怪しすぎる。

しかし、まず容疑者として浮上したのは、近所のマリリン・マンソンに憧れる少年クレイグ・メイソン。
ポルノ業者殺害現場でポルノ女優を覗いていたのだ。
まあ、少年にありがちな、たわいのない罪だったが、彼の実の父親がまずかった。
ダグラス・メイソン判事、またの名をポール・ミランダー。
忘れっぽい俺でも少し覚えてたな。かなり最初の頃・・・と思って調べたら1話から登場してた。
たしか映画の特殊メイクの専門家で、自分の手をモデルにオモチャの腕とか作って販売もしてたな。
最初はグリッソムに協力してくれて、グリッソムも彼の仕事っぷりに興味津々だったけど、実はシリアルキラーだった。しかも別の顔を持ち、それはなんと判事だった。
ここまでは、なんとか覚えてたり、今回の話から思い出したり、ちょっと調べたりで解ったけど、最後こいつはどうなったんだったか?

この父親で、しかも自室は悪魔崇拝っぽいグッズとかで溢れてる。
疑うのも無理ないけど、今回は間違っていたな。
ラングストンはグリッソムとの関わりが薄いので、その辺、冷静に判断できてたな。
教授がいなかったら、大変な間違いを犯すとこだったかも。

そして怪しかった見回り隊長がやっぱり真犯人だったけど、まさか最後、家族を人質に取るとは意外だったな。犯行動機は家族を守るためだったのに。最後自殺しなかったのも予想が外れた。やはり子供の前で自殺はテレビ的にもまずいか。

最後サラが代表してクレイグに謝罪。
多少打ち解けた感じの2人。
”ママ、迎えに来てくれた?”との問いに”うちまで送るわ”と答えるサラ。それに対して悲しそうな顔をするクレイグが印象的。

そして今回はこの事件とは別に、ハイド氏と呼ばれる(教授が勝手に言ってるみたいだが)人物が浮上。死体の腸を内視鏡つかって蝶結びにするとか、まだその行動は意味不明だが、教授の勘ではなにか危険なことを企んでいそうだ。
ラングストンにとってのポール・ミランダー的な位置づけのやつになるのか?

ラングストンがクレイグを尋問するとき、ラングストン自身の父親について語っていたけど、かなり危険人物だったようだ。これのビデオを何気なく見てしまったニック、複雑な表情。
果たして教授の父親はハイド氏事件(もしくは別の事件かも)に関係してくるんだろうか?

2012年10月18日木曜日

クリミナルマインド 4 #16

Pleasure Is My Business
娼婦は男たちの犠牲者ではない、と女性解放論者は言う。
性における自然と文化の溝を支配する勝利者なのだ。
カミール・パーリア

今回はめずらしい女のシリアルキラー。
現実ではもちろん知らないけど、クリミナルマインドでも記憶にないな。
職業が高級コールガールってのも何か結びつかないな。

家庭崩壊のきっかけになった、犯人の父親をお客に取っていたコールガールから顧客リストを買い取り、そのリストにある人間が殺しのターゲットになっていたということは、犯行動機は、父親への復讐だろうか?
父親と同じような、金持ちだが家族を蔑ろにしているような人間を殺してしたということは、父親の代わりに彼らを殺していたんだろうな。
これじゃ、父親にとっては復讐というより嫌がらせに近い気もするけど。

しかもこの犯人、ホッチナーに興味があるみたいだったな。
実際に会ったのはエレベータでのほんのちょっとの時間だったけど、その後なぜかネットで詳しく調べていた。そしてホッチに自分が求めていた父親像を見たのだろうか? 電話での会話も逆探知する間のわずかな時間だったけど、明らかにホッチに何かを求めているようだった。

そして犯人のミーガン・ケーンは、父親のアンドリューと会って話しをすることに。
果たして、父親を殺す気だろうか?
そうじゃないみたいだな。逆に父親の説得で警察に出頭する気になったようだった。父親がコールガールの顧客リストの話を持ち出すまでは・・・
結局父親の心配事は娘じゃなくて、自分の地位や名声、金だったってことだな。

絶望した彼女は死を選ぶ。
全然シリアルキラーっぽくない。
そして、ホッチに看取られながら息を引き取る。
ホッチに”私を裏切らなかった初めての男”と告げて・・・
別の形で会いたかったと、言いたかったのかも。

これが彼女の父親に対する最後の抗議だったんだろうか?
しかし今回は、今までの事件とは一線を画するエピソードだったな。

2つ目の引用も、最後のミーガンとホッチの会話の中に直に登場した。

娼婦に金を払うのは、後から部屋を出てもらうためだ。
ダシール・ハメット

2012年10月16日火曜日

キャッスル 2 #22

デミングは窃盗課なのに、足しげく殺人課に顔出してるな。もちろんベケットが目的だ。
ベケットはキャッスルの反応を面白がってる感じだ。

さらに今回ベケットの同級生マギーじゃなかったマディソン(たぶんハイスクール)が出てきて、キャッスルとデートしたりと、もうなんだかよくわからん。
キャッスルの目的はベケットのハイスクール時代ことを聞きたかったってのが本音だろうけど。

事件の方は、いまいちだったかな。前回が結構面白かっただけに、ちょっと物足りなかった。
ワルだった被害者が1人の女に決めて、借金とか他の女とか色々きれいにしてプロポーズを決意ってところまではいいけど、相手が悪かったな。友人の彼女とか・・・
なかなか切り出せずに、向かいのカフェからじっと見ていたのは・・・うーん。これもどうだろうか?

デミングはまだ出てくるだろうけど、マディソンはこれからも出てくるかな?
出てきて、バケットとキャッスルをくっつける役をぜひ。

キャッスル 2 #21

キャッスルにライバル登場、作家のじゃなくて、ベケットのお相手の。
エスポジートの元同僚の刑事、デミングだ。
今回、助っ人で登場してベケットに惚れたようだ。
なかなか優秀そうなやつ。ベケットのお相手としては不足はなさそう。
ラストで楽しそうに会話する2人を影から見つめるキャッスル。まるで中学生みたいだ。
プレイボーイのはずが、いったいどうしたんだ? これはマジでベケットに惚れてるな。

事件の方はまた今回も複雑な内容。
エスポジートの元相棒アイクは、昔、悪徳警官の容疑をかけられたあげく犯罪グループに殺されたものと思われていたけど、実は死を偽装して、悪徳警官の汚名をきせたやつの捜査を裏でやっていたのだ。警察内部にスパイがいると思われたので、こうするしかなかったようだ。
一時、スパイ疑惑はデミングに掛けられた。キャッスル、なんか嬉しそうだったが、これは誤解だった。キャッスル残念そう。
結局、スパイは、ありがちだが、内部調査の男ハリウェルだった。
そして、最後の対決。
エスポジートとアイクに銃を向けるハリウェル。こっちはアイクのベルトの背中に銃が1丁。

そして駆けつけるベケットたち。するとハリウェルだけがこっちに逃げてくる。
シーズン2もあと少し、ここへ来て、いきなりエスポジートがフィーチャーされたので、ちょっと嫌な予感。
しかし、大丈夫だった。アイクが負傷したが、エスポジートは無事だった。

犯罪グループのボスも逮捕されたし、これでアイクも身を隠す必要もなくなったな。
今回は旧相棒のアイクを助ける、熱いエスポジートが主役だったな。

ところで、これからデミングはどう関わってくるのか?
見ものだな。

PERSON of INTEREST #8

Foe(邦題は”敵”だが、”仇”の方がしっくりくるな。)

今回ヒットしたのは加害者側
元東ドイツの工作員、ウルリッヒ・コール。
もちろんヒットしたのは偽名ウォレス・ニーゲルの方だ。
彼の目的は殺された妻アーニャの復讐だ。そしてターゲットは元の仲間たち。

コールは強かった。あのリースがまるで赤子の手を捻るかのごとく、あっさりやられた。
殺す気ならやられてたな。
というかファスコが駆けつけなければ確実に殺されてた。
今回のファスコは色々といい仕事してたな。段々とこの環境にも慣れてきたかな。

コールはターゲットを次々に始末していくが、最後の男から衝撃の事実を知らされる。
コールの妻が生きていることを。
死はアメリカが仕組んだ偽装だったのだ。彼女をコールから逃がすための。
アーニャは夫の仕事が殺し屋とは知らなかったようだ。それで彼を裏切り身を隠したのだった。
それでコールはアーニャの自宅へ押しかけるが、彼女はフィンチの手によって無事脱出していた。
そして待ち構えていたのはリース。ここで、さっき言ったようにリースは簡単にやられてしまう。
そして娘がいることを知ったコールは、自分の娘を人質にアーニャを呼び出す。
ここは、ちょっと理解に苦しむが、何とか妻と直接会って説明を聞きたかったんだろうな。
リースは、コールは妻にも復讐するきだと考えていたようだが、それは違うな。

そしてラスト、銃を彼女に向けるコールにリースは発砲。しかしコールの銃の弾倉は空だった。

コールはドイツの刑務所から脱獄して復讐にやってきたようだが、”20年間今日のことだけを考えていた”と、話していた。それに対してリースが聞いた一言、”明日はどうするんだ?”
その答えがこれだったんだな。
最後には言葉にも出してた。”私に明日はない”と。

リースは自分の過去の境遇と重ねて見ているようだったな。
2006年にフラッシュバックしたとき、リースもコールと同じように、政府の裏の仕事をやっていたようだった。まあはっきり言うと殺し屋だな。
謎の女上司と一緒に初仕事のようだったが、この女、何者? まさに氷の美女って感じだ。

