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2012年10月10日水曜日

クリミナルマインド 4 #15

コピーキャット
Zoe's Reprise(ゾーイの再開?)
reprise : a further performance of something
とあるのでゾーイの意思を継いでBAUが調査を引き継ぐ、くらいの意味かな。

私は生徒に教えることはしない。
学べる環境を与えるだけだ。
アルバート・アインシュタイン

ロッシのサイン会で出会った、1人のロッシファン、ゾーイ。
彼女が言うには、”ここクリーブランドにはシリアルキラーがいる”と。
いろいろと詳しく調査しているようだが、シリアルキラーという確証はないので、
”確証が得られるまで諦めず続けなさい”みたいなアドバイスをするロッシ。
シリアルキラーの条件となる被害者、手口、凶器の関連性が見えていなかったためだ。

ここで嫌な予感はしたが、案の定、彼女が次の被害者に。
責任る感じるロッシ。
引用にもあるように、彼女に直接答えを与えるのではなく、何が足りないのか指摘して指導しようとしたのが仇になってしまった形だ。
被害者の葬式代を出そうとしてゾーイの母親に反感をもたれたり。

かなり感傷的なのは年のせいだろうか。

しかし、相変わらずシリアルキラーとは断定できない。
それもそのはず、今回の犯人は、コピーキャット、過去の色々なシリアルキラーの犯行を模倣していたのだ。シリアルキラー初心者ってことらしい。まだ自分のスタイルが確立していないと。

しかし、彼なりのこだわりの部分があるのではと予想したBAUは現地の有名事件記者に依頼して、それっぽいことを書いてもらう。そして、その痕跡を消した痕跡から犯人のこだわりを特定。その結果、ゾーイの遺体からDNA採取することができた。
このときには、すでに家族の下にあったゾーイの遺体、ロッシには、辛そうな母親に更なる仕打ちになることは解っていたが、犯人を見つけるためだ。

そして、これが決めてになり容疑者特定、森の中で女性の首を絞めているところを現行犯逮捕・・・のはずだったが。女性が言うには彼は恋人だとか。最初の本のサイン会で、”自分の夫や恋人が殺人犯で気づかないなんておかしい”みたいな会話がロッシとファンの間で交わされてたけど、ここに繋がってたんだな。

ここで、”被害者は全部見つかっていない”というようなことを仄めかす犯人。
弁護士の入れ知恵で司法取引を持ちかけようとするが、BAUはそうはさせたくない。
残りの被害者の遺体を発見しなくては。

手がかりはこいつの部屋に飾ってあった写真と彼女の証言、殺人現場でないとナニが出来ない体になってしまっていたのだ。彼女にとっては彼氏が殺人者ってだけでもきついのに、こんな話までしなくちゃならなかったとは、ひどいな。彼女も被害者だな。

で彼女から得た情報を元に犯人に現場の名称を読み上げるロッシ。
これで、頭を抱えて観念する犯人。

これで終了なんだけど、この犯人は刑務所に会いに来てくれとロッシに頼む。そう言えば、こいつもロッシのファンだった。
お互いに求める答えは1つ、”なぜ?” だ。
たぶん、ロッシはこの誘惑には耐えられず会いに行くだろうな。

最後にゾーイの墓参りシーンで、彼女の母親の、”犯人が捕まっても気は晴れない、ゾーイは死んで、そいつは生きてる。でもゾーイは(犯人が捕まって)喜んでる”という言葉に、一瞬口ごもりながらも同意する。
”そう願ってます”と。


若い者は学び、年を取ったものは理解する。
マリー・フォン・エブネル-エッシェンバッハ(Marie von Ebner-Eschenbach)
オーストリアの作家らしい。
しかし、今のグーグル検索は優秀だな。
"essenbach"で検索してもヒットした。

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