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2012年5月13日日曜日

AMA Supercross Rd17 Las Vegas

ジェイムズ・ステュワート。もうもとの鞘には戻らないみたい。スズキか?
今年ヤマハはファクトリー参戦じゃなくてジョー・ギブス・レーシングに委託?みたいな感じだったけど、ちょっと迷走ぎみかも。来年はどうなるんでしょう。ホンダがライダーあまってそうな感じなので、そっちから引き抜きかな。バーシャはホンダ・ファクトリーすでに決定してるけど。ヤマハ系チームで有望な若手ライダーは・・・少なくともスーパークロスのメインイベントで勝てそうなライダーはいないな。

さて最終戦のlitesクラスは恒例のeast west shootoutだ。
今年からちょっとレースフォーマットが変わって、ヒートレースはなし。代わりにイースト、ウエストそれぞれの最終戦15ラップを行い、それぞれのトップ9がシュートアウトに進める。という形だ。
チャンピオンは決まっているのでただの予選だけどね。

まずはイースト。
ここは順当にジャスティン・バーシャ、ケン・ロクツェン、ブレイク・バゲットの順番でフィニッシュ。
特にかわったことは何もなし。見るほうとしては、つまらん展開。

次にウエスト。
トーマックが順当にリードを広げる。ウィルソンはスタート出遅れたものの、追い上げて2位につける。しかしシアトル、ソルトレイク・シティと連続転倒で負傷しているので、体力的にどうだろう。
練習で最速だったライアン・サイプスはあっさりとウィルソンに撃墜される。サイプスは練習や予選ではすばらしい速さをみせるけど本番に弱い。よく当てられて転倒してる。スーパークロスのライダーは速いだけじゃなくて危険を察知する能力も大事だ。インに突っ込んでくるライダーをまるで後ろに目がついているようなかわしかたをするマクグラスの技はすばらしかった。

結局イーライ・トーマック独走で優勝。2位ウィルソン。3位ウィル・ハーンで終了。ウィルソンはやっぱりぜんぜん届かなかった。

解説のカーマイケル、イーライ・トーマックをイニシャルでETって呼んでた。たしかにそうだけど。これってどうよ?スーパークロスではRJ,RC,KW,RVとかいろいろイニシャルで呼ばれてるのが多いかな。

スーパークロスのヒートレースは
ヒート1はミルサップ、ヒート2はブレイトンが1位通過。特に有力ライダーがLCQ行きになることもなく無事終了。

そしてイースト・ウェスト・シュートアウト。
10周で争われるのでスタートは重要。
ホールショットはバーシャ、トーマクも3位と好位置に。ロクツェン、ムスケンのKTM勢も5,6番手に。
ウィンルソンはオープニングラップの3連ジャンプでコースオフ大きく後退。
中盤4周め、2位につけていたスズキのダヴァロスがバーシャをかわしてトップへ。まったくのノーマークだったよ。すまん。やるじゃん。
その後2台のチャンピオンのプレッシャーに負けたかミス。バーシャに抜き返される。さらにトーマックにもかわされ3位に後退。
これで、イーストとウェストのチャンピオン同士のガチンコバトルに。しかしその差は1秒弱からなかなか縮まらない。そしてファイナルラップに入ろうとする直前のフープスでトップのバーシャが大きく振られる。あーやっちゃたか! しかし何とか立て直す。このチャンスにトーマックなんと同じところで同じように大きく振られてその差は変わらず。あせったか。
ファイナルラップでもその差を保ったままバーシャ、トップでチェッカー。2位トーマク、3位ダヴァロス、KTMの二人はロクツェン4位、ムスケン5位となった。

いよいよ今シーズン最後のレース、スーパークロス・メインイベントだ。
レースの順位だけじゃなくて、チャンピオンシップポイントのバトルも見逃せない。
ゲートトラップが下ろされレーススタート。ホールショットはヴァイマーが取ったが、すぐにマイク・アレッシーがトップにダンジーは2位、ミルサップ、ブレイトンはちょっと遅れて8位、9位あたりか。
1周目途中で早くもダンジーがトップに立ち、1秒以上速いラップタイムで後続をぐいぐいと引き離していく。こうなったら、レースの興味は2位争いに完全にシフト。
序盤は混沌としていたが、中盤にはいり、ヴァイマーとミルサップの争いに。数周にわたり接触ありの激しいバトルにはいる。9周目ヴァイマーがミスしたときに、ヴァイマーのリアとミルサップのフロントタイヤが接触。両者危うく転倒かと思われたが、2人ともなんとかバランスを取り戻して、再びバトル続行。そして10周目のフープスでミルサップが2位に浮上。
まだレースは半分だが、差が開きすぎてダンジーは余裕の走り。後方ではブレイトンが追い上げて4位までくるが、ここまで。
そして、ファイナルラップも無事にこなして、KTMのライアン・ダンジー今シーズン5勝目のチェッカー。2位ミルサップ、3位ヴァイマー。

終わってみれば、きわめて順当な結果。シアトルで優勝したショートがもう少し上位に来るかと思ったけど。
最終ポイントは1位ヴィロポート、2位にはミルサップが、3位はダンジーとブレイトンが同ポイントだか、優勝のあるダンジーが3位となった。

ヴィロポート、リード、スチュワート、ウィンダム、カナード、優勝経験者だけでもこれだけ欠場者がいるので、今回、2位、3位の二人は7位、8位くらいでもおかしくない。来年は”やっぱりな”と言われないようにがんばってほしい。

チャンピオンのヴィロポートは本物だと思う。リード、スチュワートがフルに出場してもチャンピオン取れたと思う。

スチュワートは来年どうでしょう?まあリードも去年を見た限りでは終了、いわゆる”オワコン”だと思っていたのが華麗に復活したので、スチュワートも環境が変わればあるいは復活できるかも。
今年を見ていた限りでは、全盛期よりスピードは落ちたのに転び癖は健在みたいな感じだったので、残念ながらこのままという可能性もあるが、そうならないことを期待しよう。

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