今回ちょっとだけリースの過去が描かれてたけど、わかったのは、
元CIAかなにかの殺し屋。
ジョン・リースってのは偽名、本名はフィンチは知ってるかも。
コールが偽名のニーゲル名義の墓に埋葬されたとき、リースが”俺も本名で墓には入れないな”みたいな話をしても、フィンチは別に驚かなかったし、第一フィンチなら、十分リサーチしてリースをスカウトしてるはずだしな。

こういう情報を小出しにしてくるのは上手いね。
色々と気になってしょうがない。

2012年10月15日月曜日

ページビュー直ってた。

理由は不明Bloggerのトラブルだったのか?
ただ、おかしかった間のページビュー数はカウントされてないっぽい。

コールドケース 6 #14

The Brush Man
セールスマン、ロイ・ダンの遺体が発見される。
42年前なので白骨化してる。

イケメンで口の上手い、奥様方に大人気のセールスマンだったので、第一容疑者はお客の夫だろう。次は女同士の争いか。

しかし、話が進むうち、ロイはそこいらのセールスマンとは違うみたいだという感じがしてきた。
すばらしい売り上げを記録しているようだが、ストイックというか、金や女に興味がない、お客の喜ぶ顔がみたいというような、ありきたりな感情を越えたなにかがあるような・・・

後半になって判明するが、ロイは過去に殺人の罪で服役したことがあり、その未亡人のアリスにお金を送っていた。つまり、ロイのあのストイックさはアリスへの罪滅ぼしだったわけだ。
でも、殺人理由は、殺されたアリスの夫がくそ野郎でアリスに暴力を振るっているのを、見て見ぬ振りが出来なかったためだった。

そして、ロイの目には、ダイアンの家族が何かおかしいとわかっていても、同じ轍を踏まないように、あまり強くは関わらないようにしていたようだった。本当は関わりあいたかったみたいだが。
しかし、ダイアンの息子のケビンが父親のグレンに殴られた、しかもその理由がショタコンの現場を見られたからというから、ついにロイの我慢の限界も突破してしまった。

そして、同じ轍を踏むことになったロイ。前回と違ったのは、やり過ぎず手加減してしまったことか・・・おかげでグレンの反撃を食らい、命を落とす。

という真相だった。

今回の捜査で一番の驚きは、ケビンの42年後の姿だな。ニックと同じ、いやそれ以上かも。
人間、変われるものだな。

それと、同じく家族の問題を抱えていたリリィは、今回の捜査で、自分の家族の問題を思い出したのか・・・再会した父親に母親が実は死んでいることを告白。
口には出さないけど、離れていった父親を責めたいと思っているんじゃないかな?
ラストの墓参りシーン、2人は何を話したのか、または話さなかったのか。

”一緒にいちゃいけない家族もある”
何も知らない人々は”家族なんだから一緒にいるべきだ”とか言うかもしれないけど、当事者にしかわからない辛さはあるんだろうな。
リリィが言うと、説得力あるな。

ヒューマン・ターゲット 2 #8

ヘクターが放ったミサイルはチャンスとイルザが乗るジェットに当たっちゃった。
どうなるんだ?
あれ? あんな小さいジェット機なんか木っ端微塵かと思いきや、エンジンの1つが壊れたくらいですんだみたい。しかし、コントロール不能。
チャンスとパイロットのおかげで何とか不時着に成功したものの、パイロットは死亡。彼の手助けも重要だったと思うが残念。クレジットにも"pilot"としか出てない名無しキャラだったけど。

そして、ヘクターはやっぱり追ってきたな。しつこいやつだが、仕留めたかどうか確認しないとプロとは言えないな。これからが本番だ。

一方、お先に帰ったウィンストンたちは、また面倒なことに巻き込まれるはめに。
チャンスの友達(?)のハリーが殺し屋12人を引き連れて(尾行されて)やってきたのだ。

しかも、なんか知らんけどホンコンでの件で揉め始めるウィンストンとゲレロ。
お互いに相手に助けられたと思っていて、そのことで上から目線で見られていると思い込んでいるようだ。まあ助けたのは、実はチャンスだったってオチはあるんだけど。

これからチャンスとイルザ組、ウィンストン、ゲレロ、エイムズ組+ハリー2つのグループの出来事がザッピングされながら進んでいく。
目まぐるしさが伝わってきていい感じ。

チャンスたちはその後、毒蜘蛛の棲む小屋での戦い、崖の上での死闘の末、チャンスとヘクターは崖から転落。思わず手が伸びたイルザが掴んだのはチャンス・・・じゃなくてヘクターの手だった。チャンスも辛うじて何かに掴まっているみたいだが大ピンチ。しかしチャンスの放ったナイフ一閃。ヘクターは手を離し本当に転落していった。

この脱出劇でチャンスとイルザの関係もちょっとは良くなったのかも。

途中の毒蜘蛛の小屋での会話で、イルザはテロの嵐が吹き荒れるベルファスト出身で、テロに巻き込まれたことがある(背中から肩にかけて数箇所の銃創が)ことも解り、ただの玉の輿じゃないこともちょっと見えてきたしな。


そしてウィンストンたちも何とか殺し屋どもに反撃開始。チャンス抜きでも俺たちはやれるぜ!ってところを見せたかったんだけど、最後の最後、おいしいところを持っていったのは、帰ったばかりのチャンスだった。


これで終了かと思ってたら、まだ続きがあった。
ヘクターがまだ生きてた。崖から落ちたときに、ちょっと低いんじゃ? とは思っていたが、しぶといやつだ。

しかもチャンスじゃなくてイルザを狙ってきた。しぶといだけじゃなくて汚いやつだ。
ヘクターは明らかにチャンスが来る前にイルザを殺す気だ。
救出に駆けつけるチャンスだったが一歩遅かった。

もみ合ってヘクターが落とした銃を拾ったイルザ。さらに襲いかかって来るヘクターとまた揉み合いになる。そしてチャンスが到着する瞬間、銃声が響く。

ヘクター立ち上がってチャンスを見るが、カメラが下にパンするとシャツが血に染まっている。
ありがちなパターンだが、ちょっと緊張したな。
そしてヘクター、しつこくて、じぶとくて、汚いやつだったが、最後はマヌケなやつだったな。

脱出劇のとき、チャンスはイルザに人殺しをさせるような状況は作りたくない、みたいな会話があったけど、それはあっさりと破られることになってしまったな。

終わったあと、イルザを抱きしめるチャンス。
ある意味今回の任務だったイルザの護衛。体は守りきったが、心までは守れなかった結果になったな。

ページビューがゼロになっちゃった。

気が付いたらゼロに。なんかリセットしたかな。
意味不明。

2012年10月14日日曜日

CSI NY 6 #20

建設現場のストライキ絡みのケンカ。
コンクリートハンマーっていうのかな、それまで持ち出してヒートアップ。
そして、馬乗りのなってハンマーを突き立てたとたん、血がどばっ!
あーやってしまった・・・と思ったら、脇のコンクリートに突き刺さってそこから血が噴出してる。

いつもと違って、殺人シーンからスタートと思ってしまったけど、いつも通りのスタート。
発見された遺体は元ボクサーで、アマチュアのチャンピオン。しかし試合で脳挫傷になって引退。現在はさびしくバーで働いていたようだ。
そして、どうやら生きたままコンクリートに埋められたようだ。

ホークスが使っていた地中レーダーみたいな機械、あんなに鮮明に映るものなのか。最新の技術はすごいな。

生きたままってのがなければ、元セコンドによる、ある意味で尊厳死を演出したんじゃないかと思ってた。バーで掃除したり、チンピラに絡まれる彼を見て、草試合でもいいからまた脚光を浴びさせてやりたいという。埋まっていたときのポーズがファイティングポーズっぽく見えたし。

しかし、そうじゃなかった。金のために復帰させたようだ。頭に一発くらえば命の保証はないということを知った上で。

草試合のプロモーター、CSIマイアミで殉職したスピードルのIDを使ってクビになった、ラボの職員のダン役のBrendan Fehrだ。同じCSIだけど、こういうのはありなんだな。

しかし、ダニーに何のお咎め無しってのは問題だと思うが、まったくなにもないな。

キャッスル 2 #20

テレビのトークショウに出演したキャッスル。
忘れそうだが、有名人なんだよな。
ショウの終わり際に、司会の人気コメディアンのボビー・マンから、小声で”殺される”と耳打ちされる。そして、彼は本当に殺されてしまう。心臓発作に見せかけてあったが、不審に思ったキャッスルの依頼でロニーが再検査した結果、服用していた薬と飲み合わせが悪い(心臓発作を誘発)発酵食品を摂取させられていたことが判明。巧妙な手口だ。

犯人は?
6人もいる元妻? 番組の後釜を狙うタレント? 首にしたいが契約に縛られているテレビ局の社長?
うーん。全員怪しかったが、全員シロだった。
驚いたことに、35年の付き合いの相棒ハンクが犯人だった。
動機は社長に番組改革しなければ首(8000万ドルの違約金は手に入るらしいが)を宣告されていたボビーは、泣く泣く相棒のハンクを切って新人を入れようとしていた。それで殺したらしい。
これもまた短絡的な思考だな。でも殺人は計画的だ。
もう2人とも年だし、引退して悠々暮らせばいいのに・・・
引き際がわからなかったんだろうな。

キャッスルと同じトークショウに出た女優が深い関係に。といっても彼女エリー・モンローの目的は映画化されるキャッスルの小説の主演女優(ニッキー・ヒート役)狙いなのは明らか。
で、まあいろいろあったけど、キャッスルはやっぱり彼女を主演に指名。
2人はちょっと、マジでいい感じに。
ベケットとは一向に進展しないので、こっちに行くのかキャッスル。
一方、ベケットはどうするんだろうか?

