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2012年6月8日金曜日

V8 Supercars Rd.5 Phillip Island Race10

Race10 32周
ポールポジションはマーク・ウィンターボトム。2位にはデイブ・レイノルズとフォード・パフォーマンス・レーシングが1列目独占。フォード勢が好調。

序盤戦リードしたのはレイノルズだったが、中盤ルーティンのピットイン時に給油トラブル。燃料がちゃんと入らない。とりあえずピットアウトしたものの、給油にもう一度ピットインする必要がでてきてしまった。これで大きく後退は必至。

ピットインのタイミングでトップではないが、実質のトップ争いはFPRのウィル・デイビソンとウィンターボトム。チームメイト同士のバトルが展開される。チームオーダーはなしだ。チームオーダーをあからさまに出す某カテゴリとは違って、実に気持ちいい。

終盤に入って、トップ争いはシェーン・ヴァン・ギズバーゲンとティム・スレイド(ともにフォード)が加わり4台のバトルに。かなり白熱してきた。

チーム・ボーダフォン(ホールデン)のウィンカップはその後方。ラウンズは途中ジェイソン・ブライトを
プッシュして押し出したためペナルティをくらい、中段グループに沈む。

残り7周というところで、白熱したバトルに水を差すようにセイフティー・カーが入った。デブリかな?まさかコース脇を散歩中の鳥のせい?
これで離され気味だったウィンカップやテンダーにもチャンスが。

そして残り5周でリスタート。
ウィンターボトムが絶妙のスタート。後続を引き離しはじめる。
2位以下では、車体をぶつけながらの激しいバトルが繰り広げられる。

29周めの1コーナーでデイビソンとヴァン・ギズバーゲンが激しく接触。コース・アウト。
しかしなんとか復帰。しかし、復帰するときデイビソンとまた接触、クラッシュ寸前。
その隙をウィンカップが突いてくる。大混乱だ。
そして直後の高速の3コーナー出口でデイビソンとスレイドが接触。今度はデイビソンがコースアウト。必死でコースーに戻ろうと、コース脇の草の上を並走するが、ステアリングが破損したのかコントロールがきかない。そしてそのまま4コーナーのクリッピング・ポイント付近めがけて流れていく。
あっ。と思ったときにはデイビソンの横っ腹にウィンカップが激しく激突。
ティーボーンだったので、やばい角度のクラッシュだったが、2人とも怪我はないようだ。ひと安心。
しかし、やっぱりこうなったか。クラッシュ寸前のバトルが続いていが、幸運はそうは長く続かなかったか。
これで、ポイント・ランキング1位と2位がここでリタイアとなってしまった。

この大混乱を尻目にウィンターボトムはトップを快走。

ヴァン・ギズバーゲンも単独の2位をキープ。
しかしスレイドとテンダーの3位争いのバトルはまだ続いていた。
4コーナーで、パート・イエローが振られているため。ここで抜くことができない。ここは重要なパッシング・ポイントなので、バトルにかなり影響がでているようだ。

そして最終ラップも無難にこなし、ウィンターボトム優勝。
2位ヴァン・ギズバーゲン。
3位にはテンダーを抑えきったスレイドが入った。

フォードのワン・ツー・スリーだった。
ウィンターボトムは3勝目。
ランキングも2位にアップ。トップはかろうじてウィンカップ。3位はデイビソンだ。

日曜日のRace11ではウィンカップ、ラウンズのホールデン勢の逆襲なるか?

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