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2012年11月24日土曜日

THE RIVER #3

エメットの手がかりを追って一行は、とある先住民の住む地域へと分け入る。
彼らはモルセゴスと呼ばれている部族で、戦士の部族、森の守護者とも言われているようだ。
そしてナマハゲみたいに、言うことを聞かない子供を叱るときに使うらしい。”モルセゴスが来るぞ”って感じだろうか。
しかし、こんなことハエルはよく知っているよな。

そして一行は博士の手がかりを探しに洞窟に入っていくが、ここでトラブル発生。
カメラマンのAJが洞窟に入ることを断固拒否。以前落盤事故に巻き込まれて危うく死ぬところだったせいだ。
これは・・・AJがどうしても洞窟に1人ではいらないといけないようなシチュエーションがあるな。

洞窟の中は木の根っこがびっしりと上から垂れ下がっている。あまり不気味な感じはしないが視界は悪い。とそこに人の遺体を発見。
行方不明の探検隊員じゃなくて、一安心するテスとレナ。宣教師かなにかの遺体のようだが、目と心臓がえぐられていた。
モルセゴスの仕業だろうか?

コウモリに襲われて、慌てて外へ逃げ出したみんなを見て、大爆笑したため、野営のとき、安全な火の回りから追い出されて1人で寝るはめになったAJ。
・・・酷い・・・がこれが後で意味を持ってくるとは思わなかったな。

翌朝、AJが野営地に戻ってくると、なんか静まり返っている・・・
まさかAJを残して消えた?
いやいや、寝てるだけだった。けど、地面にはモルセゴスのマークが書き残されている。
そしてエミリオがいない!
すぐに、近くの木の幹にもたれかかるエミリオを発見したものの、彼の目は赤く腫れ上がって、目が見えなくなっていた。夜中に起きて用を足していたところ、徐々に見えなくなったらしい。

これはただ事じゃない。マガス号に引き返す一行だが、途中で、テスも視力を失う。

なんとか船にたどり着いた一行。無線で救援を要請するが、なぜか通じない。
クラークはカートが衛星電話を持ち込んでることを、知っていたみたいで(謎の悪役がいるとTV的においしいから、黙っていたみたい)彼にその電話で救援を頼むように説得するが、カートは知らんぷり。
カートにとって、誰のために動いているのか知らないが、この任務は全員の命よりも大切ということなんだろう。

エメットの日誌を調べていたレナによると、どうも寝てる間に毒をかけられたようだ。
解毒剤になる植物もあるようだが、ここからは、だいぶ離れたところにしか生えていないことが判明。しかし誰かが、それを見つけに行かなければ・・・

そうこうするうちに、ハエル、クラークも視力を失う。
そして、プロのはずのカート、モルセゴスの恐怖にびびって、後ろから無造作に近づいたクラークをナイフで刺してしまった。

これは・・・傷はかなり深い・・・
設備も何もない、こんなところで、一応医者のリンカーンで対処できるのか?
しかし、有り合わせのものでなんとかするしかない。
そしてなんとか処置は済ませたものの、予断を許さない状況にはかわりない。

いちるの望みを掛けて、解毒剤の木を探しに出発する、カート、レナ、そしてAJの3人。
しかし、マガス号には怪しい人影が・・・

そして、レナ達一行にもモルセゴスが迫る・・・
巨大ヤスデに体中這い回られながらも、なんとかやり過ごす彼らだが、ついに、レナもカートも視力を失う。残るはAJのみ。

しかし・・・
AJは目の見えない2人を残し逃亡。
と言っても、どうやって文明圏に戻るつもりだったのかは不明。
とにかく半ばパニック状態で走り回っていたところ、偶然にも解毒剤の木を発見してしまった。
必要なのは、この木の球根、そして目の前の木の下には洞窟の入り口がぽっかりと・・・

やっと、落盤トラウマの伏線のシチュエーションが来たな。
ここからも逃亡することもできたと思うが、”ピー”を連発しながらも心を決めたAJは洞窟へと這いながら入っていく。カメラも一緒みたいだな。
洞窟と言っても、最初にみんなが入っていったところと違って、今度のは狭い。
AJは恐怖を紛らわせるためか、べらべらと独り言を言いながらも這い進み、ついに球根を手に入れる。
しかしそのとき、土がばらばらと落ちてきた・・・しかも段々と激しく。
これは、まずい。

最早どうすることも出来ず家族に別れを告げるAJ。
カメラの視界は少しずつ土に覆われていき、そしてついに何も見えなくなった・・・
助けが来ないと死ぬな・・・

一方のマガス号。
ついにモルセゴスが侵入してきた。
船室に鍵を掛けて立てこもるリンカーンたちだが、リンカーンとクラーク、それとテス、エミリオ、ハエルの2組に分断されてしまう。
そしてリンカーンもついに目が見えなくなってしまった。
傷とモルセゴスの侵入で、もうダメかもと思ったのか、クラークはリンカーンにテスとの関係、そしてエメットとテスの関係を話し始める。
”エメットはテスよりも冒険を選んだ”
”そして彼女は新しい人生を歩み始めた”
おおむね予想通りの関係だったが、リンカーンはどう感じているのか・・・

そして、モルセゴスはテスたちが立て篭もっている船室に強引に入ってこようとし始める。
テスの叫び声が船内に響き渡る。

クラークのテスへの思いは”本物”だな。
たまらず、クラークは傷ついた体で船室から外に出てモルセゴスを煽る。
自ら囮になって、奴等を引き付けようとする気だ。
焼いたナイフで傷口を塞いだばかりの体、立っているだけでもやっとのはず・・・
それでも、モルセゴスに懇願する。
”神聖な土地を汚したのは俺の責任だ。みんなは許してくれ”
そして、モルセゴスは消えた。
果たしてクラークの思いが通じたのか、それとも、最初から殺す気なんてなかったのか・・・

同じ頃、真っ暗だったAJのカメラに洞窟から引きずり出される映像が写り始める。
そして、気がついたAJ。
助かった・・・しかも球根もしっかりと手に入れた。

一方カートは衛星電話で何者かに報告を入れてる。
”コールも根源も見つからない。もうすぐ全員死ぬ。手を打たないと・・・”
しかし、この通信は戻ってきたAJにより中断される。

そして、AJが持ち帰った球根により、全員回復。
それにしても、この球根の解毒作用、超即効性だ。一瞬にして光が戻ってきた。

一時は逃亡を図ったAJだが、これで一躍ヒーローだな。

ところで謎のモルセゴスだが、結局、よくわからなかったな。
AJを助けてやったり、何もせずにマガス号から立ち去ったりと。
そんなに好戦的にな感じじゃなかったような・・・
目を見えなくするのも、何かの儀式の一環で、意外と捕まっても問題なかったかも知れないな。

そして最後、親子の会話シーン。
”父さんを必ず連れて帰る。でも家に帰っても、もう元には戻らない”
”母さんも新しい人生を・・・それが望みなら”
そしてテスの答えは、
”家族を取り戻したい。それだけよ。別れなければよかった。”

このやりとり全てを、監視カメラで覗いていたクラークの心中は・・・


ザ・リヴァー、3話目だが、1話目は悪霊、2話目は、一応これも霊か、そして今度は謎の原住民。
このまま、情報を小出しにしつつ、1話完結タイプで進んでいくんだろうか?
まあ、面白いんだが(特に映像的に)、ストーリーの方にちょっと不安が残るな・・・

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