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2012年10月22日月曜日

CSI NY 6 #21

少年の兄弟2人、兄のニッキ、弟のサムが事件に巻き込まれる(年の頃は10歳よりちょい上くらいだろうか)。
ニッキが銃で腹を撃たれて重傷だ。
サムは兄の血で染まった手と服で泣き叫びたいのを必死でこらえているみたいだ。
ニッキが救急車で運ばれる直前、サムに何かを伝えようとしていたがなんだろう?
”かあさんに・・・を渡して・・・”

たまたまデート中で現場に居合わせたマックは早速捜査開始。
しかしサムは、ニッキが持っていたロレックスの時計(父親の形見)を奪われるときに撃たれた、と言っているが、いまいちあやふや。フラックはサムを弁護するが、なんか隠してるな。
まさか、サムが発砲ってことはないと思うが、本当はなにがあったのか?

一応、サムの証言通りにニッキのロレックスを持っていたゴロツキは逮捕したものの、サムは面通しでこいつを指さなかった。でも何か言いたそうな顔。というより怖がっているようにも。

一方、ニッキの傷口に不審を持ったアダムは撃たれたときニッキはリュックを背負っていたことを突き止める。CSI:NYの不動のお笑い担当だが、やる時はやる。しかもお笑いも手を抜いてない。

そして、リュックの中の携帯の電波を辿り、これまた悪党のカストロを追い詰める。ところが逃げる途中でバスに轢かれ死亡。これにはビックリ。
これで犯人死亡のまま解決・・・にはまだ早かった。
更なるビックリが待ち構えていた。

発見されたリュックの中には銀行から奪われたと見られる札束が。
当然カストロの犯行だと思われたが、銀行員の話によると、もっと華奢だったとか。
華奢か・・・そういうことか。
サムが何かを怖がっているように見えたのは、これが発覚することだったんだな。

しかし、ここへ来てもフラックはまだ少年たちを庇う。
確かに、町のどうしょうもない、消えてくれた方が町のためになるような悪党が犯人であってほしいのは解るが、刑事としては、そういう訳にはいかないな。
でもNCSIのギブスなら、あるいは・・・

2人の犯行動機は、まあ金には違いないんだけど、父親が死んで母子家庭になって、家賃を催促される母親を助けようとした、というのが理由だった。
で、逃げる途中にカストロに捕まって、ニッキが撃たれてリュックを奪われてしまったらしい。
救急車で運ばれるニッキがサムに向かって言っていたのは、”かあさんに、お金を渡すんだ”ということだったんだな。撃たれたニックはお金を奪われたことは知らなかったんだろう。それとも何とか取り返せということ?

結局、銀行の方も大目にみてくれたようで起訴もされず、しかもこの親子には寄付の希望が殺到しているそうで、一安心だ。
しかし、ニッキのこのお金=銀行強盗という短絡思考は、ちょっと心配だな。
この年頃なら、ちょっといい話で済みそうだが、成長してもこの調子じゃ、まずいな。

シーズン10くらいで、本当の犯罪者で再登場なんてことにならないことを祈る。

今回フラックがかなりサムに感情移入していたように見えたが、フラック自身の少年時代と、被るところがあったのかもしれないな。確か不肖の妹がいたような気がするが、親の話はどうだったかな?

一方で、少年といえば、ルーベンのことがあるので、ダニーもサムを擁護する立場に回るかと思ったが、そんなことはなかった。残念。製作側が忘れたのか?

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