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2013年1月20日日曜日

PERSON of INTEREST #18

2人のジョーダン・ヘスター。
どちらが本物なのか?

コロッと騙されたフィンチを責められないな。

男の方が偽者で、こいつが本物の女の方のジョーダン・ヘスターの命を狙うんだろうな。
と思うのは当然だな。
やはり人間、見た目は大切。

しかし、実際は女のジョーダンの方が偽者。ドラッグ(エクスタシー)密造に手を染める悪党だった。
ID泥棒は、材料購入履歴を分散させて、警察の目を誤魔化すための手段。

保護者のつもりで、彼女のアパートまでふらふらと付いて行ってしまったフィンチを待っていたのは、エクスタシー入りのワイン。
銃を使われなくて不幸中の幸いだが、ひょっとしたら彼女に気に入られたのかも?
と、今回のフィンチは散々だったが、本人はハイになって幸せそう・・・
そして、リースにやけに親しげに接するなと思っていたら、ネイサンだと思っていたようだ。
きっと友達がいなくなって寂しいんだな。本当は1人は嫌なんだろうな。

一方のリースは男のへスターの方に張り付いていたが、実質、敵はチンピラのドラッグ製造者2人と、物足りない。当然だがレベルが違いすぎ。
両足とも撃つことないのに・・・とちょっと思った。

今回のリース、IDを盗まれたおかげで、悪党だと誤解されて自暴自棄になっていたへスターのために、いつもにも増して親身になって助けていたような気がする。
すべて終わったあと、へスターはリースに礼を言う。
”これで人生を取り戻せる”
うれしいけど身にしみる言葉だな・・・

ある意味今回の主役はファスコだったかも。
ジョーダンのレンジ爆弾で吹っ飛ぶところだったフィンチを救出ってのもあるけど、ジョーダンの前の被害者の無実を晴らそうとするところとか、リースの指令だけでやっているんじゃなくて、もっと自分の心の声に従っているような感じだな。

”どっちがいいんだ? 悪い警官と良い警官”
答えは
”あんた次第だ”
だったが、良い警官の道を突き進んでるな。どう見ても。
PERSON of INTERESTはファスコが善玉になって行く物語でもあるのだ。
スター・ウォーズのアナキン・スカイウォーカーとは真逆だ。スケールはものすごくちっちゃいけど。

そして、リースと険悪な感じになったカーターには、FBIのドネリーという人物が接触してくる。今度はCIAじゃなくてFBIか・・・
ドネリーの目的もやっぱりリースだ。
というか、リースが関わっていた裏の任務を指揮していたCIAの暴走っぷりを暴くのが目的のようだ。
さて、カーターはこのままリースと袂を分けてFBIに協力するのか?
そしてCIAのスノウと違ってドネリーは信頼できるのか?
そこが問題だ。

2013年1月17日木曜日

キャッスル 3 #10

被害者は港湾労働者のドニー。
そして、事件解決の鍵になると思われる伝説のバー”ザ・オールド・ホーント”
ドニーは高額の借金をしてまで、このバーを手に入れていた。
何故か?

父親代わりの、同じく伝説のバーテンダー”レオ”の遺灰がこのバーにあるから?
いや、レオから聞かされていた、禁酒法時代の秘密の酒蔵のためだった。

キャッスルとベケットは、ドニーが超貴重なウイスキーをオークションに出品していたことから、このことを突き止めたが、肝心の酒蔵はどこだ?

そして、秘密の酒蔵への入り口は、予想通り、オールド・ホーントの地下室にあった。
インディー・ジョーンズばりに張り切るキャッスルだが、ベケットは、相変わらずノリが悪い・・・
作家と刑事・・・だけじゃない、性格の不一致ってやつだな。ちょっと違うか。

そして、迷路のような禁酒法時代の下水道跡を探索した結果、ついにお宝、ついでに殺害現場、凶器の割れたボトルも発見。
大量の貴重な酒に正に舌なめずりなキャッスルだが、当然ベケットは手綱を緩めたりしない。お預けだ。

このとき、謎の人影が走る・・・・犯人か?
すぐに追いかける2人だが、謎の影は忽然と姿を消す。
どうやら秘密の通路があるらしい。

相変わらず犯人は不明だが、まず秘密の通路からだ。
かび臭そうな市の書類保管庫で禁酒法時代の下水道を調べる2人だが、
秘密の通路じゃなくて、一足飛びに犯人を見つけてしまった。
”何十年も誰もこれを見た奴はいないだろうな”
とか言っていたが、ごく最近の閲覧履歴に見知った名前の記録が・・・

それはドニーが出品したオークションの支配人のじいさん。
これは意外だ。
とてもそんな感じには見えなかったが・・・
ドニーの後をつけて秘密の酒蔵の存在を知ったじいさん。さらに昔の図面を見て、外部への抜け道を発見し、そこから進入。
しかし運悪くドニーと鉢合わせして、とっさに手近にあった酒瓶で殴り殺してしまったようだが、欲ってのは怖いね。

さて、これで事件解決。
しかし、キャッスルの最大の関心事は、大量の貴重な酒瓶の処遇だ。
証拠品だしな、キャッスルは我慢するしかないだろう・・・
ところが、特別にちょっとだけ、事件解決のご褒美に貰えることに。
さらにはオールド・ホーントもキャッスルは買う気になったようで、ある意味貴重な文化遺産の保護に手を貸すことになりそうだな。