2012年10月13日土曜日

マッドメン 4 #6

ドン・ドレイパーとロジャー・スターリングの出会いがフラッシュバックで描かれていた、今回の話。
結構、強引に自分を売り込んでたな。
最後は酔ったロジャーの言ったかどうかも解らない”うちの会社にようこそ”という、どうとでも取れる言葉でスターリング・クーパーに入社したとは。ドンの捏造のような気もするが、結果オーライだな。

その恩をすっかり忘れてたみたいなドン。
入社希望のロジャーの妻の甥ダニーに対する面接もなんかテキトー。
たしかに才能に溢れてるって感じのやつじゃなかったし、ペギーもだめだこりゃみたいな印象だったけど。
昔の自分の苦労もすっかり忘れてるんだろうな。

CM大賞みたいなやつの受賞に浮かれて羽目を外し過ぎたドン。
祝勝の会で酔っ払いすぎて、お持ち帰りしたはずの女と朝目覚めたときベッドにいた女が違ってるとか、その女にディックと呼ばれるとか、トロフィーなくすとか・・・・
最悪なのは、ダニーが面接の時に披露した広告のアイディアを無意識にパクってしまったことか。
おかげて、ダニーを雇うことに。

これで我に返ったのか解らないが、ロジャーに感謝の態度(言葉にはしなかったようだけど)を示した。かわりに失くしたはずのトロフィーを返してくれたけど。

しかしペギーに対しては、相変わらずやさしい言葉の1つも掛けないドン。
ペギーの忠誠心はもうどん底だろうな。

今回、ピートのライバルだったケン・コスグローブが、ピートとひと悶着あったが復帰することになり、しょうがなくダニーも雇い、メンバーが増えた感があるけど、ペギーの動向が気になるな。


CSI マイアミ 8 #3(170)

録画失敗して見てなかったシーズン8の第3話、やっと再放送された。
ウォルター初登場の回だが、特にドラマチックな話もなく、いきなり助っ人で登場。なんか唐突だなー。
それとシーズン7のラストでのデルコの行動については、やっぱりよくわからないまま。記憶喪失とデルコ本人は言ってるが本当か?
一応カリーと共に内部調査の面接を受けて、お咎めなしとなったようだ。しかし、CSIに復帰じゃなくて州検事のところで働くことになったはずだが、なんでそうなったんだ?

内部調査の面接官は”あの”リックってのは、シーズン8を最後まで見た後では、冗談にしか思えないな。

事件の方は夫が妻の若い”恋人たち”を抹殺するという事件だったが、自分にも若い女がいるのに、そこは棚に上げて、プライドを傷つけられたとか言われても、まったく説得力ないな。

それから、手口が懲りすぎ、
ビーチの監視小屋にゴルフクラブ改造の避雷針を設置。
ビーチバレーのコートまでケーブルを引っ張り、砂の中に埋める。
砂に導電性の物質を撒く。
ビーチバレーの試合中に雷が落ちるのを祈る。
・・・あり得ない。しかも不確実。
それからいくらケーブルで遠くに引っ張ったといっても、雷鳴も聞こえない距離とは思えないが、ビーチで若者が倒れたとき、無音。

かなり詰めがあまい。というかテキトーさが滲み出てる。
シーズン8の最初の頃は、ぐだぐだな話が多かったけど、この回もそんな話の1つだな。
後半はそんなイメージはあまりないのに、一体なんだったんでしょう?

2012年10月12日金曜日

キャッスル 2 #19

Wrapped Up in Death
今回はミイラの呪いだ。
ミイラっていってもエジプトじゃなくてマヤのミイラ。
違いは・・・よくわからん。

博物館ではすっかりインディ・ジョーンズ気取りのキャッスルだったが、ミイラの棺を勝手に開けて顔を見てしまってからというもの、不運続き・・・まあ、最初のいくつかはベケットたち3人のイタズラだったわけだが、その後も続くので、わりとマジかも。

事件の方は考古学者メディナの不審な死、といっても明らかな殺人の痕跡が。
建物のカギを壊しておいて、そこで立ち止まらせて、上から石像を落とすという手口だったが、この石像にミイラの痕跡が・・・
ミイラが棺を抜け出して殺したんじゃない限り、誰か人間の犯行なのは確かだが・・・
怪しいのは同じ考古学者のスタンフォード、俳優のCurrie Grahamは悪役が多いからね。
それと館長はどうだろう? 女性の考古学者レイチェル(だったかな)は? 被害者はイケメンなので、色恋沙汰が殺人動機かも?

捜査していくと、メディナはミイラの棺に麻薬を隠して密輸している疑いが浮上。
また、ミイラそのものを売ろうとしていたという疑いも。どっちだ?
それで博物館のミイラの棺を開けてみると・・・からっぽ!

やっぱりミイラが犯人?
とはならないのは、まあ当たり前。
捜索の結果、博物館の地下に隠されているのを発見。

そしてメディナのミイラのバイヤーの証言と検視官のロニーの見解により、発見されたミイラの年代がおかしいことが判明・・・新しいらしい・・・ということは?
殺人の遺体が2体ってことか。
ミイラにされていたのは、メディナ、スタンフォード、レイチェルも参加した発掘調査でジャガーに襲われて死亡したと思われていた女性(遺体は見つからなかったらしい)のものだった。

やっぱりイケメン学者をめぐる女の争いの結末がこれか。
と思ったが違った。男の嫉妬の方だった。
つまり、スタンフォード→ミイラにされた女性→メディナなんだろうけど。
嫉妬で頭がおかしくなったのかスタンフォードは女性の方を殺して、なぜかミイラにしてアメリカに持ち帰っていた。側に置いておきたかったのか?
そして、ミイラを売ろうとしていたメディナにばれるのを恐れて、彼も殺してしまった。

なかなか複雑な事件だったな。
キャッスルの小説でもこんな展開はないな。
追い詰められたスタンフォードの悪あがき逃走劇は面白かった。
博物館は完全封鎖されていたんだろう、まったく追おうとしないベケットとキャッスルからあたふたと逃げようとするが、ミイラの主のマヤ王の絵の前で階段から転げ落ち、動けなくなり御用。

事件解決後、発掘品は無事にメキシコに返還されることになって、ミイラも安らかに眠れることだろう。ミイラも目を覚ましかねない大騒ぎだったからな。
それと引き換えに、捜査の途中で拘留していたメキシコ人の活動家から呪いを解く方法を教わって、一安心のキャッスルだった。

CSI ベガス 10 #1

最初のCSI、本当は後ろには何も付かないみたいだが、他と区別がつきにくいので”ベガス”と入れることにする。

シーズン10、しかもスピンオフが2つもあるシリーズ。まんねりにならないように、色々とやってくるだろうな。

オープニングからいきなり、襲撃されるラボの様子がストップモーションで映し出される。
時間を止めたみたいにかなりリアルな映像だ。
杖で反撃するロビンス先生がいた。なんか遺体袋みたいなものを襲撃者の1人が担いでるな。これが目的だな。銃撃もされてるぞ。メインキャラじゃないラボの職員が肩を撃たれてる。ウェンディを間一髪で助けるホッジンスもいた。大混乱だ。そして映像はラボの外へ。
逃走する襲撃者の車と銃撃戦になってるようだ。こっちはニックと、あれサラ?

という感じでスタートしたシーズン10。
さっきのサラの件も含めて、CSIメンバーにちょっと変更があるみたいだ。
まず、ライリーが居なくなってた。退職したとか・・・
退職エピソードもなく突然降板。人気なかったのかな? 確かにいまいち存在感がなかったかも。
そして、サラ復帰。夫のグリッソムをフランスのソルボンヌ大学に残したまま、単身赴任だ。
こっちは人気あったと思うので復帰希望が多かったのかも。
それとラングストン教授がレベル2に昇格。新人だったの忘れてた。

そして事件の方。話は48時間前にさかのぼる。
有名女優オリビア・ハミルトンが交通事故死。交差点で信号待ちしていたところを暴走車に突っ込まれたのだ。
死者は彼女と巻き添えになったのか浮浪者らしき男の2人。突っ込んだ車のドライバーはなんとか助かった。

彼女の恋人ダニーはカジノ王の息子らしい。しかもボディーガードの男トム・オニール、良く見る顔だな、悪役で。ターミネーター・サラ・コナーとかで。
最初の襲撃シーンはこいつらの犯行だろうな。彼女の遺体を盗むためか?

