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2012年10月25日木曜日

CSI ベガス 10 #3

今回は森の中で男が別の男を撲殺するシーンから始まった。
最初から犯人がわかっているパターンだ。

で、話は3週間ほど前から、この殺人に至るまでのいきさつが挿入されながら、CSIの捜査が始まる。

被害者ジェイソンは犯人ポーリーの会社の同僚みたい。
憧れの女性ベリンダと仲が良かったみたいなので、嫉妬で殺したのか?

このジェイソン、会社のヘルプディスクやってるただのコンピュータ・オタク・・・かと思いきや、かなりの腕前のハッカー、でオマケにプレイボーイ、職場の女性の半分と関係してたとか。どんなやつだよ。まあ、ポーリーにとっては、かなり嫌なやつだったんだろうな。

しかし、犯行動機は、ちょっと違ってたな。

ジェイソンはそのハッキングの腕を駆使して、同僚の個人情報を集めまくっていた。ただの好奇心からか、それとも脅迫するネタを探していたのか。
そして行き当たったのがポーリーの計画だった。その計画とは?
まだ解らないが、ジェイソンが爆薬を調達することによって、ただの計画が現実になるようなもののようだ。ということは、むかつくセクハラ上司とか、やりがいのない仕事とかに嫌気がさしてるような感じだったので、会社を爆破でもする気なのか?

一方、捜査の方は、ジェイソンの自宅の捜索や、同僚に聞き取り調査から始まった。いつもの手順だ。
ただし、ジェイソンが死んだことは伏せて、ただジェイソンのことを調べているということで。
男性社員に対するジェイソンの評判は、当然あまりよくないみたいで、カード情報を売買したんじゃとか陰口を叩かれてた。ポーリーのコメントは”裏の顔がある人間もいる”。確かにそうだな。

そして犯人のポーリーの聞き取り。
ちょっと不審な態度も見せたが、ジェイソンが嫌いだったと正直に答えたことで、ブラス警部も納得してしまったみたい。
”自分の仕事にベストを尽くすこと。努力は必ず報われる”
確かに、まだこの段階では明らかにされていないが、ポーリーは何かにベストを尽くしていたようだ。しかし、選んだ相棒が悪かったな。

そして、明らかになるポーリーの計画、それは会社のビルの地下に隠されているカジノの売上金の一時保管用の金庫。
なぜ、こんなことを?
今の仕事を続けていても報われそうに無いので、報われることをなにかやろうと思ったのか?

しかし、金庫のドアを破壊する実験も無事成功して、あとは決行するのみという、夜。なぜかポーリーは怖気づき、やめると言い出す。まさか現実に金庫破りをするとは思っていなかったのだ。しかし当然ジェイソンは本気だ。ジェイソン必死で説得するも、やっぱりダメ。しかしここでベリンダの名前を出したのはジェイソンのミスだな。挙句に、”からっぽのカス”、”かわいそう”。これでポーリーはぶち切れ。というわけで森の中に死体が転がるわけだ。

しかしどういうわけかジェイソンを殺したあと、ポーリーは計画を続行。怖気づいたあげく、そのせいで殺人まで犯したのに。
殺人を犯したことで、自分に自信がついたのだろうか? 
それに、ジェイソンが持っていた金庫室に通じるドアのセキュリティキーのデータを手に入れるチャンスが巡ってきてしまったためだろう。ジェイソンの母親が遺品を取りに来なかったら、デスクを見張っている巡査が余所見していなかったら、ポーリーも計画を続行する気にはならなかったかも。

そして、いよいよ決行。クライマックスだ。
CSIもポーリーの計画に気づき、会社の地下に駆けつける。

計画通りに侵入して金庫に爆薬をセットするポーリー。
この間、クイーン&デビッド・ボウイの”アンダー・プレッシャー”がBGMに。
ずっと、アンダー・プレッシャーだったポーリーの最後の賭けってところだろう。

もうちょっと離れたほうがいいんじゃ? だが、かまわず起爆。吹き飛ぶ金庫のドア。
そして、札束を握り締めて、金庫室のドアを開けようと必死なCSIを尻目にまんまとビルから脱出。
続々と駆けつけるパトカーをビルの外から、ほっとした様な表情で見つめる。

・・・
これで終わりならよかったのに。
所詮、シロウトの金庫破り。
見つめていたビルのドアが突然吹っ飛んできてポーリーを直撃。

そう、金庫のドアが直撃していたのだ。
正に夢と消えたポーリー最後の賭け。

最後にいい夢が見れた・・・のかどうか。少なくとも、あらゆるプレッシャーからは解放されたわけだ。最後の言葉は、
”出来たんだ・・・上手くいった”
・・・合掌。


今回の話には関係はなかったが、
ラングストン教授、凶暴だった父親をかなり気にしているようだ。
凶暴な性格は、果たして遺伝するのか?
いろいろと調べているようだが、今後どういう話に発展していくのか?
興味深い。

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