そして最後、署のみんなと”ビリー・ジョエル”の”ピアノマン"を合唱しながら、オールド・ホーントへと飲みに繰り出すキャッスル。
ニューヨークと言えばビリー・ジョエル、バーと言えばピアノマン(オールド・ホーントにもキャッスルの顔なじみのピアノマンがいたな)と言ったところか。

それにしても、いいなー。楽しそうで。

2013年1月16日水曜日

カリフォルニケーション

ラストシーズンの4を一気見した。
最初は、書く気はなかったけど、ちょっとだけ書くことにした。

とにかく、めちゃくちゃなドラマだった。
これって放送していいのか?
というような。
めちゃくちゃと言っても、ドラマがダメとかじゃなくて、とにかく、主人公のハンク・ムーディがやりまくっているのをはじめ、登場人物がぶっ飛んでるのばかり。

しかし、ラストは、ちょっとだけ、感動的な感じ。
カレン役の女優の顔が一瞬本物に見えたり(結局やっちゃうんだが・・・)
彼女がベッカ役の子役と一緒にいるのが、まるで本物の親子に見えたりしたあと、
どこかへと出掛けるハンク。

”ほしいものが全て手に入るわけじゃない”
”必要なものは見つけられるだろう”

彼が片目のポルシェで向かったのが、果たしてカレンとベッカの下だったのか・・・
たぶん違うだろうが、そうであってほしいと思う。

ヤング・スーパーマン 9 #7

やっとゾッドたちの謎が明らかになってきた。

ゾッドたちと共に地球上に現れた紋章の数々。その中にあったエル家の紋章の中心に横たわる人影の正体は、なんと不思議なことにジョー・エルだった。そのジョー・エルの口から語られた事実とは・・・

彼らの正体はクローンだった。
作られたのはクリプトン滅亡の20年ほど前。
当時、科学者だったジョー・エルがクリプトン評議会の命令で、ジョー・エル、ゾッドを含めた優秀な人材のDNAを青いオーブに封じ込めて地球へ送ったらしい。
それで、ゾッドが若く、少佐ということか。

それにしても、ジョー・エルはクリプトンの王様だったと思ったけど、その前は一介の科学者だったとは、意外だな。このあと、何があって王様になるんだ?

当時、親友だったジョーとゾッドが仲たがいした理由が、死んだゾッドの息子のDNAを青いオーブに入れてくれるように頼んだがジョーに拒否されたことなのも、クラークとドゥームスデイの戦いを思うと、なかなか面白い。

それから、カンドールというのは、クリプトン星の1地方なんだろうか?
カンドール国境という言葉が出てきたが、惑星クリプトンには地球みたいにいくつもの国家があって、評議会という統一組織に統治されている連合組織なんだろうか?
未だよくわからん。

クロエから息子カル・エルの存在を知らされたジョー・エルだったが、クラークに会えたのは、死の間際だった。誰にやられたのかは、わからないと言っていたが、怒りに燃えるゾッドだろうな。そして、クラークの腕の中で息を引き取る。
ジョナサンのときはどうだったかな?
なんか似たようなシチュエーションだったような記憶があるけど。


今回ロイスが出てこなかったけど、前回のラストで動揺して旅に出たらしい・・・
しかし、そろそろ過去からもう1人のロイスがやってきても良ささそうだけど、まだ現れないな。1人でも厄介ごとがどっさりなのに、これで2人になったら・・・

テスの動向も気になるところだ。
テスが拉致したジョー・エルを捜しに来たクラークが、やっとクリプトン人としての正体を見せたときには、正に念願かなったというような喜び方だったが、相変わらず、敵か味方かよくわからない。
どうやら地球を救うために(何から?)、利用できるものはなんでも利用する、というスタンスのようだな。
ゾッドたちの力を利用したいようだが、地球のためにはクラークも大事。
クラークを守るために、ジョー・エルに犠牲になって、とかも言っていたしな。

そう言えば昔、オリバーと出会った頃は、環境学者じゃなかったっけ?
もしかしたら、今の行動原理もその延長線にあるのか?



やっとお互いの存在に気づいたクラークとゾッド。これからが真の戦いといったところか。

そして、その戦いの鍵になりそうなのが、オーブと共に地球に送られていた、”28の銀河の知識が収められた”という、クリスタル。
どうやらジョー・エルがどこかに隠したっぽいけど・・・果たして?

2013年1月8日火曜日

CSI ベガス 10 #12

Long Ball
邦題:”1/100万のマジックショット”

ゴルフ・トーナメントの最中に発見された遺体。
ゴルフボールの直撃・・・ってわけじゃなさそうだな。
ロビンス先生も久しぶりに現場で検死だ。検死室の方が居心地はいいかもしれないけど、たまには外に出ないとな。

被害者はラッセル・ハントリー。元プロゴルファーだとか。

被害者の元妻、
ミシェル・ナガノ(スタートレックのケイコ・オブライエン役のRosalind Chao)
息子でやはりプロゴルファーの、
ダニー・ナガノ(ヴェロニカ・マーズのローガン役のJason Dohring)
と見た顔がちらほら。

どうやら殺害現場はここじゃなくて、ゴルフ場のどこからしいが・・・
被害者が乗っていたゴルフカートのタイヤから採取した芝。
靴底の土。
この辺から割り出しだ。
キャサリンにプレッシャー掛けられながらもホッジスは奮闘する。

現場に残されたゴルフボール。
被害者が持っていたスポーツ賭博のチケット。
クラブのシャフトで刺されたと思われる傷口。
他にもいろいろと調べることがいっぱい。

ボールからは2人の指紋が出た。
よし、最初の容疑者はダニーのキャディーのジョン・デューデック、それとミシェルの妹のエリンだな。
エリンは物理学科の学生だ。しかも、なかなか奔放な性格のようだ。
光ヘテロダイン検出器という謎の装置で実験を行うエリン。
このレーザー装置、事件に関係するのか?