事故の方は信号が操作されていたことから計画的犯行、突っ込んだ車のドライバーがオリビアのストーカーだったことが解り、こいつの犯行だと思われたが、ラングストン教授は違う意見だ。

そして、ストーカー男とオニールが事故前に接触していることが判明。しかもストーカー男の首の負傷はシートベルトをしていなかったためと思われていたが、教授の調べで、ベルトの跡がくっきりと浮かび上がる。つまり誰か他のやつが運転して、こいつは助手席にシートベルトで固定されてたってこと。調べるとき、死の天使の話をしてストーカー男をびびらせる教授、面白い。
オニールの顔にエアバッグの跡がないこともやつの持ち物にエアバッグの粉付きのヘルメットを発見して納得。こいつがやったことは確実に。
しかし、逮捕できるような証拠じゃないみたいだ。

そして、最初の襲撃シーンになるってわけ。

しかし、驚いたことに強奪されたのはオリビアの遺体じゃなかった。
もう1人の被害者の浮浪者の遺体だった・・・意味がわからん。

ここでようやく、この浮浪者がただの巻き添えじゃないことに気づいたCSI。彼はオリビアの病気の父親だった。しかも一般には知られてない。でもなんで、こっちを強奪?
おそらくオニール関与の証拠が彼の遺体に隠されていたんだろう。

そして何故か遺体はあっさり見つかった。木材粉砕機を通った状態で。つまりバラバラのグチャグチャ。もはや原型を留めていないので、グロくもない。

しかし、この処理じゃCSIを相手には不十分だったみたいだな。
遺体の残骸からオニールがオリビアの父親を殺した証拠を発見し、オニールは逮捕。

でもオリビア殺害では起訴できない。ちょっと納得いかないが、しょうがないのか。

今回の事件の背景にはダニーの女遊びに困り果てたカジノ王が息子とオリビアを別れさせようという企みがあったみたいだな。今度の息子は本気だとも知らずに。
そして、依頼を受けたオニールはオリビアのスキャンダルネタを探していた。そして心の病気を患っている父親を発見。薬の売人かと思ったみたいだが、なんかもみ合って殺してしまったようだ。
オリビアを脅すネタを失ったオニールは、手っ取り早くオリビア抹殺を計画・・・
というのが全体像だ。
結局、親父に恋人を殺されたような形になったダニーが可哀想だな。

グリッソムが去り、主任になったキャサリン、苦労が耐えないようだ。
ライリーの退職面接の資料には、トップの指導力不足とか、チーム内のコミュニケーション不足とか色々書かれてるし。
そこへ、サラから貴重なアドバイスが。
”グリッソムとあなたの一番大きな違いは、グリッソムにはあなたがいたこと”
これはうれしい一言だな。
そして、キャサリンはこれを実行に移す。
ニックを主任補佐に任命。
喜ぶニックだったが、なんかキャサリンの雑用係りも兼務のような。というかこっちがメインかも。

さてメンバーもちょっと変更になったCSIベガス。
他のCSIよりも、奇妙事件が多いようなイメージがあるけど、それはそのまま継続してほしいな。

2012年10月11日木曜日

メンタリスト 3 #21

Like a Redheaded Stepchild
となっているので、ウェイン・リグスビーは継子なんだな。
それで、あの父親か・・・
学校での父親自慢の辛い思い出があるようなので、かなり幼い頃から、あの父親だったんだな。
この父親が反面教師になって刑事になったんだろうか?
母親はどうなったんだ? 前に話しはあったかな?

一応メインの事件はあって、面白くなくはないんだけど、ちょっとさっぱりしすぎだったな。
刑事志望の若い看守ウォルトンが刑務所の外、宝石店の前で殺されるんだけど、凶器が手作りのナイフと、まるで刑務所内での犯行の様。この殺された看守が囚人の1人、刑務所を仕切っているボスのマーカスを重警備の刑務所に移送しようと計画していたことから、囚人が怪しいことは明らか。

そこでジェーンとリズボンが刑務所へ調査に。
リズボンは早々に帰ったが、後は残ったジェーンの1人舞台に。ここでジェーンに自由行動を許したのは、リズボン、関わりたくないからか?

まず模範囚を2人リストアップ。
この時点で、犯人をこの2人に絞り込んでいたんだろうな。
理由は、刑務所の外にでるには洗濯物に紛れるのが1番。洗濯係の監督を任せられてるのは模範囚。そして、なぜ模範囚の中から2人を選んだかは、1人目は出来の良すぎる新しいタトゥー、でもう1人は手入れの行き届いた爪。タトゥーは刑務所内でも入れられることがわかったので、怪しいのは爪のきれいなニック、という推理らしい。
で、ジェーンは次に、このニックがチクリ屋だという噂を流して、ニックの命を危険に晒す。
そうすると、ニックは身を守るために、刑務所の外に脱出するしかなくなる。
そして、待ち構えていたCBIに御用。

あっさり吐いた自供によると、
殺害理由はマーカス移送とは無関係。出所後の資金稼ぎのために宝石店の前にいたんだが、それを見られて殺したと。
ニックいわく、
”誰かが目の前に立ちはだかって、全てを奪おうとしたときは、そいつを倒さないといけない。良い悪いじゃない、とにかく倒すんだ”
このセリフには感動したよ。
クリミナルマインドで引用してほしいくらいだ。

ちなみに、ウォルトンが移送しようとしていたマーカスはチクリ屋のニックを自ら殺そうとしたところを待ち構えていたチョウに御用。無事に重警備の刑務所に移送されることに。
ウォルトンの意思が達成されてよかった。


という様な話だったけど、それより、リグスビー親子の話がメインだったな。今回は。
捜査の一環で親父に話しを聞きに行ったリグスビー。
付近に住む出所者リストに親父の名前があがっていたためだ。
親父は明らかに刑事になった息子を嫌っている、憎んでいるといってもいいくらいの雰囲気だ。
ウェインの方は、そこまでの感情は、少なくとも表には現れていない。
出来ればまともになってほしいと思っているのかも。

そのせいなのか、地元の裏社会に詳しい親父に捜査協力を頼むウェイン。
そして、ひと悶着あったが、容疑者確保。
・・・のはずが、実は、闇タバコ製造のライバルを排除する目的で、こいつをウェインに売ったのだった。

やはりまともな親父じゃないな。2人は一触即発になるが、ここはウェインが引いて、なんとか収まった。

しかし、このままじゃいかんと思ったのか、ウェインは親父とこぶしで対決。
そして、強いと思っていた親父が、自分よりも、すでに弱くなっていると知ったウェイン。
なんとか和解してほしいもんだ。

そして、その後、結婚式を控えたヴァンペルトに思いを告げ、”幸せになってほしい”と。
さて、この恋の結末はどうなる?

コールドケース 6 #13


AXNの表記がシーズン通しての話数からシーズンごとの話数になったので、こっちも合わせる事にした。

今回は20年前に殺された人気テレビキャスター、ジェーンのコールドケース。
お飾りのキャスターでは飽き足らず、プラスティック会社によるアスベスト被害の実態を暴こうとして、その結果殺されてしまったようだが、犯人は意外だったな。
一見すると、彼女の一番の理解者に見えたのに、その実、やはり、スクープよりもスポンサー、ひいては自分の地位のほうが大事だったってことだろうな。

しかし、リリィたちのおかげで20年越しのスクープを物に出来たのは救いだったかな。

いつもながら、リリィが容疑者を最後に落とすシーンは引き込まれるものがあるな。
今回はこいつじゃないと思っていたので、最後のこの自供シーンは面白かった。

モテ男のスコッティの女性関係の話は、メインの事件より興味深いな。
前回、旦那がいることが発覚して、気まずい雰囲気になったフランキーのかわりにジェーンの資料を持ってきたテレビ局の娘にちょっかい出してた。彼女の方はジェーン捜査の情報が目的のようだけど。
でもそのデートの最中にフランキーと盛り上がっていっきにヨリが戻ったりと、忙しい男だな。
メインの事件が悲しい話ばかりなので、こう言う面白話は気がまぎれるな。こっちも。

2012年10月10日水曜日

キャッスル 2 #18

予想は大はずれ。
ベケットは自分の部屋にいた。
じゃあ、あの大爆発、どうやって生き延びたのか? それは、
キャッスルからの警告の電話を受けて、間髪いれずにバスタブにダイブしたのだ。
でも、部屋は粉みじん。
しかし、こんな状況でも、裸をキャッスルには見せたくないらしい。
可愛らしいような、可愛くないような・・・

事件はまたやり直し、細かい地道な調査からだ。

そしてショウのプロファイルから、容疑者を割り出して突入。
やつはいなかったが、部屋を調べた結果、今回の自分で起こした事件の小説を書いてあるのを発見。さらに、これが初めてではないようだ。そしてそれも小説にしてあるみたいだ。
つまり、やつはニッキー・ヒートのファンってわけじゃなくて、彼女をライバル視していたってのが本当のところのようだな。

近くのビルから監視していたやつを追ってベケットが走る。
しかし寸でのところで、電車のドアが閉まり逃げられる。
犯人スコットの勝ち誇った笑みがムカツク。

スコットはこのまま逃げるかと思いきや、攻撃にでてくる。
ショウを誘拐したのだ。
ときどき、携帯で子供と話すシーンとかあったので、これは危険な目に会うな、と予想していたが、誘拐とは。

FBIはハイテクを駆使してショウの監禁現場を探り出す。
SWATが突入するたの準備をするが、キャッスルは何かしっくりこない。簡単すぎる・・・
あれだけのハイテクを駆使して簡単はないと思うが、単純すぎるというなら解る。

キャッスルの予想通りだった。これは罠でショウとスコットの代わりにそこには爆弾が。
本当はどこにいるのか?
自分の小説ならやつはどこにいるのか?
ベケットはキャッスルに考えさせる。
そしてキャッスルの答えは向かいのビル。この結末を見届けているはず。

大当たり。
ショウを置いて逃走するスコット、追うベケット。
そして格闘の末、ベケットは倒され銃を向けられ大ピンチ。
”小説の結末では、誰かが必ず死ぬ”とか言って。
このピンチを救ったのはキャッスルの銃から放たれた一発の銃弾。
見事にスコットの手から銃を弾き飛ばした・・・ありえないから。
頭を狙ったんだけどとか言ってる・・・やっぱりね。

やっとこれで一件落着。
なかなか面白いエピソードだったな。

部屋の爆発で吹っ飛んだと思われていたベケットの祖父の時計、修理して彼女にプレゼントするキャッスル。
これで、進展しない2人の仲はいったいなんなでしょう?

