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2012年11月20日火曜日

クリミナルマインド 4 #20

Conflicted(矛盾?)
カウンセリングを受ける囚人の女。顔は影になって見えない。
アダムという人物の行方(たぶん死んでいる)を聞き出したいらしい。
そして側の暗闇からリード登場。

リードに”頭悪いんじゃない?”とトンでもないことをいう女だが、
”頭の良し悪しじゃない、正しいことをやってるんだ”
と返すリード。それに対する女の答えは、
”あたしもやったよ”。
そして、話は7日前に戻る・・・


スプリング・ブレイクで盛り上がる学生。
そこで起きた連続レイプ殺人事件。被害者は男子大学生。
光は自分が何より速いと思っているが、それは違う。
光がどんなに速く進んでも、その向かう先にはいつも、
暗闇がすでに到着して待ち構えているのだ。
テリー・プラチェット(SFファンタジー作家)
アダムはホテルのメンテナンス係りで、2人目の事件の第一発見者だった。
ちょっと見た目がリードに似てるかも。
彼がこの後どうなってしまうのかは、まだわからない。

体格のいい大学生が抵抗もせずに縛られていたことから、犯人は男女の二人組みと見て捜査するBAUだが・・・
アダムは最初の被害者と揉めていたことを黙っていたことから容疑者に浮上、BAUの調査によっても、子供時代に父親から虐待を受けていたこともわかり、殺人者のプロファイルに合致する。
しかし本当にアダムなんだろうか?ちょっとそんな感じには見えないが、どうだろう?

女の方は事件現場となったホテルの支配人のジュリーがちょっと怪しいかな。
アダムと親しいようだし。
そして被害者を物色のジュリーを発見!
ところが、彼女はただのナンパ女だったみたいだ。
アダムの保護者的な立場なのは、ボランティアでアダムの世話をしたのが切っ掛けで、そのまま彼の面倒を見るようになったという、かなり”いい人”だった。

一時拘束された2人だが、決め手がなく、嘘発見器もそろってパスして共に釈放。
しかしこのとき、釈放手続きをするアダムをじっと見つめるリードの姿が。どうも何か引っかかるものがあるようだ。
そして、アダムの微表情の変化に気付いたリードは、アダムが”解離性同一性障害”いわゆる”多重人格”であると見抜く。
最初の引用にある、光と暗闇とはこのことだったのか・・・

リードに与えられたヒントは、アダムが最初の被害者とケンカしたとき、途中から豹変したこと。
そのときの記憶がアダムにないこと。
嘘発見器で、一瞬戸惑ったこと。
そして、釈放時の微表情の変化。
うーむ。さすがだな。
ドラマとして見ているこっちは、なんとなく予想できるけど、普通はそこまで考えないだろう。
それにしても、人格が変わるときの表情の変化は怖すぎる。
ビリー・ミリガンの人格入れ替わりシーンを思い出すな。

そして、”身柄を確保、後は法廷が決める”
ホッチはそう言って、BAUをアダム逮捕に向かわせる。

しかしアダムはジュリーに重傷を負わせて逃走を図る。
正確には今はアダムではない。アマンダと名乗っている。吹き替え版だと、声優も変わっているみたい(たぶん)。
それにしても、なんでジュリーを?ジュリーはアダムの恩人のはずだが。でもアマンダに取ってはライバルってところかもしれないな。

アダムはどこに行ったのか?
それは、虐待していた父親のところだった。
正体がばれたので、本当のターゲットを殺しに行ったんだろう。

父親の頭にビニール袋を被せたうえ、喉にナイフを突きつけるアマンダ。
リードは説得を試みるが、アマンダは、”捕まればアダムが罪を被ることになる”と言って、今度は自分の首にナイフをあてがう。
しかし、リードは、”君が死ねばアダムも死ぬことになる”と、さらに説得。

そしてアマンダは、”アダムは私にしか守れない”、”安全なところに連れて行く”
と言って、ナイフを落す。

そしてアダムは消えた。
モンスターは存在する。
幽霊も存在する。
彼らは我々の中に棲み、時として勝利するのだ。
スティーヴン・キング
そしてアマンダの下に通い続けるリード。
果たしてアダムは見つかるんだろうか・・・

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