ボールのメーカーのフシダ、この名前が良く出てくるな。たぶん何か関係があるだろうか?→全く関係無かったな。

デューデックは元プロ。
禁止薬物の使用をラッセルに暴露されて引退に追い込まれて、今は彼の息子のキャディーという、動機は十分の怪しい経歴だ。

スポーツ賭博のチケットから、ラッセルは息子のダニーが負ける方に掛けていた。
親子関係は・・・最悪だろうな。
ダニーが継母の姓を名乗っているだけはあるな。
しかしダニーは驚異的なスコアでラッセルは大負け。
しかし、キャサリンも言っていたように、ラッセルがダニーを殺す動機にはなるが、逆の動機にはならないだろうな・・・

ダニーのあまりにも良すぎるスコア。
そこで、デューデックがダニーに反則を指南して、それがラッセルにばれたため、ダニーかデューデックがラッセルを殺したと見て、捜査するCSI。
クラブ、ボール、そしてドーピング。どれだ?
しかし、検査結果はシロ。
そう思ったとき、ヘンリーが落としたボールが勢いよく弾む。
弾みすぎだ。
見た目はいたって普通の規格通りのボールだったが中身が違ったのだ。

理屈は良くわからないが、このボールはレーザーで芯の部分が圧縮加工されたものらしい。
ということで、例のレーザー娘エリンの作だった。
しかし、デューデックに頼まれただけだと言う。アリバイもあるようだ。
そしてデューデックはダニーを勝たせて自分の収入を増やすためだったと認めるも、殺人には関わっていないっぽいな

殺害現場の特定に集中するホッジス。
かなり難航しているようだ。逆に、これが事件解決の鍵になるんだろうな。

芝に生えるカビ。
これが手がかりになり、ついに現場特定に成功。
今はコースとしては使われていない個人練習場だ。
そこで発見されたヘッドの折れたゴルフクラブ。
そして、芝に残された血のあと・・・

練習場への入場記録から挙がった容疑者は、ダニーとミシェル。
やはり、この2人か・・・

ダニーの飛ぶボールを見抜いていたラッセル。
過去、親友と言ってもいいデューデックを告発したこともあり、ゴルフというスポーツを汚す者を許さない信念の男だ。
それで息子と言えども不正は許せなかったのだ。
そして、練習場でダニーに詰め寄ったらしいが・・・

果たして殺したのはダニーか?ミシェルか?

決め手になると思われていた凶器のクラブのヘッドにも2人の指紋はなく、手詰まり状態。万事休すだ。

そして、邦題の”1/100万のマジックショット”がここでやっと意味を持つことになる。

ラングストンが意外な推理を展開するのだ。
ヒントは練習場のコンクリートに付いていた、クラブを打ちつけた跡。
その推理とは、ダニーがシラを切っていると思ったラッセルはぶち切れ。
怒りに任せてクラブをコンクリートに叩きつける。
そして折れたヘッドが、跳ね返り、シャフトの部分がラッセルの首へ・・・
そんなのあり? なラスト。

まあ、家族内殺人にならなくて良かったということにしておこう・・・
それに、この意外性、奇妙さ加減、これがCSIベガスの魅力だからな。

2013年1月7日月曜日

ミディアム 6 #4

The Medium is the Message

病院のベッドで死を待つ男。
そして1人の男がやってきて、彼に、すでにコールドケース入りした連続殺人事件の犯人だと認めろと強く促す。
被害者遺族か、はたまたジャーナリストだろうか?
しかし、この男ジョンが、この世で最後に口にした、辛うじて聞き取れるか細い声で放った言葉は、
”ちがう”
だった・・・
”認めろ!”
と叫びながらアリソンは夢から覚める。

認知能力のリハビリテストで学習カードの右端に妙な絵を見始める
リハビリ仲間のニールは”反対側から読むんだ”とアドバイス。

そしてスキャンロンに連れて行かれた死体保管所に置かれたキャサリン・トールリッジの遺体の額にも同じマークを見る。
しかしスキャンロンには見えない。

今度はアルファベットが、全く意味不明の違う記号に見え始めた。
唯一英語のままの本屋へと導かれたアリソンは、そこで、ある男の新作の朗読会が行われていることを知る。その男とは、ジョンの死に際に詰め寄っていた、あの男だった。
本のタイトルは、”殺人鬼 天秤座(リブラ)の正体”
この男、ジョンがリブラの正体だと嘘を付いているな。
アリソンが見ていた謎の記号は犯人が書いた暗号。学習カードや遺体の額に見たのは天秤座(犯人)の印。
ジョン・デビッド・ボートナーが犯人だと言い切る彼だったが、アリソンは
”あいつが戻った”
と警告。

デボラスにキャサリンを殺したのはリブラだと告げるアリソンだが、暗号の犯行声明文なし、額のマークなし、さらに利き腕の問題が浮上。リブラは右利きだが、キャサリンを殺した犯人は左利きだとか・・・どういうことだろう?

