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2012年10月12日金曜日

キャッスル 2 #19

Wrapped Up in Death
今回はミイラの呪いだ。
ミイラっていってもエジプトじゃなくてマヤのミイラ。
違いは・・・よくわからん。

博物館ではすっかりインディ・ジョーンズ気取りのキャッスルだったが、ミイラの棺を勝手に開けて顔を見てしまってからというもの、不運続き・・・まあ、最初のいくつかはベケットたち3人のイタズラだったわけだが、その後も続くので、わりとマジかも。

事件の方は考古学者メディナの不審な死、といっても明らかな殺人の痕跡が。
建物のカギを壊しておいて、そこで立ち止まらせて、上から石像を落とすという手口だったが、この石像にミイラの痕跡が・・・
ミイラが棺を抜け出して殺したんじゃない限り、誰か人間の犯行なのは確かだが・・・
怪しいのは同じ考古学者のスタンフォード、俳優のCurrie Grahamは悪役が多いからね。
それと館長はどうだろう? 女性の考古学者レイチェル(だったかな)は? 被害者はイケメンなので、色恋沙汰が殺人動機かも?

捜査していくと、メディナはミイラの棺に麻薬を隠して密輸している疑いが浮上。
また、ミイラそのものを売ろうとしていたという疑いも。どっちだ?
それで博物館のミイラの棺を開けてみると・・・からっぽ!

やっぱりミイラが犯人?
とはならないのは、まあ当たり前。
捜索の結果、博物館の地下に隠されているのを発見。

そしてメディナのミイラのバイヤーの証言と検視官のロニーの見解により、発見されたミイラの年代がおかしいことが判明・・・新しいらしい・・・ということは?
殺人の遺体が2体ってことか。
ミイラにされていたのは、メディナ、スタンフォード、レイチェルも参加した発掘調査でジャガーに襲われて死亡したと思われていた女性(遺体は見つからなかったらしい)のものだった。

やっぱりイケメン学者をめぐる女の争いの結末がこれか。
と思ったが違った。男の嫉妬の方だった。
つまり、スタンフォード→ミイラにされた女性→メディナなんだろうけど。
嫉妬で頭がおかしくなったのかスタンフォードは女性の方を殺して、なぜかミイラにしてアメリカに持ち帰っていた。側に置いておきたかったのか?
そして、ミイラを売ろうとしていたメディナにばれるのを恐れて、彼も殺してしまった。

なかなか複雑な事件だったな。
キャッスルの小説でもこんな展開はないな。
追い詰められたスタンフォードの悪あがき逃走劇は面白かった。
博物館は完全封鎖されていたんだろう、まったく追おうとしないベケットとキャッスルからあたふたと逃げようとするが、ミイラの主のマヤ王の絵の前で階段から転げ落ち、動けなくなり御用。

事件解決後、発掘品は無事にメキシコに返還されることになって、ミイラも安らかに眠れることだろう。ミイラも目を覚ましかねない大騒ぎだったからな。
それと引き換えに、捜査の途中で拘留していたメキシコ人の活動家から呪いを解く方法を教わって、一安心のキャッスルだった。

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