クリミナルマインド 4 #15

コピーキャット
Zoe's Reprise(ゾーイの再開?)
reprise : a further performance of something
とあるのでゾーイの意思を継いでBAUが調査を引き継ぐ、くらいの意味かな。

私は生徒に教えることはしない。
学べる環境を与えるだけだ。
アルバート・アインシュタイン

ロッシのサイン会で出会った、1人のロッシファン、ゾーイ。
彼女が言うには、”ここクリーブランドにはシリアルキラーがいる”と。
いろいろと詳しく調査しているようだが、シリアルキラーという確証はないので、
”確証が得られるまで諦めず続けなさい”みたいなアドバイスをするロッシ。
シリアルキラーの条件となる被害者、手口、凶器の関連性が見えていなかったためだ。

ここで嫌な予感はしたが、案の定、彼女が次の被害者に。
責任る感じるロッシ。
引用にもあるように、彼女に直接答えを与えるのではなく、何が足りないのか指摘して指導しようとしたのが仇になってしまった形だ。
被害者の葬式代を出そうとしてゾーイの母親に反感をもたれたり。

かなり感傷的なのは年のせいだろうか。

しかし、相変わらずシリアルキラーとは断定できない。
それもそのはず、今回の犯人は、コピーキャット、過去の色々なシリアルキラーの犯行を模倣していたのだ。シリアルキラー初心者ってことらしい。まだ自分のスタイルが確立していないと。

しかし、彼なりのこだわりの部分があるのではと予想したBAUは現地の有名事件記者に依頼して、それっぽいことを書いてもらう。そして、その痕跡を消した痕跡から犯人のこだわりを特定。その結果、ゾーイの遺体からDNA採取することができた。
このときには、すでに家族の下にあったゾーイの遺体、ロッシには、辛そうな母親に更なる仕打ちになることは解っていたが、犯人を見つけるためだ。

そして、これが決めてになり容疑者特定、森の中で女性の首を絞めているところを現行犯逮捕・・・のはずだったが。女性が言うには彼は恋人だとか。最初の本のサイン会で、”自分の夫や恋人が殺人犯で気づかないなんておかしい”みたいな会話がロッシとファンの間で交わされてたけど、ここに繋がってたんだな。

ここで、”被害者は全部見つかっていない”というようなことを仄めかす犯人。
弁護士の入れ知恵で司法取引を持ちかけようとするが、BAUはそうはさせたくない。
残りの被害者の遺体を発見しなくては。

手がかりはこいつの部屋に飾ってあった写真と彼女の証言、殺人現場でないとナニが出来ない体になってしまっていたのだ。彼女にとっては彼氏が殺人者ってだけでもきついのに、こんな話までしなくちゃならなかったとは、ひどいな。彼女も被害者だな。

で彼女から得た情報を元に犯人に現場の名称を読み上げるロッシ。
これで、頭を抱えて観念する犯人。

これで終了なんだけど、この犯人は刑務所に会いに来てくれとロッシに頼む。そう言えば、こいつもロッシのファンだった。
お互いに求める答えは1つ、”なぜ?” だ。
たぶん、ロッシはこの誘惑には耐えられず会いに行くだろうな。

最後にゾーイの墓参りシーンで、彼女の母親の、”犯人が捕まっても気は晴れない、ゾーイは死んで、そいつは生きてる。でもゾーイは(犯人が捕まって)喜んでる”という言葉に、一瞬口ごもりながらも同意する。
”そう願ってます”と。


若い者は学び、年を取ったものは理解する。
マリー・フォン・エブネル-エッシェンバッハ(Marie von Ebner-Eschenbach)
オーストリアの作家らしい。
しかし、今のグーグル検索は優秀だな。
"essenbach"で検索してもヒットした。

2012年10月9日火曜日

ヒューマン・ターゲット 2 #7

今回はシーズン1でも登場したマリアが依頼人。
前回の話は南米の某国のゲリラが支配する地域に潜入して、何かやって(良く覚えてないな)脱出するという内容だったかな。最後の飛行場までの車での脱出行は、なかなか面白かった記憶が。
マリアはチャンスの元恋人だったかな。お互いに、まだ気持ちはあるみたいだったな。

で、そのマリアが持ち込んできたのが、また南米某国からの人質救出。
チャンスはすぐにもOKしたそうだが、ウィンストン、ゲレロは揃って反対。マリア絡みだとトラブルに事欠かないことを知っているのだ。
結局やることになるんだけどね。

人質が監禁されているという屋敷で開かれるパーティーへチャンス・チームとマリアが潜入するが、逆に人質を誘拐するはめに。誘拐してきたのはゲリラのトップの兄のフリオ・エスカランテ?だったかな。

マリアに騙されていたのだ。
本当の人質の居場所はわからず、そのために交換できる人質を誘拐するためにチャンスに話を持ってきたのだ。しかも囚われているのはマリアの夫だとか・・・
再会したとき、いい感じだったのに、これは・・・
チャンスはちょっと動揺。エイムズにもばればれの熱い視線を彼女に送っていたのに。

そして、フリオの処遇を巡ってチャンスとイルザが対立。
チャンスはマリアの計画通りに人質交換に使おうとするが、イルザは国務省のつてを使って解決しようとする。
そうこうするうちに、現地に留まって敵と交渉にあたっていたゲレロとエイムズが捕まってしまったこともあり、チャンス、ウィンストン、マリアの3人はイルザのプライベイト・ジェットを勝手に拝借、南米某国へ。

敵の交渉相手はエスカランテの用心棒のロペス兄弟。
ゲレロを捕らえたのもこいつらだ。危険なやつらだ。手強いぞ。

作戦は”カーター叔父さん”。
作戦の暗号名はいつもの親戚の名前。ゲレロには伝わってるけどエイムズには???
”カーター叔父さん”作戦はロケット砲をぶっ放す作戦みたい。
ウィンストンのリクエストだ。
しかし、いざって時に、マニュアルを見ないとわからないとか・・・飛行機の中で勉強しておけよ。
結局、英語マニュアルがなくて暴発。現場は大混乱に。

これに乗じて人質救出して脱出を図るチャンスたち。
見所は、マリアを助けるために飛び乗ったヘリ内での、チャンスとロペス弟との格闘戦。
そして最後は予想通り、落下しそうになったチャンスが逆にロペス弟を外に引き落として決着。
無常にも地上に叩きつけられる姿を見せられるロペス兄。
これは復讐戦あるよー。

作戦は無事に終了し、チャンスとマリアの別れのシーン。
マリアの夫は空気を読んで席を外すとか、自分はマリアにとって2番目だと意識があるのか?
うーん、なんだかなー。

現地に自ら迎えに来たイルザ。
ただ単に迎えに来ただけじゃないみたい。説教が目的だ。
みんな逃げたが、チャンスは逃げるわけにはいかないな。観念してイルザと2人でプライベイト・ジェットで帰ることに。

離陸していくジェットに対空ミサイルの照準を合わせるロペス兄の姿が・・・
そしてTo Be Continueのテロップが。続くかよ。

ちょっと間をおいてのロペス兄の復讐戦があると思っていたけど、思ったより早かった。
さて、いったいどうなるのか?

PERSON of INTEREST #7

Witness:目撃者
今回のPERSON of INTERESTはロシアン・マフィアが仕切る荒れた地域で教師を務めるチャーリー・バートン。
ある殺人事件の目撃者として、ロシアン・マフィアに命に狙われることになってしまったようだ。
そして、リースとフィンチがチャーリーを守るだけじゃなくて、カーターとファスコのチームもこの事件を担当することに。しかし、フィンチの調べでは警察内部に敵の息のかかった人物がいる模様。

カーターの同僚に新顔がいるな。吹き替えの声がCSI:NYのフラックなので、イメージが被るな。

チャーリーを殺しに来たロシアン・マフィアは5人、しかもサブマシンガンとか持ってるし。一方のこっちはリースとチャーリーだけだ。武器は?銃1丁かな。
それでもなんとかチャーリーのアパートを脱出するが、その際に携帯が破損、フィンチと連絡が取れない状況に。そして、2人はブルガリア人が支配する団地に逃げ込む。

ロシア人とかブルガリア人とか、今のアメリカはすごいな。ザ・シールドでもアルメニア人ギャングとか出てきてたけど、これが今のアメリカの姿なんだろうな。

肩を撃たれて負傷したチャーリーを治療するためにブルガリア人からドラッグを強奪したことから、敵対していたはずのロシア人とブルガリア人が協調して2人を追うことに。仕方ないとは言え敵が増えちゃったよ。
しかし、ここに住んでいるチャーリーの教え子の助けで、ここもなんとか脱出に成功。
バートン先生は子供に慕われてるな。

一方でカーターたちの捜査により、今回の事件の詳細がだんだんとわかってきた。
殺されたのはロシアン・マフィアの縄張りを奪おうとしている悪党グループの幹部。このグループのボスは、イライアスという謎の人物。この2つのグループの抗争事件だ。

フィンチの調査でわかった警察内部のスパイは、このイライアスの手下のようだが、こいつもなんか怪しい動きだ。

そして脱出の船の中。
チャーリーの正体が明らかになる。
・・・え?
彼はただの目撃者じゃなかった。ロシア人どもが執拗にチャーリーを狙う訳は、
彼こそがイライアスだったからだ。
チャーリーを信用して銃を渡していたのに。”ジョン”とファーストネームまで教えたのに。
こんな展開あり?
教師になったのは敵を知るためだとか・・・いい先生に見えたのに。
呆然とするリース。リースも全然疑ってなかったみたいだ。

