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2012年10月15日月曜日

コールドケース 6 #14

The Brush Man
セールスマン、ロイ・ダンの遺体が発見される。
42年前なので白骨化してる。

イケメンで口の上手い、奥様方に大人気のセールスマンだったので、第一容疑者はお客の夫だろう。次は女同士の争いか。

しかし、話が進むうち、ロイはそこいらのセールスマンとは違うみたいだという感じがしてきた。
すばらしい売り上げを記録しているようだが、ストイックというか、金や女に興味がない、お客の喜ぶ顔がみたいというような、ありきたりな感情を越えたなにかがあるような・・・

後半になって判明するが、ロイは過去に殺人の罪で服役したことがあり、その未亡人のアリスにお金を送っていた。つまり、ロイのあのストイックさはアリスへの罪滅ぼしだったわけだ。
でも、殺人理由は、殺されたアリスの夫がくそ野郎でアリスに暴力を振るっているのを、見て見ぬ振りが出来なかったためだった。

そして、ロイの目には、ダイアンの家族が何かおかしいとわかっていても、同じ轍を踏まないように、あまり強くは関わらないようにしていたようだった。本当は関わりあいたかったみたいだが。
しかし、ダイアンの息子のケビンが父親のグレンに殴られた、しかもその理由がショタコンの現場を見られたからというから、ついにロイの我慢の限界も突破してしまった。

そして、同じ轍を踏むことになったロイ。前回と違ったのは、やり過ぎず手加減してしまったことか・・・おかげでグレンの反撃を食らい、命を落とす。

という真相だった。

今回の捜査で一番の驚きは、ケビンの42年後の姿だな。ニックと同じ、いやそれ以上かも。
人間、変われるものだな。

それと、同じく家族の問題を抱えていたリリィは、今回の捜査で、自分の家族の問題を思い出したのか・・・再会した父親に母親が実は死んでいることを告白。
口には出さないけど、離れていった父親を責めたいと思っているんじゃないかな?
ラストの墓参りシーン、2人は何を話したのか、または話さなかったのか。

”一緒にいちゃいけない家族もある”
何も知らない人々は”家族なんだから一緒にいるべきだ”とか言うかもしれないけど、当事者にしかわからない辛さはあるんだろうな。
リリィが言うと、説得力あるな。

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