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2012年10月28日日曜日

クリミナルマインド 4 #17

今回は字幕版を視聴。だったけど、訳がいまいちな感じ。で吹き替え版を見直した。
Demonology(悪魔研究)
悪魔祓い

今回の事件はエクソシストだ。
場所は、コロンビア特別区(district of columbia)。
ワシントンDCのDCは"ditrict of columbia"のはずだが、ワシントンDCと書かずにわざわざコロンビア特別区と書いてあるのは何か意味があるんだろうか?

何処からか聞こえてくるささやき声、縛られて苦しそうな男の顔、薬のアンプル、そして神父。
いつもと違う、オカルトっぽい雰囲気。ドラマのミレニアムを思い出す。

悪を罰せぬものは、悪をなす。
レオナルド・ダ・ヴィンチ

話を持ってきたのは、警察じゃなくて、プレンティスの友人のジョン。ザ・シールドのシェーン役のWalton Gogginsだ。イメージ的に、完全な悪じゃないけど、ちょっと裏がありそう。
エミリーの親しい友人だったマシューが亡くなった。心臓発作らしいが、生前、誰かに殺されるともらしていたと、さらにマシューは、T・ヴァレンティーンは殺されたと話していた、とジョンは話す。

後にエミリーが語った、ロッシへの告白によると、マシューは、自分が15歳のとき図らずも妊娠してしまったときに助けてもらった恩人だとか。子供の父親ではないらしいが。
そのときに、聖書のことを知り尽くしているような少年マシューは堕胎を認めないカトリックの司祭と対立して教会に疑問を持ち、以後ドラッグに走ってしまったとのこと。

そして、BAUは警察からの要請はないが、エミリーを助けるために行動を開始。
ヴァレンティーンの死も病死で事件性なしと判断されていたが、2人とも、ベッドに縛り付けられていたような痕跡もあり、やっぱり怪しい。
いきり立つプレンティスとロッシだが、モーガンは冷静だ。

そして、どうやら、謎のエクソシストが悪魔祓いをやっている気配が。

ロッシは知り合いのジミー神父に助言を求めにいく。
ここでのロッシと神父の会話は、なかなか興味深い。
”この世に悪は存在するか?”という神父の問いに、”見てきました”と答えるロッシ、さらに神父は”穢れなく生まれてくる子供たちに、どの時点で悪が入り込む?”と聞くが、ロッシの答えはない。
”君たちの仕事は、この世で一番凶悪な怪物と直接向き合って理解することだ。危険な立場だよ。気をつけた方がいい”と言って十字を切る神父。神のご加護を、といったところか。

そして、さらにまた3人目の不審死が。
非協力的な家族、それに事件性なしと判断する警察に、ホッチは及び腰。だがロッシは、
”相手は宗教じゃない。悪なんだ。これに我々は分析で立ち向かう”
と説得する。
とその時、グッドタイミングで新たな事実が。
マシューは、教会に裏切られた人々を支援する掲示板を管理していた。さらに3人の共通点は、少し前にスペイン旅行に行っていることだったが、その時期にスペインのガリシアにある大聖堂で司祭が殺されていたことが判明。うーん。これはただの悪魔祓いなのか?
エクソシストの名を借りた復讐なのか?
そして、ホッチの決断は・・・
”秘密裏に動かないと”・・・話がわかるやつでよかった。

通常だとプロファイルの説明は、地元警察にやるんだが、今回は神父たちを集めて披露。
そして神父たちの協力により、ヒントを得たBAUは容疑者のポール・シレバーノ神父を発見、拘束するが、彼はなんと、イタリアからの外交使節待遇で、手が出せない。
それとリードがイタリア語が出来ないのは、ちょっと意外。リードも万能じゃないのか。

そうこうするうちに、ポール神父のターゲットはもう1人いることに気づいたBAU。
それは、ジョンだった。
”悪魔め”と言うポール神父にイタリア語(たぶん)で”俺の方が強い”と返すジョン。
まるで、ジョンは自分が悪魔だと認めているようにも取れて、ちょっと背筋がぞわぞわする。

一時はプレンティスに、もう諦めろと言ったホッチだったが、国務省経由でバチカンに手を回してイタリア政府を動かし、ポール神父の外交特権を剥奪させた。ロッシの助言通りにバチカンに”カトリックを堕落させようとしている男を止めろ”と言ったんだろうか?

そして、なんとかジョンが命を落とす前にポール神父を拘束できた。彼は強制送還だ。
ジョンが叫んでいた、
”神父なんか名乗るな! ~のとき守ってくれなかったくせに”
何回聞いても聞き取れない。”子供の頃”かな?

結局、ポール神父が、何か毒物を使っていたような形跡はないようだ。
ということは、本当に悪魔祓いの結果、3人は死亡したということだろうか?

ロッシ曰く”彼は信心深く、確信を持って行動している。”
ポール神父の行動は、果たして復讐だったのか、それとも、本当に悪魔憑きの魂を救済しようとした結果なのか?

邪悪なものは、確かに存在する。しかし、それがモーガンの言うように、それは脳の化学反応の産物なのか、もっと別の”何か”なのか?

この世で最も教会と相容れないのは、異端者でも哲学者でもない。人間そのものだ。
ジェームス・ジョイス(ダブリン市民の作者)

ジョンとエミリーの最後の会話、この2人・・・そういうことなのだろうか?

そして、教会の前で、マシュー、ジョン、そして自分が写った写真を見て血の涙・・・かと思ったら鼻血だった。これは?プレンティス、病気なのか?
それとも、悪魔祓いの儀式で被害者が鼻から出血していたけど、彼女からも悪魔が祓われたということなのか?
よくわからん。

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