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2012年11月3日土曜日

CSI ベガス 10 #4

何気ないバーガーショップの風景。
しかし、新たに入ってきて注文する男の腰には銃が。
でも、それを見つめる子供には笑顔を見せる。
強盗?っぽくはないが・・・
そして場面は切り替わり、バーガーショップの駐車場に血まみれで横たわる、この男の姿が。
彼はジョンソン巡査部長、撃ったのはフィン巡査。
何かに向かって発砲していたジョンソンにフィンが発砲したのだ。
ジョンソンは非番でしかも管轄外の場所。なぜこんなところにいたのか、誰に向かって発砲していたのか、全て不明。

そして、現場は黒人が多く住む地域で、白人警官が黒人を撃ち殺したということで騒然。罵声が飛び交う。しかも、ジョンソンとフィンとは顔見知り、というか、フィンはジョンソンが新米のころの相棒兼教育係。それだけじゃなくて人種差別発言で揉めたことや、フィンはジョンソンが自分を追い越して昇進したことを恨んで殴り合いになったこともあるようだった。
ぱっと見ただけでは、フィン巡査はそんな風な感じには見えないが、お前が殺したと叫ぶ野次馬に向かって、怒鳴り返すとか、すぐに切れる性格みたいだ。いわゆる瞬間湯沸かし器ってやつだな。

捜査の焦点はフィンが撃った3発目。
これが、ジョンソンが倒れた後にとどめの1発として撃ったのかどうか。
それと、フィンが発砲するときに、相手がジョンソンだと解っていたかどうか。

一緒にいた新米の相棒はフィンが3発目を撃つところは見ていない。しかし目撃者の証言によると、フィンは倒れたジョンソンに背中から撃ったと。薬莢の位置もそれを裏付けていた。

やっぱりフィンがやりすぎたのか?
しかし、目撃証言は嘘。薬莢は子供が拾って投げてしまったことが判明して、とりあえず、殺人疑惑は晴れたフィン。しかし、ジョンソンと知った上で発砲したかどうかは、まだ不明。

一方で、ジョンソンがなぜ、あの場所にいたのか?
それは同じ日に発生した別の事件から辿られた。
こっちの被害者の少年を守るために、ギャングの縄張りの外で会おうとしていたのだった。
ジョンソンが発砲していたのは、そのギャング。

そして、ジョンソンの父親とフィンの偶然の遭遇。
ジョンソンの父親はフィンに気づいたようだが、睨みつけるだけで怒りをぐっと飲み込む。
一方のフィンは無表情だ。
ラングストン教授は、フィンの無表情に何かを読み取ったのか、それとも嫌な予感というやつだろうか、フィンを追って引き返す。
すでに車に乗り込んでいるフィンに近寄る教授だったが、一発の銃声が鳴り響き、リアウィンドウが赤く染まる。
まさか、こんなことをするとは・・・

その後、教授の調べで、フィンは目の病気を患っており、まともな視力はなかったことが判明。あの状況で相手がジョンソンと確認するのは無理だとわかり、容疑は全て晴れた。


これで自殺した理由もちょっと見えてきたような気がする。
自殺直前にブラス警部から”(停職処分を)休暇だと思ってゆっくりしろ”と言われたときに”そうするよ。それでジョンソンが生き返るなら”と返してしたときには、かなりショックだったんだろうな。くらいに考えていた。あと、ブラス警部の辞職勧告と同時に発せられた言葉、”楽になれる”この言葉を曲解したんだと。

しかし、自分の目がまともだったなら、気づいたのでは? 目のことを隠さず引退していれば、ジョンソンは死なずに済んだのでは?
フィンは、ジョンソンの死に責任があるのは自分だと、はっきり解っていたんだな。そして、ジョンソンの父親の怒りの視線を受け、突発的に責任を取らなければと、思い立ったんだろう。

今回、これらの事実を、主に弾丸や薬莢から解き明かしていく。弾丸1発、薬莢1つからいろいろなことが判明してく過程はじみだけど、これが結構面白かった。


結果、警官2人と少年、3人の命が失われた今回の事件、
”悪いのはだれかな?”というニックの問いに、”誰かな?”と返す教授。
しかしそれは、明らかに、少年を狙っていた悪党だろ。
考えるまでもないことだ。

それと今回から、モレノという刑事が登場。CSIの刑事も入れ替わりが激しいな。ブラス警部を除いて。
それから、フィンの相棒の新米女巡査の女優は、ヤング・スーパーマンのテス・マーサ役のCassidy Freeman。髪型が違うと印象が違うな。全然解らなかった。

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