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2012年11月29日木曜日

PERSON of INTEREST #14

Wolf and Cub(ウルフ:ベテランとカブ:新米・・・くらいの意味かな)

前回ルートの攻撃により、ダメージを受けたフィンチのシステム。
しかしマシーンからは、ちゃんと番号を受け取ったみたい。
マシーンの本体がどこに隠されているにせよ。ルートの攻撃はそこまで及んでないことは確実だ。
リースは相変わらずフィンチ=マシーンと疑っているようだが、それは考えにくいだろ。


親代わりの兄をチンチラどもに殺された少年ダレン、彼が今回のPOIだ。
彼も兄を殺した犯人どもに狙われる展開かと思いきや、復讐の方だった。
コミック好きでトランペットが得意な少年が、全てをなげうって兄の復讐に燃える。
話的には面白いが、こんなのは間違っている。

そしてダレンは仇の1人を発見して、そいつに銃口を向けるが・・・
しかし、危ういところでリース到着、ダレンが殺人者になるのを阻止。そしてカーターもすぐに到着して、仇の1人は拘束できたが、殺しの証拠はないぞ。どうするカーター?

あまり詳しいことを話さないリースになんか不満げな表情を向けるカーターだが、リースの目的がはっきりしている以上、あまり文句も言えないか。

そしてダレンはファスコに預けて、残りの一味を捜索するリース。
しかし、使えないファスコはダレンを逃がしてしまう・・・
ダレンは他人に任せて、自分はフィンチの調査をしていたためだが、フィンチについては、面白い情報があったようだ。偽名をいくつも持ち、本名まで辿れないらしい。大学以前の情報もなんにもなし、だとか。

やっと発見したダレンは仇を探しに行った酒場でチンピラに絡まれているところだった。
軽くチンピラどもを片付けたことで、リースを”ローニン”と呼び、一目置くようになったダレンだが、復讐をやめさせたいリースの説得になかなか応じない。
そして結局、手伝うことに。
ただし、相手は殺さない。自分のやり方でやる、という条件で。
1セント(たぶん・・・でも違うかも。)硬貨1枚で、これを請け負うことに。
それにしても、”ローニン”、ボスのいないサムライか・・・
意外とそうかも。

そして、リース流、悪党の懲らしめ方講座の開始だ。
まずはステップ1、”観察”、敵を知るのだ。
しかし、リースは観察するのは苦手・・・と自分で言いながら、悪党どもの愛車をパクって逃走。
おいおい。でも、これが次のステップ2、”敵を動揺させる”だ。
ステップ3は、”戦いの主導権を握り、隙を作らせる”
ダレンによると、”孫子の兵法”らしい。ってなんで知ってるんだ?
そして、ステップ4、5は”ボスを見つけて、懲らしめる方法を探す”だとか・・・
なんか、その場で考えてるっぽくなってきたな。

そして、その奴等のボスとは、ダレンもよく知る、コミック店の店主ウィルコックスだった。
意外な人物が、悪党のボス。定番だが今回は予想外だ。
”上にいくほど善人か悪人か見分けがつかないものさ”
確かにそうかも。

そして、いよいよステップ6。
リース曰く”楽しいぞー”ってなんだ?
ボスに金運びを命令されて、現場に向かう、仇のチンピラ2人の車。そこに、さっき盗んだ奴等の車を体当たりさせて、
”返しにきた”
もちろん、ただ返すだけじゃなくて、2人を金ごと誘拐。
そして、そのうち1人は、警察にプレゼント。
もう1人は、可哀想に、リースの拷問だ。
こいつにダレンの兄殺しを吐かせるのだ。

ガスバーナーを取り出して火を付けたときには、そこまでやるのか?
と思ったが、焼いたのは、奴等が運んでいた札束だった。あっと、そういうことですか。
確かに楽しくなってきたな。
”この金がないと、ボスはどう思うかな?”
これで、ついに凶器の場所を吐いた。