ジョーの就職祝い(変な上司で激しく不安な職場だが)にケーキを買って帰ったアリソンを待っていたのは、マリーの先生宛に彼女が書いた手紙。戻ってきたのだ。
それは例のリブラの暗号で埋め尽くされていた・・・

そして夢。
おや?ニールだ。
夢は彼がリハビリをする羽目になった原因の強盗事件だった。犯人の顔もばっちりだ。
そして、この夢のおかげで犯人も特定できた。
ちょっといい気分のアリソンだが、これがリブラの事件にどう関わってくるのだろうか・・・

また夢。
今度は左手で暗号の犯行声明を書くリブラ。
そして被害者の額にはリブラの印が・・・

デボラスとの会話によると、リブラとは11年前、世間を騒がせた連続殺人犯のことらしい。11年前か・・・ニールが強盗に会ったのも同じだな・・・そういうことなのか?
利き腕の変化も腕に障害を負ったことで説明がつくな。

そして次の夢で、このことが裏付けられる。
ニールが撃たれたのは、リブラの犯行に向かう途中だったのだ。
そして、撃たれたニールの手からは、例の暗号犯行声明文が風に飛ばされて、どこかへと消える。

正体がばれたと思ったのだろう、ニール・グレイブリッチは逃亡。
しかしアリソン言う。
”ニールは大好きな趣味をまた始めるためにリハビリをがんばってきた”
警察にばれたくらいじゃ、反抗はやめないってことだ。

ニールの新たな犯行を夢でみるアリソン。
今度は時間と犯行声明文もはっきりと見た。

しかし、暗号解読には時間がかかる。
そして犯行時間は迫っている。
ここでアリソンはふと気づく、マリーの先生に宛てた手紙。あれだ!
これは自分で書いたものなので、内容はわかっている。
そしてこれが暗号解読の手本になり、ニールは犯行前になんとか拘束できた。

”俺には生きる目的があった”
”もう一度ベッドから起き上がって、立ち上がってやるべき事が”
”俺は強さと勇気を兼ね備えた男か?”
”いいえ、あなたは只のエゴイスト。卑劣な人殺し・・・(その他まだまだ続く)・・・それだけ・・・”

2013年1月5日土曜日

キャッスル 3 #9

Close Encounters of the Murderous Kind

今回のキャッスルはXファイル的な話。
もはや、音楽だけでイメージできるのは、すごいな。

天文学者のマリーという女性が、まるで宇宙空間にさらされたような死体で発見され、捜査が始まった。
キャッスルは例によって、宇宙人説を展開するのだが、ベケットは現実路線と、いつも通り。
当然ベケットに軍配は上がる・・・はずだったが、
深夜、2人の乗った車のエンジンが突然ストップ。さらに携帯を含めた電子機器が全て停止。
まさか・・・
そして上空から強烈な光を伴う何かが・・・

何者かに拉致された2人は尋問を受ける。
尋問するのはちゃんとした人間だが、組織名は名乗らない。
まさかのMIB?
どうやらマリーが何か重要なものを持っていると思っているらしい彼ら。
2人は情報を何も持っていないと思ったのか、首筋に何かを注射され、2人は気を失う。
後に残ったのはキスマークそっくりの注射跡だけ。
まあ、これで2人揃って一晩行方不明とくれば、疑われてもしょうがないな。

マリーが元彼に渡した荷物の中に、彼らが探しているものを発見。それはUFOの証拠か?
これだ!と思ったベケットたちは、ベケットの車に仕掛けられていた盗聴器を通して、謎のエージェントにメッセージを送る。
そして、この頃にはベケットも宇宙人説を信じ始めているのが面白い。
しかし、これはハズレ。彼らが探しているものじゃなかった。

そもそも、これはただのスパイ事件で、宇宙人は関係なかったのだ。
彼らはマリーを敵のスパイと考えて追っていたのだ。

しかし、どうもマリーはスパイらしくない。
このことをアレクシスの彼氏の両親との会食中に思いついたキャッスルは、この大事なイベントをほったらかしで、ベケットに緊急電話。
でもこれが、事件捜査に協力していることの強烈アピールになったのか、気に入られてしまった。
これはいい事なのかどうか・・・

そして、本物のスパイを追って、謎のエージェントとの共同捜査が開始された。
敵は中華料理店の厨房だ。ここで中国との連絡員にブツの受け渡しがされるのだ。
ここには真空パックの機械もある。マリーはこれで殺されたのだろう。
キャッスルが中国語を話せるという驚きの後、敵のスパイを追い詰めるベケットたち。
あいつはどこだ?

マリーを殺したスパイは、中国の連絡員に始末される寸前だ。
この窮地を救ったのは、意外にもライアンの強烈タックル。
逃げようとしたやつも、どこからともなく現れた、あのエージェントが確保。
そしてこれで、国家の危機は回避された。
”表彰されるかな?”
と言うライアンに謎のエージェントは、
”全て忘れてくれ”
と冷たい・・・せっかくがんばったのに・・・

結局、謎のエージェントの正体は不明のままだったな。
最後にベケットと2人で、何を話したのか・・・
ベケットは口を閉ざしたまま。
意外と食事にでも誘われたとか・・・はないか・・・
それともある?


