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2012年9月5日水曜日

アウェイク #13

最終回、衝撃のラスト。

途中まで、というか最後の最後までの展開はよかったのに。
このオチは評価が分かれるんじゃない?

緑の世界で、ハーパー警部はカッセルに全ての罪を被せて殺して、強引に事件を幕引きしてしまう。そしてマイケルは彼女を疑っていない。

一方、黄色い世界で、ホーキンズに撃たれて重傷を負ったマイケルはなんとか危機を脱するが、ベガの裏切り(マイケルのことを心配しての)に会い、バート殺害容疑で逮捕されてしまった。
そして収監中にハーパー警部の関与を知る。

その後、不思議なことが。なんと自分自身(緑の世界の)が面会に来たのだ。
なんとも不思議なシーンだった。面会ルームのガラスのこっちと向こうで色がぼんやり違うのも不思議な感じがした。
そこで、緑のマイケルが”ハーパーをまだ止められる、どうするかわかっているか?”みたいなことをたずね、黄色のマイケルは”何でもする”と答える。
ここで、あぁそうか、ハーパー逮捕のためにこっちの世界を諦めないといけないのか、つまりハンナを諦めないと、ハーパーは野放しのままってことか、と思った。事実、その後、ハーパーのカッセル殺人の証拠となるようなシーンになり、さらにその後、マイケルとハンナの最後の別れのようなシーンに切り替わる。途中での2人のカウンセラーの掛け合いや、ペンギン着ぐるみのベガがシュールで実に面白い。

この事件、というかマイケルに起こっているこの不思議なことは、なんか神秘的なというか、はっきり言うと”神”が関与しているような感じがこのときはイメージされた。

そして緑の世界で目覚め、ハーパーの悪事を暴いたマイケル。
もうこのまま、向こうの世界は消えてなくなったんだな。
そして最後のカウンセリング・・・
と突然、カウンセラーが話している途中で、全てが静止する。
まるでビデオのポーズボタンを押したように。
これは、まだ続きがあるのか? 全て終わったわけじゃないようだ。

そして・・・

夢オチかよ。


これは、ちょっといかがなものか。
と、最初は思った。
しかし、もう一度、マイケル同士の面会シーンあたりから見返してみたあとの感想は、
・・・いい終わり方だ。
これ以外は、考えられないな。
ラストのマイケルのほっとした表情、最高の結末だと思った。

確かに、これまでの出来事全部が夢だと言われると、”なんだよ”という気にもなるけど。
このラスト・エピソードは、いかにも夢っぽい、意味不明の出来事が多かったけど、それ以外のエピソードは、いかにも現実的でつじつまも合ってたみたいだし。

それに、現実はどうだったのか? というのも気になるな。
例えば、レックスの彼女エマは妊娠しているのか?とか、バート、ベガ、どっちが相棒なのか?とか、そもそもの発端の事故は起こったのか? とか、これを言うと身も蓋もないけど、ハンナとレックス以外の登場人物は実在するのか? とか・・・きりが無いな。

まあ、いろいろ評価はあると思うが、
自分としては、かなり面白かった。

最後に、もう一度言うけど、これが、
最高の終わり方だと思う。

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