チャーリーを絶対に守りぬくというリースの行動に心を動かされたのか、イライアスはリースを殺さない。スカウトはしたかったようだが。

イライアスはリースのおかげで無事に脱出。手下がロシア人のボスも始末。
ということで、この地域のボスになったイライアス。
このイライアス、今後も絡んでくるかも。
出来れば味方になってほしいけどな。

今回の事件でフィンチの機械の欠陥ともいうべきものが、ちょっと見えてきたな。
それは機械がはじき出した人物が善人なのか悪人なのかまでは解らないということだ。
1話では、殺そうとしてる側の人間を機械が出してきたというパターンだったけど、今回はまたちょっと違う、ちゃんと命を狙われているんだけど、その人物は善人とは言えなかったというパターンだった。イライアスの場合は、父親の復讐という面もあり、リースや教え子の少年との会話からすると、完全に悪とも言い切れないような感じはするが。

多くの善良な人々を救うためには、この欠陥は仕方のないことかもしれないな。

2012年10月8日月曜日

キャッスル 2 #17

ニッキー・ヒートのストーカーがベケットを狙う。
犯行を知らせる電話。凶器の銃弾にニッキーへのメッセージ。
(N I K K I :ニッキー、 K I N K I(Y):変態・・・たしかに。)
極めつけは、ネットで募集して購入した他人の小指を使った捜査かく乱とか、異常すぎる。
売った方も高値で売れてラッキーって感じの異常っぷり。

そして被害者の線から犯人を突き止めて、いざ突入ってときに犯人は自殺してしまう。
あっけない幕切れ。うーん。なんかしっくりこないな。

なにか違和感を感じているのか、自宅に帰っても、事件の資料を見直すキャッスル。そして利き腕の違いに気づく。やっぱり犯人は別にいるのか?
さらに、犯人はニッキー(ベケット)を殺そうとしていることがわかりベケットに電話するが通じない。シャワー中だ。なかなかのサービスカット。
ベケットのもとに駆けつけるキャッスルだったが、キャッスルの目の前でベケットのアパートは大音響と共に炎に包まれる。

後編に続く。
が、たぶんニッキー、じゃなくてベケットは自宅のアパートにはいなかったんだろうけど、じゃあどこでシャワー浴びてたんだろう? そっちが気になるな。

今回はFBIが出張ってきて、ベケットたちはFBIの捜査に協力するという形だった。
ショウという女性捜査官が担当だ。最初はキャッスルのことをベケットの恋人(違うけど)くらいにしか見てなかったけど、意外と使えるキャッスルに感心してるみたいだった。キャッスルの方もFBIの最新設備にはしゃぎまくり。
しかし、FBIが乗り込んできた理由は良くわからなかったな。最初は連続殺人とはわからなかったわけだし、州を跨いだ犯罪ってわけでもないしな。来るのがやけに早いような気もし泣けど、考えすぎかな。

2012年10月7日日曜日

CSI NY 6 #19


AXNの表記がシーズン通しての話数からシーズンごとの話数になったので、こっちも合わせる事にした。

今回の主役はホークス。
見ず知らずの死刑囚レジー・ティフォード(LOSTのマイケル役のHarold Perrineau)に死刑執行立会いを頼まれて、ペンシルバニアの刑務所まで出向いたホークス。そこでホークスの姉を殺したのは自分だとレジーに告白される。最後に謝罪したかったようだ。
そして死刑執行直前、執行室にいた執行人の1人が苦しみ始め、そのまま死亡。
という、なんだか良く分からないエピソードの出だし。
死刑執行を延期するためにレジーが仕組んだのか?

しかもこれだけでは終わらない。
看守の1人が不審な動き。同僚を脅して監房の1つを開けようとするも失敗、もみ合いになり銃が暴発。その銃弾がドアの制御装置を破壊してしまって全監房のドアが開き、囚人たちの暴動が始まってしまう。

そしてこの最悪の状況の中、ホークスの死刑執行人殺人捜査と刑務所からの脱出劇が開始される。
脱出だけじゃなくて事件捜査までしようとするなんて、無謀すぎるだろう。幸い携帯は無事だったので、マックたちとの連絡は可能だったけど。
しかし、不審な看守と”あの”ショーン・ケイシーが一緒にいるところを目撃したら、放ってはおけないな。この騒動の黒幕はきっとこいつだ。レジーは無関係かも。

レジーは贖罪のためホークスを助けてくれるようだ。ボコボコにされそうなホークスに加勢したり(ホークスもかなり強かったが、いかんせん多勢に無勢)、カモフラージュ用に囚人服を調達してくれたりと、本気のようだ。
最初のうちは姉を殺したやつなんて信用できないと思っていたホークスも、だんだんとレジーの本気さが伝わったのか、一緒に行動することに。そして、さらにはこの危機を潜り抜けていくうちに、ある種の信頼関係みたいなものも感じられるようになっていった。

特に、ケーシーに閉じ込められた監房からの脱出。ここでは、もすでに完全に2人は”仲間”だった。このシーンがあるのでレジーの最後がさらに悲しくなる。

そして、CSIに化けた(ダニーのバッジだよ!)ケーシーが刑務所から脱出しようとしてレジーと格闘になっているところを、突入しようとしていたSWATが発見。
そして、予想通り、レジーの方に発砲してしまう。まさかここまで来て。横たわるレジーを見て呆然とするホークス。
死ぬ覚悟は出来ていると言ってはいたが・・・死刑囚で悪党だったんだろうが、なんか悲しいね。
ホークスとの会話や行動からすると、心の底から反省していたようだし・・・

さらに悪いことにはケーシーはそのまま姿をくらましてしまった。
結局、ケーシーの策略は成功してしまったことになったな。
今後CSIに対して復讐してくるだろうな。やっかいなのが戻ってきたもんだ。

ホークスと姉は疎遠だったようだが、今回レジーの告白により、ホークスが思っていたような人物じゃなかったことも判明して、誤解が解けてよかった。姉の墓に参るホークスもちょっと顔が晴れやかに。

さて、ダニーのバッジの盗難の真相は判明したけど、今回マックのコメントは一切なかったな。
このままってことは無いだろう。知っていたリンジーとフラック、そしてダニーはどうなってしまうのか?

2012年10月6日土曜日

キャッスル 2 #16

今回の事件はSMクラブが舞台。
明らかに倒錯した愛の末の犯行。
たしかにそうだったけど、そのために逆に犯人がわかりづらい事件だった。

まさかルームメイトの女が犯人だったとは。
まったくのノーマークだった。

キャッスルが初見で、窒息死させるのは激情型だが、死体の捨て方がキャラメルに漬けたあとジャングルジムに吊るすという計画性もあり、矛盾してると指摘してたのは、さすがだったな。自画自賛的だったけど。

SMクラブでの捜査は、いろいろと面白かったが、特に女王アイリーナの吸い込まれそうな瞳と、それに視線釘付けになるキャッスル。まさに蛇に睨まれたカエル状態。
この後、彼女の所に通ってたりしないよな?

さてライアンの謎の彼女はちゃんと実在した。しかも、なかなかの美人。
そして、ベケットも彼氏がいるような発言?
マジ?ジョーク?どっちだ?

マッドメン 4 #5

AXNの表記がシーズン通しての話数からシーズンごとの話数になったので、こっちも合わせる事にした。

SCDP(でいいのかな?)はホンダのCM獲得に一歩前進することになるんだが、その過程がなかなか面白かった。まず顔合わせのとき、スターリングが戦争のことを持ち出して、その場をぶち壊した。もうだめだ。実際こちらから渡したプレゼントのお返しが来ない、代わりにライバルのCGCからの嫌味なプレゼントが届く。

ここからドンの奇策が始まる。ルース・ベネディクトの”菊と刀”からヒントを得たようだ。
”嘲りを受け拒絶されると恥ずかしく思うものだが、それは人の目があっての事。”
ドンがメモったのは上の言葉。
これはおそらく”恥の文化”を表した一節だと思うけど、これからどうやってあの作戦を考えたのか、よくわからん。
ドンがやったのは、禁止されているCM作成をやっているように見せかけて、ライバルにCM作成をさせて、ルールを破らせることだった。
結局、ライバルのCGCは脱落するんだが、敵がルールを破ったこともあるだろうが、決め手はドンがプレゼン費用として貰っていた3000ドルを叩き返したことだと思うな。
ここで、”あっぱれなやつ”と思われたんじゃないかな。

一方でドンの家族の方には問題がいろいろとありそうだ。
なんでベティはサリーにあんなにきついんだろうか? お父さんっ子だからか?新しい夫のヘンリーもベティの怒りの矛先がサリーじゃなくてドンに向くように誘導したりと、いろいろと苦労してるな。

カウンセリングの先生も問題はサリーじゃなくてベティだとわかってるような感じだったな。
ドンは自分が引き取る気は無いんだろうか。それがいいように思えるが。

2012年10月5日金曜日

FIM Motocross Rd.10 Latvia MX1 Race1

スタート後、1周目でデザール(以後カタカナはこれで)が早くも転倒。ストライボスと同じラッツに入ろうとして競り負けた感じだ。
トップはカイローリで早くも逃げの体勢。再スタートしたデザールは10位、C・ポーセルはスタート失敗して13位。
激しい追い上げを見せていたデザールだが、2周目にまた転倒。再び再スタートしたものの順位は13位に。