一方、ボスのウィルコックは、そのまたボスに金が消えたことや、手下の1人が長時間拘束されていることを相談していた。
相手は、ファスコの悪徳刑事仲間のリンチ(?)警部。
なんかニューヨーク警察の闇は深いって感じだ。

ダレンは、当然ウィルコックにも復讐したかったが、リースに諭される。
”あいつは殺してないだろう”
”それじゃウィルコックのボスは? 責任のあるやつ全員に復讐するのか?”
だが、ダレンは納得しなかったようだ・・・

隙を見て逃げ出したダレンはウィルコックのコミック店へ復讐に向かう。兄を殺した銃を持って。

このウィルコックという奴、表の顔としてコミック店をやっているだけあって、少年の扱いにはなれてるみたいだ。巧みにダレンの心を刺激して、釈放された仇の1人を撃たせようとしていたな。
撃ったら、使えない手下が1人減り、優秀な手下が1人増える。撃たなかったら、当然楽勝だ。
だが、ダレンは撃てない。
そして、ウィルコックに銃を奪われて、絶体絶命。

そのとき、リースは暴動鎮圧用のゴム弾ランチャーで突入開始。
フィンチは建物の電源を落してサポート。
カーターとファスコも到着だ・・・この2人、一緒で大丈夫か?

手下はリースがゴム弾で仕留めたが、ウィルコックはダレンを人質に逃走を図る。
しかし、やつが追いすがるカーターに発砲した隙にダレンはなんとか逃げ出すものの、ウィルコックは今度はダレン目掛けて発砲。
このときダレンを救ったのは・・・
あの体型からは想像できない素早さで、ダレンと弾丸の間にジャンプしたファスコだった。
そして、ウィルコックはリースのゴム弾をバンバン食らってノックアウト。

ファスコは? 死んだ?
いやいや、ケツに1っぱつ食らっただけですんだ。
救急車で運ばれるファスコ、実にうれしそうだな。撃たれた直後、カーターに”だいじょうぶ?”と聞かれたときの答えは、”最高だ!”
なんか、かなり良いやつっぽくなってきたな。
こっちが本性なんだろうか?

最後、里親の下に引き取られることになったダレン。
リースを見ながら、”家族ならもういる”と言ったのには、ちょっと泣けてきそうだ。
”自分の身に起こることは選べないんだ。どう乗り越えるかだぞ”
”チャンスを生かせば道は開ける”これは、また孫子らしい。


父親のことを調べていたウィル・イングラムは、父が謎の仕事をしていたときのファイルから、アリシア・コーウィンという名前を探りあてる。ウィルは当然知らないが、マシーン製作当時の政府側の担当者だ、そして、ウィルは彼女から話を聞く。
このこと自体は、これにより、ウィルは心の整理が付き、父親の謎の仕事の調査から手を引いてスーダンに行くことを決意したので、フィンチにとって懸案材料が一つ減ってよかったが、問題はこの、ウィルが会った女性アリシアの方だ。
マシーン製作に当たっては、フィンチは完全に裏方。政府には名前は割れていなかったのだ。
そして、今回ウィルの口から”ハロルド”という名前が漏れ、フィンチの存在がアリシアの知るところになってしまった。
しかし、ウィルは”ハロルド・レン”って言ってたな。フィンチになる前の偽名か。

ネイサン・イングラムの死には、なにか陰謀めいたものが有りそうだし、ここでフィンチの名前が彼女に漏れることは、一体どんな意味をもつのだろうか?
彼女は今は引退していて、しかもアメリカ国内で唯一、携帯、無線LANが禁止された町に住むという、電波望遠鏡のためらしいけど、ちょっと怪しげな町だ。なんか怯えたような感じもしたし。これも気になるな。


そして、ラストの、おそらく”マシーン”が見ていると思われる映像に、別ウィンドウが現れてメッセージを並べる始める。
字幕も何も出なかったので、特に意味はないかも知れないが、
わずかに読み取れたその断片を見ると、何か怪しげだ。


SUBVERT((体制を)転覆させる、打倒する)
MONITOR(監視)

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