2013年1月4日金曜日

PERSON of INTEREST #17

Baby Blue

ジャンニ・モレッティが出所する。
イライアスの実の父親だ。
彼の出所を見守るリースとカーター。
カーターの狙いはモレッティを保護するかわりにイライアス逮捕に協力させること。
しかし、イライアスは自分の父親を憎んでいたんだったかな?
そしてリースの目的は・・・モレッティの番号をマシンが出したのだ。

しかし今回のPOIは、このモレッティともう1人、レイラ・スミスという女性。
フィンチによると、彼女の社会保障番号が登録されたのは、最近になってから。
ということで、彼女はアメリカ人になりたてか、経歴詐称か・・・
話的には経歴詐称だろうと思っていたら、アメリカ人になりたての方だった。
しかし移民じゃない。
文字通りのアメリカ人になりたての赤ちゃんだった。
病院の外に置き去りにされていたらしいが、これは予想外だな。

こんな赤ちゃんを狙うとは・・・
そして、早速怪しい連中がレイラに迫る。レイラのいる病院に潜入していたフィンチは、リースに応援要請するが、リースの方も忙しくなりそうで、ちょっと無理だ。
何者かがモレッティを誘拐しようとしたのだ。
だが、ここはカーターと2人でしっかりと阻止。
そして、モレッティはカーターの保護下にはいる。
隠れ家には同僚のシマンスキー刑事も一緒だが、この男は信頼できるのか?
吹き替えの声がCSI:NYのフラックなので、だいじょうぶだろう。たぶん・・・

ところでフィンチはどうなった?
リースの助けが期待できないフィンチが取った行動とは・・・誘拐だった。
アンバー・アラート(子供に危険が迫ったときに出される警報)が発令され、変な顔の似顔絵で手配されるフィンチは、カーターに助けを求める。
そして、おそらくレイラの出生の秘密が鍵になると考えたフィンチはカーターに病院を探らせる。

イライアスと協力関係にあると思われるHRはファスコにモレッティの居所を探るよう命令する。モレッティ襲撃を阻止したところにカーターがいたことがばれているのだ。
・・・この情報の出所は一体どこだろう?

レイラが現れたあとの、病院への謎の寄付者が怪しい。
フィンチが国税庁の名を出すと、病院からはすぐに回答が。
それはペトロシアン建設のアドナン・ペトロシアン。
さて、レイラの父親は、この男か?それとも息子のブラッドリーの方か?

カーターが看護師のメアリーから得た、レイラが身に着けていたというCCというイニシャル入りのブレスレットの情報。これからペトロシアン建設の受付嬢クラウディア・クルスの名前が上がる。
しかし、彼女は4日前、火事で死亡していた。
・・・これは、レイラが病院の外に捨てられていた時期に符合するんじゃ?

川べりの遊歩道で会合を開くリース、フィンチ、カーター。
リースは何故かレイラも連れてくる。
甲斐甲斐しくレイラの世話をするリース(それにフィンチも)、意外とさまになってるな。いいパパになれるかもな。こんな仕事をしていなければ・・・

クラウディアの両親に話を聞きにいくフィンチ。
すると、両親は彼女の妊娠は知らなかったが、ブラッドリーと一緒に写るクラウディアの写真を持っていた。

一方、そのブラッドリーを尾行するリースだったが、すぐにブラッドリーの容疑は晴れた。彼はゲイだったのだ。
とすると、レイラの父親はアドナンの方か?

そして、ここで大事件発生!
レイラがいなくなったのだ。急いでフィンチの下へ駆けつけるリース。
しかし、当のレイラは催涙弾で楽しく遊んでいる最中だった。
まるで夫婦のようにレイラの安全について議論するリースとフィンチ。
結局、フィンチはレイラをクラウディアの両親に任せることにする。

カーターの方はクラウディアの火事の現場を再検証していた。
すると、やっぱり不審な点がどっさりと出てくる。
どうやら彼女は頭を鈍器で殴られ、気を失っている間に放火されたようだ。しかも火災報知機にも細工がしてあり、鳴らないようになっていた。
しかし、ここで指紋が熱により張り付いた(と思われる)凶器を発見。これは大収穫だ。

フィンチとリースはレイラを連れて、クラウディアの両親を迎えに行く。
まずは様子を見にいったリースが遭遇したのは、謎の襲撃者。
両親を縛り上げて何かを聞き出そうとしているのか?
おっと、いきなり撃ってきたぞ。
そしてリースに殴りかかり、一瞬怯んだ隙に逃走してしまった。
しかし・・・こいつは囮だったのだ。
外で待っていたフィンチは殴られ気絶させられ、おまけにレイラが連れ去られてしまった。
正に不覚。
この始末、どうつける?

誘拐犯が残していった手がかりから、敵は東欧の犯罪組織だとふんだリース。
”徹底的に叩く”

そしてリースがまず向かったのはペトロシアンの屋敷。
ボディーガードを蹴散らしたあとアドナンに詰め寄る。しかし、こいつはクラウディアとの関係は認めたものの、殺しや誘拐は知らないと言う。
ということは・・・残るは・・・
妻のニコラか・・・これは意外・・・でもないか。
クラウディア殺しの凶器からもこの女の指紋が見つかった。
自ら彼女を殺したあと、子供の始末をヨーロッパの犯罪組織に依頼したらしい。

この女は、もう情報を持っていない。
そう判断したリースは東欧のごろつき共が集まるバーに単身乗り込む。
1人の腕を捻り上げ、情報を吐かせようとするリース。
そして、ナイフを手に集まってきた、大勢のごろつき共に向かってリースは言い放つ。
”いいのか?”