一旦やんでいた雨がまた降ってきたみたいだ。観客は傘を広げて、カメラのレンズには水滴が見える。その後も雨が降ったりやんだりの変な天気。

カイローリ1位、ゴンカルベス2位。3位のポーリンにド・ダイケルが迫る。しかしバランスを崩し、あわやコースオフ。危なかった。これで差がちょっと広がった。それどころか後ろからはストライボスが来てる。
しかし、ド・ダイケルは怯まず仕切りなおして再びポーリンを捕らえ、今度は抜き去り3位浮上。

中盤に入り、カイローリは完全に独走状態。
2位ゴンカルベスと3位ド・ダイケルは3~4秒くらいか。ちょっと接近してきた。
そしてわりとあっさりと2位3位が入れ替わる。これでKTMのワン・ツーだ。ただしド・ダイケルは450だったかな。カイローリのマシンは350だ。

終盤に入って興味はデザールがどこまで追い上げてくるか?という点に絞られた。
かなりのハイペースで追い上げて8位までは来たが、ラスト2周というところに来て、なんかミスが目立つ。シンプソンの直ぐ背後まで迫ってはミスで後退を繰り返す。
一度シンプソンがミスしてチャンスだった時も同じ箇所で同じミスのお付き合い・・・あせってるな。

最終ラップ。
カイローリは華麗にウィップをきめたりと余裕のチェッカー。
2位ド・ダイケル、3位ゴンカルベスとフィニッシュ。
そしてデザールは最終ラップにやっとシンプソンを抜いて7位でフィニッシュ。
C・ポーセルはまったく目立たない9位だった。

学問のすすめ 福沢諭吉著 現代語訳:奥野宣之


”いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ”の記念すべき1巻目。
いわゆる超訳ではなく現代語訳版ということらしい。
シリーズのタイトル通りで、名前は知ってるが内容までは知らなかったので読んでみた。

いろいろと感想はあるんだが、140年前の著作だというのに、現代日本にこうも当てはまるものなのか?と驚愕。オカルト信者なら、預言者扱いしかねないと思った。

大げさに聞こえるかも知れないが、全員が読むべき。
日本人だけじゃなくて、世界中の人が。
文字が読めない人には、読んで聞かせるべき。
そんな本だと思った。

キャッスル 2 #15

今回の事件はキューバ移民のMBLの選手ベガがバットで殴り殺されるというもの。
しかし、今回は関係者みんな怪しく見えるな。美人妻、同僚の選手、エージェント、キューバ・コミュニティ新聞の編集者、高利貸し・・・まだいたかな? そうそう謎のキューバ女ララも。

しかしキャッスルの父親が誰かわからないという話が出たので、今回は”親子”が事件のキーワードだな、と想像。

そうするとララがベガの娘なんだろうけど、殺人の動機や犯人は、全然解らない。
結局、犯人はエージェント。動機はベガ亡命にまつわる悪事。ベガに婚約者がいたのでその女性も後でアメリカに連れてくると約束しておきながら、裏で手を回して彼女を投獄、そして獄中死させていたということ。これがベガにばれてしまったためだった。
すべて金のためにこれだけの酷い事ができるなんて、こいつが死ぬべきだな。

頭部を殴られる前に股間を強打されていたことから奥さんが怪しかったが、全然違いました。
しかも、身寄りの無いララと一緒に暮らすことにしたようだ。血のつながりは無いが、新しい親子の誕生になることを期待。

伝説の選手と握手したことを父親に電話しようとするベケット。父親とは仲がいい様でなにより。キャスルはうらやましかったのかも。でもベケットには母親がいないしな。

キャッスルの父親の件は、また何かあるんじゃないかな?
アレクシスが誰だかわからない祖父の代わりにリックとキャッチボールを提案。
優しい子だね。
でも室内でやるの?
あー、やっぱりやっちゃたな。マーサに怒られそう。

メンタリスト 3 #20

redacted(辞書によると”編集済みの”とあるが意味不明)

ラローシュの自宅に泥棒が侵入。
探し物が見つからない様子で、ばたばたしている間に、ラローシュに見つかり逮捕される。
覆面して顔は見えないが、まさかジェーン?
・・・じゃなかった。ちゃんとCBIの捜査現場にジェーンのシトロエンがやってくるのが見えた。
ちょっとジェーンの流儀じゃないよな。
ところが、この泥棒のカルペッパー、彼はただの仕事請負人。そして仕事の依頼人は・・・
そう、ジェーンでした。
ここまでやるとは・・・目的はいったい何?
”無罪放免にしないと、あんたの依頼だとばらす”とカルペッパーに脅されるジェーン。
まあ、ジェーンのことだから、リズボンたちの事件を解決する片手間にさくっと、こっちも解決だろうと思ってたが、かなりの苦戦。
まず、拘留室の見張りに催眠術・・・失敗。
その後、見張りの差し入れの炭酸飲料に細工(激しくシェイク!)し、ドアの前から排除して、脱走をお膳立てするも、カルペッパーは、これを拒否。
まあ、脱走はないよな。ジェーンも何を考えてるんだか。
でも、それほどヤバイ状況ってことだ。

その間、事件捜査の方は気もそぞろ。おもいっきり挙動不審。リズボンも何かあるとわかってる様だが、あえて関わらないようにしてるのか、とりあえず放置。

一方、事件の方は、ジェーンの奮闘の影に隠れがちだったが、結構面白かった。
恋人には海外協力隊だと嘘を付いていた傭兵が被害者。
その彼が持っていたと思われる200万ドルを巡って、いろいろと怪しい男(傭兵)や女(スパイ?)が騙しあいを演じる、といった感じ。
ジェーンの忙しい合間を縫った的確なアドバイスがなかなか面白い。女スパイは現場が良く見える所で見張ってるはずだからと、空港での迎えみたいに、ボードに”こっちに来て手伝え”みたいなメーッセージを出すとか、いろいろ。

そして最後には、200万ドル(ペルシャ絨毯になってた)は無事に正当な持ち主の下に返されることになって、めでたし。
でも正当な持ち主ってのは被害者の恋人じゃなかった。
彼女は・・・意外だったが犯人だった。
動物を救うために、この金が必要とか言っていたけど、結局のところ、恋人に嘘を付かれてたことへの怒りが殺害理由じゃなかろうか。
決め手になった自供を引き出したのは、またジェーンの小芝居。
しかし、やっぱりジェーンがいないと解決は難しいのか。CBIがんばれ。

そして問題のカルペッパーの件。
万策尽きたジェーン。絶体絶命。
この危機を救ったのはリズボン。
こぶし一発だった。
面白いというか笑える。

詳しくはわからないが、被疑者が暴行を受けたということで起訴出来なくなったらしい。
頬を腫らして釈放されるカルペッパーとジェーンの目配せが面白い。
しかしリズボンは停職処分と怒りを抑えるカウンセリングを受ける羽目に。
この貸しは大きいな。

ところでジェーンがここまでして手に入れたかったものとは一体何?
それは、ハイタワーが濡れ衣を着せられたCBI内でのトッド殺害事件、この最終容疑者リストだった。ラローシュはハイタワーも含めて5人に絞っていたはずだ。それがわかれば、レッド・ジョンの手下が4人+ラローシュ本人に絞られる。(本当にハイタワーを容疑者リストから外していいのかどうか・・・。ここはジェーンの勘を信じよう)
確かに、このリストはどうしても手に入れたいな。

さて、このリスト、これで諦めるわけにはいかないだろうな。
どうやって手に入れるジェーン?

2012年10月4日木曜日

キャッスル 2 #14

今回の犯人はすぐわかった。
理屈じゃなく、被害者の妹の夫って、当たり前すぎて、ちょっと拍子抜け。
ただ犯行理由までは全くわからなかったけど。

ペットショップの親父は怪しかったけど、隣が銀行だったので、そっちに注意が行ってしまってスルーしてしまった。ここはなかなか上手いと思った。

キャッスルとベケットも、このことに気づくのは遅かったな。お互い別の相手とデートで、たまたま(?)同じレストランで食事中も事件のことで頭がいっぱいの2人、それぞれのお相手には気の毒だが、ここで2人、同じ結論に達したのだ。ペットショップの親父が怪しいと。
取り残されたデートの相手同士が上手くいきそうなのは、面白かった。

この親父が蛇の腹にダイヤを隠して密輸していたことを知った犯人が、嫁の弟を巻き込んだ挙句の仲間割れ、というのが今回の事件の真相だった。

色々と複雑な事件だったけど、いまいち盛り上がりに欠けたかな。


新聞社の企画で結婚したい男性の9位に選ばれたキャッスル、ベケットとは”ロマンティックな関係”と書かれてあせってた。この新聞を華麗にスルーしているベケット、もう知ってるけど知らないふりかと思ったが、違った。知った途端マジで怒ってた。こわ。
でも、傍から見ると、まあ、そう見えるよな。
それにしても今回は、事件よりも、これに端を発した騒動がメインテーマだったな。

FIM Motocross Rd.10 Latvia MX2 Race1

ラトビア。あまり良く知らない国だが、バルト三国の1つだ。
土質はサンドっぽい。
空は晴れているが、雨のあとみたいで、路面はソフト。

MX2 Race1
ホールショットはKTMのホセ・ブートロン。
続いて、ヴァン・ホービーク、セウル。
ハーリングは13位と出遅れた。

最初から激しい争いのトップ争いだが、セウルのマシンから白煙が出始めた。暫くは走行を続けていたが、パワーダウンが激しいのか、とうとうマシンを止めてしまった。これは痛いな。

