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2012年11月13日火曜日

ヒューマン・ターゲット 2 #12

The Trouble with Harry

なぜか手錠を掛けられてバーのカウンターで何かを待つチャンス。
そして回りには怪しいやつらがちらほら。
友達のハリーも何故かいる。相変わらず、トラブルに頭から突っ込んでいくのが得意なようだ。

どうも今回は、すでに話がかなり進んだあとのようだな。
チャンスが人質になり、何かと交換されるようだ。
しかも、チャンスの座る椅子の下には爆弾が・・・

事の発端は、ウィンストンが連れてきた依頼人サラだった。
サラは婚約者の民間軍事会社の社長クレイプールが暗殺業務も請け負っていると知り、彼と別れる決意をするが、簡単には別れさせてもらえそうにない。
そこで、チャンスたちの出番ってわけだ。言ってみれば、今回は別れさせ屋ってところか。

作戦はクレイプールの悪事を暴いて彼女を自由の身にする、という単純なもの。
しかし、悪事の証拠が詰まったパソコンはクレイプールの難攻不落の要塞のような屋敷の中だ。簡単には侵入できそうにない。それにたとえ侵入できたとしてもパソコンにパスワードが解らなければ意味がない。

死んだ夫に愛人がいたらしいと知り、動揺していたイルザは、愛する人に裏切られたサラに感情移入してしまったらしく、自らクレイプール邸に出向いて、本人からパスワードを聞きだすと志願。
当たり前だが、みんな大反対。しかし、チャンスはイルザに説得されてしまう。

そして、プレゼントのワインに自白剤を注入して作戦開始だ。
クレイプール邸にリムジンで向かうイルザ。
ゲレロは運転手、チャンスとエイムズは車のトランクの中・・・と思ったら後部シートの下だった。あぶないあぶない。
ウィンストンはいつものように後方支援だ。

無事に屋敷に侵入に成功し、チャンスとエイムズはパソコンのある部屋に向かい、イルザはサラとともにクレイプールからパスワードを聞き出すためにワインのコルクを開ける。
ゲレロはナプキンたたみの雑用を押し付けられて待機だ。

ここで問題発生。
パソコンのある部屋の温度センサーはエイムズが押さえているが、床に張り巡らせたセンサーをかわすために家具の上を移動していたチャンスに問題が・・・テーブルの位置が情報と違っていたのだ。
なんとかパソコンに手が届く位置まで来たものの、足はテーブルに掛かったまま、手だけがパソコンのある机にとブリッジ状態に。普通なら一瞬で落下だが、そこはチャンス、なんとか持ちこたえている。しかしそう長くは持たないぞ。
そして、イルザの方でも問題が・・・
例のワインをイルザが口にしないため、クレイプールも飲まないのだ。
用心深いやつだが、こうやって生き残ってきたんだろう。

時間がないぞ。
ゲレロはチャンス救出に行動を起こそうとするが、その前にイルザがそれはどうかと思われる行動に出る。クレイプールを安心させるために、自らワインを飲んでしまったのだ。
作戦は成功しクレイプールもワインを飲んだものの、案の定、イルザの口は今回の作戦をぺらぺらと喋りまくる。
慌てたゲレロはイルザの元に屋敷の中を突破して駆けつける。
そして使い物にならないイルザの代わりにゲレロがクレイプールからパスワードを聞き出した。
もちろん、すらすらと答えるクレイプール。

早速データを外部メモリーにコピー開始。
しかし、クレイプールのボディガードがいまさらだが異変に気付いてしまった。
仕方なく、イルザがボディガードを引き止めている間にゲレロはサラを連れて脱出を図る。
ゲレロ苦悩の決断だった。

そして、やっとデータコピー完了し、必要なデータは手に入った。脱出だ。
・・・と言いたいところだが、時間稼ぎしていたイルザがついに捕まった。

サラを連れたゲレロとエイムズは何とか脱出するが、チャンスはイルザを残しては行けない。救出に戻る。
いつもは、たとえ雑魚でも殺さないように勤めているチャンスだが、今回ばかりは違った。
雑魚敵を盾がわりにイルザの監禁場所に突入すると、盾が蜂の巣になっている間に長いディナーテーブルの下を滑って移動。立ち上がりざま敵2人を射殺し、イルザの下に辿りつた。
しかし多勢に無勢。逃げ切れるとは思えない。どうするチャンス?

屋敷の外には出たものの、移動手段なしじゃすぐに捕まる。そこで馬で脱出を図る2人。
しかし、ついに追っ手のバイクがすぐそこまで迫る。
何とかそいつは倒したものの、このままじゃ逃げ切れない・・・

と言うわけで、イルザを逃がすために囮になったチャンス。
そして捕まり人質になって、最初のシーンに戻る。

ふう、長かった。

チャンスと交換されるのは盗んだデータファイルだ。
クレイプールはもちろん、チャンスを返すつもりはないようだけど。

チャンスはこれまでの経緯を話しながら、ハリーにあれやこれやと命令する。
罠を仕掛けているクレイプールの裏をかくための準備みたいだが・・・何をする気だろう?

最初、爆弾を見てびびっていたハリーだが、チャンスのピンチとあっては放ってはおけない。
まあ、チャンスの細かい注文にちょっとうんざりぎみだったけど。良くやったよ。

そして、人質交換のためにバーにやってきたのは、やっぱりイルザだ。

クレイプールはやっぱりチャンスを返す気などなかった。盗まれたデータを確認すると、イルザをチャンスの隣に座れと丁寧に提案。イルザまで殺す気だ。

ここで、やっとハリーに用意させた、小道具の目的が明らかに。
つまようじ・・・手錠をはずすためのツール
ボトル・・・感圧式の爆弾椅子を押させておくためのつっかえ棒。
靴下とマティーニ(オリーブ)・・・離れた場所からボトルを割って起爆させるための道具

それにしてもハリー、”10秒間引き止めてくれ”、とチャンスに言われてやった時間稼ぎがアレとは・・・

そして、椅子の爆発とともに始まった、イルザに説教しながらの大銃撃戦(銃は敵からさくっと奪取)。
”本当にデータファイルと引き換えに解放すると思ったのか”
てな感じで。

しかしイルザへの説教で気を取られていたのか弾切れ・・・チャンス痛恨のミス、万事休すだ。
とそこへやっと騎兵隊登場。
ゲレロのバックル手裏剣が敵の後ろからぶっすり。

これでクレイプールも逮捕で一件落着。

”俺とハリーだけでも十分やれた”とうそぶくチャンスだが、どうもハリーがこのバーにいたことそのものがウィンストンの計画だったようだ。
ハリーが待ちぼうけを食らったデート相手はウィンストンだったみたい・・・
イルザには説教したけど、ちゃんと作戦があったんだな。
でも加勢にはいるのがちょっと遅くないか?
おいしいところを持っていこうと待っていたのかも。

それにしても、やっぱりチームだな。
チャンスは確かにすごいやつだが、このチームのサポートがあって初めて最大の力を発揮できるんだろうな。

そして、イルザは夫の裏切りとラム酒の酔いも手伝ってか、チャンスと・・・
このあとどうなった?

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