一方モレッティの居所を探るように言われたファスコはカーターのあとをつけ、隠れ家を見つけてしまう。カーターが油断したのか、それともファスコが優秀なのか?
HRの信頼を得るのが今の第一の目的なだけに、ここは報告するしかないのか・・・

そしてリースは、
あっさりと全員をノックアウトしたものの、結局、誰もレイラの情報を持っていなかった。無駄骨だったのだ。

万策尽きたリースは、情報を求めて、ある人物に接触を図る。
イライアスだ。
”危険を冒すほか無い”
”それでも会えるとは限らないぞ”
”首を突っ込むさ”

袋を被せられて、イライアスの下に連れてこられたリース。
”あんたもモレッティに母親を殺されて、子供時代を奪われた”←これか!
”あんたが街を牛耳ろうとしているのは知っているが、それにもルールが必要だ”
”子供をターゲットにするようになればルールもくそもない”
”勝者はいなくなる”

そしてイライアスはリースに情報を渡す(イライアスの部下は気に入らないようだが)
メキシコ人の人身売買組織への受け渡し場所だ。

そして受け渡しの現場。
2つのグループ(2人づつ計4人)が現場に到着する、片方は札束の詰まったバッグ。もう片方のグループのバックからはレイラの声が・・・

突然バンが突っ込んで来る。リースか?
双方とも撃ちまくるが誰も乗っていない。

囮だ! しかし気づいた時にはもう遅い。
主導権を握ったリースは、双方のグループ1人づつの足を撃ち、姿を現す。
”チャンスをやる。武器を置いてさっさとうせろ”
金を持ったいたやつは、このチャンスに飛びつき、さっさと逃げ出したが、肝心のレイラ入りのバックを持ったやつは、無謀にもリースに抵抗してしまった・・・合掌。
”撃つ気なんだろう”
”そうだ”

レイラも無事保護して、これで全て解決かと思ったその時、リースは謎の男たちに囲まれる。
”悪いな。ボスの気が変わった”
イライアスめ・・・
やつはモレッティの居場所を交換条件に出してきたのだ。
冷凍車にレイラと2人閉じ込められるリース。
何かいい手はあるのか。それともモレッティを売るしかないのか・・・

そしてファスコ、HRにモレッティの居場所を話さないな。
モレッティだけじゃなくてカーターの命も危険にさらしてしまうからな。

そしてリースはモレッティの隠れ家を教えるしかなかった。
しかし、冷凍車から脱出したあと、レイラをフィンチに預けたリースはモレッティの隠れ家へと急行する。間に合うのか?
カーターへ隠れ家がばれたことを連絡し、カーターから連絡を受けたシマンスキーはモレッティを脱出させるため隠れ家へと到着。
しかし、その後一体何が起こったのか・・・
カーター、そしてリースが到着した時にはすでに、シマンスキーは腹部を撃たれ重傷。そしてモレッティの姿は、そこにはなかった。

レイラを助けるために、しゃべってしまったことを告白するリース。
そして、それに対してカーターは、
”もう付き合えない”
と決別宣言。
仕方が無いとはいえ、警察組織を一切信用しないリースに怒り心頭だ。

レイラをクラウディアの両親に渡すリースとフィンチ。
色々と犠牲を払ったが、レイラの笑顔を見ると、その甲斐はあったと思われる。

”子供を持つのはいい。何人でも”
そういうリースにフィンチはこう答える。
”子育ての苦労が報われるとは限らないさ”

そして、その親子の久しぶりの対面。
イライアスとモレッティ。
”やあ、とうさん”

果たしてモレッティはどうなったのだろうか・・・


2013年1月3日木曜日

コールドケース 6 #23

Into The Blue

なんとか銃でガラスを撃ち破って脱出したリリィ。しかしバッジは川の底に沈んでいってしまった。
ちょっとあっさりしすぎかなとも思ったが、このときは特に疑問にも思わなかったが・・

医師の制止を振り切って、即座に捜査復帰するリリィだが、なんか調子はいまいちみたいだ。
過去の幻覚とか見始めたぞ。
父親が出て行ったときとか。
これは無理しない方が良くないか?

リリィが事故直前に解いたのは、ケイトは殺された夜、外出していなかったということ。
すなわちPMI内で殺されたということだ。
今までは彼女は外出して外で殺されたものとして捜査していたので、これは大きな方向転回だ。

そして、リリィに追突した車は、やはりPMIのものだった。
さらに、ケイトはシャワー室で襲われたあと、ガードナーと銃剣術で真っ向勝負して勝利して復讐を果たしていたこともあり、やっぱりガードナーが第一容疑者だな。
しかし、そのガードナーがPMI内で自殺に見せかけて殺されてしまった。
これで真相は闇の中・・・
とはならずに捜査は続く。

さらにリリィの幻覚も続く。
今度は若き日のスティルマンとの出会いだ。
”正しい質問さえすれば、遅くは無い”
中々良い言葉だな。
しかし、2人が、こんな昔からの知り合いだったとは・・・

そして、ガードナー殺人容疑にはケイトの父親ハンクが浮上。
シャワー室での出来事をムリロ校長から聞かされた直後に事件が起こっていたので、娘の復讐を果たしてしまったのかと思ったが、どうやら違うようだ。

そして、ガードナーのケイト殺害容疑も晴れた。
その夜、ガードナーがPMIにいなかったことが証明されたのだ。
これでケイト殺害の容疑者も消えて、振り出しだ。

しかし、実はケイトに惚れていたアディソン中尉が、次の容疑者に浮上。
そう言われてみればガードナーに繋がる手がかりは、アディソンの証言から得られたんだったか。そしてガードナーは死んだ・・・