激しすぎるトップ争いは接触、ホービーク転倒で決着がついた。
ホービークはブートロンを舐めてかかってたな。

しかし、続いてすぐに、同じくKTMのニコルスがブートロンに迫る。
ルーロンツも追いついてきてトップ争いはこの3人に。
そしてハーリングは早くも4位浮上。トップとは7秒差くらいか。
まだまだ序盤戦だ。

前回から復帰のオズボーンは転倒で順位を下げる。

セウルがリタイアしたため4位でもOKなくらいのハーリングだが、トップグループより2秒も速いラップタイムで追い上げ中。

そしてレース中盤、残り18分ほどのところで、動きが。
アウト側から仕掛けたニコルスだったがブートロンはこれを察知してかコーナー途中からアウトよりのラインに。しかしこれが裏目に。この隙を突いてルーロンツが2人を一気に抜いてトップに浮上。あげくに、無理なライン変更が祟ったのかブートロンは立ち上がりでスピードが乗らず、結局ニコルスにパスされてしまう。
そしてトップ集団の直後まで迫っていたハーリングもこの隙にブートロンを抜き去り3位に。

雨がまた降り始めたようだが空は雲は多いが明るい。

前方が開けたルーロンツは、自己ベストを更新しながら後続を引き離し始めるが、ハーリングはまだニコルスに引っかかっている。さくっと抜いていくかと思ってたが、これは予想外だ。

残り10分を切ってきた。
ルーロンツのリードは10秒以上に。一方、2位争いはまだ決着は付いてない。

残り7分。
がんばっていたニコルスだが、ここへきて痛恨のミス。ラインを外れ、柔らかい土にはまりそうになってスピードダウンしてしまった。これでハーリングが楽々前へ。ニコルスはプレッシャーの負けたか。

最終ラップ。
ルーロンツは十分なリードを保ったまま、トップでチェッカー。
2位にはハーリング。
ニコルスは最終ラップ直前にヴァン・ホービークにも抜かれて4位に落ちてしまった。
ホービークは序盤に転倒していたけど、よくここまで追い上げたな。

ルーロンツはキャリア2勝目。もっと勝ってるイメージだったが、今年初優勝したんだったな。

長いのでレースごとに投稿を分けよう。

クリミナルマインド 4 #14

cold comfort
愛しき骸(むくろ)の傍らに、夜ごとこの身を横たえり。
わが命、わが花嫁のの眠る海辺の霊園に。
美しき人の墓穴に。
エドガー・アラン・ポー(アナベル・リー:エドガー・アラン・ポー最後の詩)
和訳がなんかよくわからないので、原文も載せておく。
前略
中略 
And so, all the night-tide, I lie down by the side
Of my darling - my darling, - my life and my bride,
In the sepulchre there by the sea,
In her tomb by the side of the sea
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC
アナベル・リー=アビー
ということだな。
犯人のロデリック、実の母親よりもなついていた子守のアビーの突然の死、ショックでトラウマなのは解るが、人の心とはこんなにも壊れやすいのか。

しかし、今回は事件そのものよりも、サイキックに対する各人の態度の違いが面白かった。
JJは何故か彼の捜査協力を後押しするような態度。FBI捜査官とは思えない。母親になったせいで、娘を誘拐された母親に感情移入しすぎてるみたい。

一方、ロッシはサイキックに敵意むき出し、目の仇にしてる。被害者家族に対して希望を持たせるようなサイキックの発言にも否定的だ。これで家族の気持ちが和らぐならいいような気もするが、ロッシはそうは思ってないようだ。
サイキックに否定的なのはわかるが、なんか感情的だ。その理由は、
サイキックの言葉は信じたために、間違った場所を捜索し、被害者を死なせてしまったことが過去にあるからだった。
そういうことなら、納得だ。

ホッチは、なんというか、ムカツクやつらだが、邪魔にならなければ放置、みたい感じだったな。
信じる者に対して証拠は不必要である。
信じない者に対して証明は不可能である。
スチュワート・チェイス
家族は被害者が生きていることを信じる。捜査官はサイキックを信じない。
話してる対象自体が違うわけだから、上の引用を持ち出すまでもなく話しはかみ合わないだろうな。

リードの髪型がオールバックに近づいているような気が、ちょっと精悍さが出てきてないか?

2012年10月2日火曜日

キャッスル 2 #13

意外なところからベケットの母親を殺した犯人の手がかりが見つかった。

検視官ラニーの妙な表情、何のことかさっぱりわからなかったが、Dr.”ドクター”マレーが登場したので、ベケットの母親がらみだな、とわかった。
今回の被害者と、ベケットの母親が殺されてときの凶器と手口が一致したのだ。

一旦は捜査の続行は無理な感じのベケットだったが、父親との会話も手伝って復活。
キャッスルも全面バックアップを約束。

そして、誠実そうな被害者の弟ディック・コーナンが殺人依頼者だったのも驚きだった(騙された)が、もうひと捻りあった。
こいつを使って暗殺者をおびき寄せる作戦に出たが、暗殺者は結局現れず、これで手がかりは無くなったかと思われたが、ベケットの鋭い観察眼により、暗殺者本人でないと知りえない事実をディックが知っていたことに気づく。取調べ中にベケットを煽ったことで墓穴を掘ることになったマヌケな暗殺者だ。
この辺もなかなか推理小説っぽい。

ラストは小説のクライマックスに相応しい、緊張感溢れる状況に。
キャッスルを人質に取ったディックが警察署を脱出しようとするが、警部のロイが立ちはだかる。たとえキャッスルが撃たれようともこいつを外に出す気はないようだ。ベケットは母親殺しを依頼した人物をどうしても知りたいので、微妙な立場に。
この膠着状態を打ち破ったのは、なんとキャッスル。
頭突きの不意打ちをディックに食らわせるキャッスル。このチャンスをロイは逃さなかった。
心臓に一発。見事な腕前だ。

必死で救命措置を施すベケット・・・しかしもうすでに事切れてるのは明らか。

これで手がかりは途絶えたことになるが、前と違ってベケットは諦める気はないみたいだ。
”誰かに言ったら殺す”と前置きされて打ち明けたキャッスルへの感謝。
これでまた2人の絆が深まった感じだな。

NASCAR Camping World Truck Rd.9 Iowa

アイオワ・スピードウェイ(1マイル弱のショート・オーバル)200周
レース序盤はブッシャーとピータースのトップ争い。
折り返し地点を迎えても変わらず続くトップ争い。トラフィックを縫って続く。

しかし135周目信じられない光景が、トップのブッシャーはアウト側の壁に激突。
突然はらんで行ったので、何かが壊れたようだ。

これでトップはピータース。しかし2位のソウターも直ぐ後ろにつけてる。
残り37周というところで、またイエロー。今日5回目だ。

33周目のリスタート。ここで飛び出したのが大ベテランのホーナデイ。
しかしまた6回目のイエローで仕切りなおし。
そして残り23周でリスタート。

トップ3が3ワイドで1コーナー突入するが、ホーナデイなんとかトップを死守。

さらに残り19周でまたまたイエロー。今日7回目か。
これが最後の仕切りなおしか?

そしてリスタート。
ホーナデイはいまいち。ソウターにちょっと接触されたようだ。
代わってピータースがトップに返り咲き。

そして、リスタートで引き離した差はそのまま縮まらずに、ピータースがトップでチェッカー。

後半になって大荒れなレースだったが、序盤からずっとトップ争いに絡んできたピータースの勝利という、最後は順当な結果になった。

ヒューマン・ターゲット 2 #6

親子3人の護衛をすることになった、チャンスたち。

チャンスとゲレロは父親の護衛。
 チャンスの臨時社員は違和感ありまくり。
 ゲレロの清掃員は・・・似合ってるな。

ウィンストンは母親の担当。
 で、読書会のお相手。

エイムズは16歳の息子ジョエル担当。
 こんなオネーさんに護衛されたらドキドキだな。
 好きな女の子には元カノとか紹介してたけど、これはどうよ?
 ここは見栄はるところか?

敵の狙いは父親の内部告発阻止か? それとも母親のゴシップ・ブログなのか? と思っていたら、実は息子のハッキングで金になるデータを失った悪党が、データをサルベージするためにパソコンを奪うのが目的だった。
しかし、アメリカのティーンエイジャーのハッカー率の高さは異常。
それにしても、この悪党ども、なんでパソコン1つ奪うのに、こんな大げさなことをするんだ?悪党だから頭悪いのか?

パーティでの乱闘でジョエルの株が上昇したあと、クリスマスに沸くモールで決着をつけようとするチャンス。
家族を守るために、ジョエルがパソコンを持って悪党に会いに行くことになったのだ。チャンスたちの護衛があるとは言え、なかなか男だな。知らなかったとは言え、自分がまいた種だしな。

そしてモールでの張り込み。
ウィンストンのサンタは、こっちでも食っていけそうなくらい似合ってるな。
ゲレロはまた清掃員だ。
そして、大乱闘。最後はチャンスのトナカイの橇での空中滑空でとどめ。
クリスマスの嫌いなチャンスにとっては不本意なフィニッシュだ。

チャンスがなんでクリスマスが嫌いなのか?
それはイルザも言っていたが、”クリスマスは普通の家族のためのお祭り”だから・・・なんだろうか?
イルザの育った家族も、なんか訳ありっぽい発言だったな。

さて、今回最大の謎は、ジョエルの父親がどうやってチャンスを見つけたのか、だ。
チャンスって広告でも出してるのか?
”護衛引き受けます。どんな相手からも、あなたを確実にお守りします。”とか。