リリィの幻覚はまだ続いていた。
今度は、警察アカデミー卒業時だろうか。
ひょっとしたら・・・と期待していたのだろうか、来るはずのない父親の姿を捜し求めるリリィ。


容疑者に浮上したアディソンだったが、彼の片思いじゃなかったようで、殺す理由はない。
”張り合おうとするな、溶け込め”
孤立しているケイトに、こうアドバイスするアディソン。
そして、ケイトはそのアドバイスに従って、その夜、アディソンの誘いでみんなと出掛けるはずだったが・・・

リリィの調子は、一向に良くならない。
さらにこの頃から、何故か水が異様に気になるようすが・・・
そしてまた幻覚。
今度はスティルマンから殺人課へスカウトされるところだ。
ある意味スティルマンがリリィの父親代わりだったのかも。

そして、ケイトが、ようやく仲間に溶け込もうと努力をしようとした時、それを阻んだのは、同じく孤立していた”リアナ”ことライアンだった。

自殺しようとしたライアンを拘束するとき、リリィの頭の中に、一瞬事故のときのフラッシュバックが現れる。
・・・なにかがおかしい。

ライアンを取り調べるリリィとニック。
ぺらぺらとケイトになにをしたかしゃべるライアンだった。
はみ出し者仲間のはずのケイトがみんなと遊びに行くと聞いて、心が切れたのだ。
まるで体が勝手に動いたように、手近にあった置物をケイトの後頭部に振り下ろすライアンだった。
しかし、遺体をどうやって運んだかと聞かれると、”え”という感じで言葉に詰まる。
まるで、そんなこと考えたこともなかったというようだ。

それもそのはず、ライアンがやったのは、ケイトを殴り殺してしまったところまで。
後始末は、全て別の人間がやったのだった。
その人物は、PMIの名誉を何をしてでも守るという強い意志の持ち主。
ムリロ校長か?
いや、違った。それは、教官のモー・キッチナーだった。

そしてキッチナーの尋問中、また事故のフラッシュバックに見舞われるリリイ。
事故の衝撃で銃がどこかへ飛んでいくシーンだ。
おかしい。銃でガラスを撃って脱出したはずだが・・・

そしてキッチナーの言葉にも”洪水”だとか、”君を飲み込むだろう永遠に”とか、妙な単語が出始めた。
そして突然テーブルの上に現れる、読む勇気がなく、まだ読んでいない、父親からの手紙。
そして取調室のドアの隙間から溢れてくる水。

これは・・・まさか・・・
取調室全体がひび割れてきしみ始める。キッチナーはいつのまにか消えている。
そして崩壊する取調室・・・

割れるガラスと共に車内に浸入してくる大量の水。
そして救助のダイバーがリリィを両側から抱えて水面へと浮上していく。
そのリリィの手には父親からの手紙がしっかりと握られていた。

担架で運ばれている最中、まだ意識が朦朧としているのか、一瞬元気なケイトの姿を見るリリィ。そばに付き添うスティルマンも若々しい。

それにしても、まさか、こういうことだったとは・・・
ということは、今回の捜査は全てリリィの想像ってことか・・・
しかし、リリィの漏らしたわずかな言葉をヒントにみんなが捜査した結果、リリィの想像通りの結論だったのは、驚きだ。

救急車で搬送されるリリィの映像のバックに流れる、ポール・クーパー自身の声で読み上げられる手紙。
リリィの下を去ったことへの彼なりの謝罪だ。
”お前が父親を必要としたときに守ってやれなかった”
”父親というものは、否が応にもこの世でただ1人だからな”
”今度また、お前が私を必要とすることがあったら、その時は必ず駆けつける”
そして、リリィが目覚めたとき、彼は傍にいて彼女の手をしっかりと握っていた。


2013年1月1日火曜日

ザ・ウォーキング・デッド 3 #7

メルルに執拗に尋問(拷問)を受けるグレン。
果たして持ちこたえられるのか・・・

そして総督はミルトンに命じて、コールマンという男になにかするようだが?
アンドレアにも手伝ってほしいと言ってた、それは、なんか臨終の儀式っぽいけど・・・なんだろう?

一方、刑務所へとたどり着いたミショーンは、ウッドベリーのことや、グレンとマギーが連れ去られてことをリックに話す。
しかし、敵か味方か分からないリックたちに、中々それ以上の情報を話さないミショーン。

再びウッドベリー。
メルルにウォーカーをけしかけられるグレン。
これは、やばいぞ。
椅子に縛られたまま逃げるグレン。足が自由だったのは幸いだ。
そして、壁に体当たりで椅子を壊して、その破片で、なんとかウォーカーを仕留める。
グレン、中々やるじゃないか。さすが今まで生き残ってきただけはあるな。


一方、マギーの尋問は、総督みずから行う。
最初は紳士的に懐柔策かと思ったが、すぐに豹変。
侮辱的な恫喝を始める・・・


ミルトンが行おうとしているのは、臨終の儀式じゃなくて、転化後にも以前の記憶や人格が残っているかどうかの研究の一環だった。
これに立ち会うことになったアンドレア・・・

そして刑務所では。
結局、グレンとマギー救出は、ミショーンが先導することになったみたいだな。
救出部隊は、リック、ダリル、新入りのオスカー、そしてミショーンの4人だ。
しかしウォーカーどもに行く手を遮られて前へ進めない。それどころか囲まれそうだ。
一行は一旦撤退し、謎の山小屋に隠れるが、ウォーカーどもはしつこく追ってくる。
しかも山小屋には先客がいた。
ここの住人らしいが、リックの説得にも関わらず銃を撃って来た為、仕方なくミショーンが刀で殺してしまった。
そして、彼の死体をウォーカーどもが食っているうちに、一行は山小屋の裏から脱出。
この山小屋の住人、結局誰だか分からなかったが、今後問題になったりしないだろうか?

一方ウッドベリーでは、
ミルトンは、転化したあとにも人間だったころの記憶が残っていると信じたいようだったが、それは無残にも打ち砕かれた。
危ういところで立ち会っていたアンドレアが元コールマンの頭にナイフを突き刺して、事なきを得たが、この男、無防備すぎる。よく今まで生き延びてきたな。

そして、グレンの頭に銃を突きつけられて脅されたマギーは、ついに仲間の居場所や人数をしゃべってしまう。
総督は、この情報が本当かどうか悩む。嘘なら、2人を救出に大部隊がくる可能性もあり、本当なら、自身が諦めた刑務所掃討をやってのけた強敵ということになるからだ。
とりあえず部下に刑務所を偵察を命じた総督は、
メルルに”おまえの忠誠はどこにある?”。
と確認する。

そして、同じ頃、リックたちはウッドベリーの壁の向こうに到着。
こっちはたった4人だが、何か作戦はあるのかリック?

すっかり総督の女になったアンドレアはどうするのか?
そしてメルルは本当に弟を敵に回してしまうのか?

次回いよいよ、グレンとマギーの救出作戦が開始される。

ヤング・スーパーマン 9 #6

今回は、各キャラ、それぞれに、重要と思われる出来事が起こる。

まず、オリバー。
ファイトクラブで戦う謎の娼婦ミア、彼女を見て援助を申し出るオリバー。
彼女が何なのか、今はまだよくわからない。
グリーン・アローの相棒になるんだろうか?
孤高のヒーロー、クラーク・ケントを除くと、やっぱりヒーローには相棒が必要だからな。
それと、ロイスに完璧にふられる。
告白したオリバーに、ロイスは、他に好きな人がいると、はっきりと告げる。
そう・・クラークだ。

オリバーも半ば予想していたのだろうか、残念そうだが、それほどショックでも無さそうだ。立ち直った今なら、これも乗り越えられるだろう。

クロエ。
すっかり、スーパー・ハッカーになったクロエはルーサー・コープのコンピュータにハッキングを試みるが、テスの部下スチュワートも並の腕じゃないようで、ファイヤーウォールを破ってはブロックされることの繰り返しだ。
埒があかない。そこで、クロエはこいつの身元を調査して、ヘッドハントすることに。
果たして、この出会いは、どういう意味をもつのか・・・

テス、そしてゾッド。
再びテスに接触してきたゾッド。
ゾッドの狙いは”影”、すなわちクラークの居所。
クラークのおかげで、自分たちはスーパーパワーが使えないと思っているのだ。
しかし、テスもそう簡単にゾッドの言いなりになるつもりはないようだ。
テスのボディガードとして潜入していたゾッドの部下の脅しにも屈せず、逆にゾッドにそいつの認識票を送り返すなど、対立はより深まった感じだ。

ゾッドの目的は、おそらく地球を支配して新たなる故郷とすることなんだろうけど、
一方のテスの目的が分からない。シーズン8の頃からそうだったように、彼女の魂が善なのか邪悪なのかさえも、はっきりと分からない。
それと、ゾッドは自らのことをカンドール人と言っていたな。
ジョー・エルの敵だった、あのゾッド将軍と、このゾッドの関係は未だ不明。
そして、テスは、あなたたちをオーブから出してあげたとも。
あの青いオーブは一種のタイムカプセルだったんだろうか?

そして、クラークとロイス。
成り行きでロイスと一緒にニュース・キャスターになることになってしまったクラーク。
途中までラブコメっぽい良い感じで進んでいたが、やはりトラブル発生。
オリバーとミアのポン引きのいざこざに、ロイスが巻き込まれて、オリバーと一緒に誘拐されたのだ。

そして、今回の見せ場、
ロイスを後ろに庇っているオリバーに向けて、ポン引きはサブマシンガンをフルオートで発射する・・・
駆けつけたクラークは寸前でオリバーと弾丸の前に立ちはだかる。弾丸はクラークの鋼鉄の胸に弾かれて落下。続けざまにやって来る弾丸を熱線で撃墜しながらポン引きのマシンガンも熱線で破壊。
しかし、一発の弾丸が熱線の弾幕をすり抜けてオリバーへと迫る。
だが、クラークは冷静にそれを指で摘み取る。そして消えた。
オリバーの目には、ほんの一瞬だけ、目の前で弾丸を指で摘むクラークの姿が見えただけ、正に一瞬の出来事だった。

しかし、今回の最大の山場はまだこれからだった。
ロイスのことで、悩むクラークは、クロエのアドバイスを受ける。
”ひとの心をあれこれ思い悩むより、自分の心に聞いてみたら?”
”どうしたいの?”

そしてクラークの取った行動は、
ロイスを抱きしめてキスをすることだった。
クラークらしからぬ大胆な行動だが・・・この結末は・・・?