Powered By Blogger

2012年11月5日月曜日

メンタリスト 3 #24

これほどの衝撃のラスト(シーズンは続くけど)は中々ないな。
そういえば、以前から公然と宣言してたような気もするな。

しばらく、放心状態だ。


前回、再びジェーンに銃を向けたハイタワーだったが、特に意味があって銃を向けたわけじゃないみたい。刑事の習性ってやつらしい。ビックリさせるなよ。
戻ってきた目的は出頭して、正々堂々と法廷で争う決心をしたため・・・子供のためだ。
しかし、ジェーンの説得により48時間待ってもらうことに。その間にレッド・ジョンの手下を見つけようという腹だ。でも今まで見つからなかったのに、一体どうやって?

作戦はこうだ。
まずハイタワーを安全な隠れ家にかくまう。そして、レッド・ジョンの手下の可能性がある容疑者に餌を撒く。ハイタワーの居場所として、それぞれの容疑者に別の場所(罠を仕掛ける場所は同じホテルの違う階の部屋だ。解りやすい)をそれとなく洩らすのだ。
おそらく、本人が直接殺しに来ることはないだろうが、どこに殺し屋がくるかで、誰がレッド・ジョンの手下か解る・・・というわけだ。

容疑者はトッド殺害のハイタワー以外の容疑者4人プラス、ラローシュ。
しかし肝心の容疑者リストは、以前、手に入れようとして大騒ぎを起こした末、結局手に入らなかったハズ。どうするんだ?

ここは、ジェーンのハッタリの出番だ。
ラローシュのリスト入手を依頼した泥棒のカルペッパーが、隠し金庫があったものの、中にはリストも金目の物もなかったと報告していたことから、何か秘密があると踏んだんだろう。
ラローシュに、カルペッパーを雇ったのは自分だと告白しつつ、リストをくれたら秘密はバラさないと持ちかける。
このハッタリに易々と乗ってくるラローシュの秘密とは? レッド・ジョンの手下以上に気になるな。

念願のリストを入手したジェーン。
リストにあるのは、
1.広報担当のブレンダ・シェトリック
2.検事補のオズバルド・アルディレス(見た顔だが印象薄いな)
3.局長(!)のゲイル・バートラム
そして、
4.FBIのクレイグ・オラウフリン(!)
この4人だ。容疑者はこれにラローシュを加えた5人。
局長がいることに驚いたが、オラウフリンもいるとは・・・
ヴァンペルトもショックだ。これは、ヴァンペルトの結婚式に何か起こりそうな気がしていたけど、もっと早く何か起こるかも・・・

それとなく、それぞれの容疑者に情報を洩らすジェーンたち。中には、それとなく、じゃなくて、わざとらしいような洩らし方もあったようだけど。

そして張り込みを開始するジェーンたちの前に、ついに殺し屋がやってきた。それは・・・
バートラム局長に洩らした部屋だった。
まさか・・・局長が?
殺し屋を逮捕に急行するチョウとリグスビー。しかし、また暗示を掛けられていたのか、殺し屋の女は、ためらいなくバルコニーから飛び降りて自殺する。
レッド・ジョン・・・恐ろしいやつだ。

しかし、これでバートラム局長が手下だと判明・・・
だが、ちょっと簡単すぎて気になるな。
それに演技なら大した物だが、自分の地位の保身にしか興味ない、小物っぷりしか目に入らないんだよな、この男は。

そして、ハイタワーが会いたがっていると嘘を付き、バートラムをカフェに呼び出すジェーン。
レッド・ジョン本人も近くで見ているはずだとジェーンは確信しているようだ。

いよいよレッド・ジョンの手下と対決に挑むジェーンだったが、やっと冷静に物を見られるようになったのか、間違いに気付く。殺し屋が持っていたロープはハイタワーを拘束するためのものだと思っていたが、下の階に下りるためのものだったことを。

下の階の部屋番号を与えた相手は・・・そう、オラウフリン。
ハイタワーが危ない!
護衛に当たっているリズボンに電話するが、なかなか出ない。
一方、このときカフェに、ある男が何気なくいるのを、ジェーンは気付かない。
(俺は気付いたね)

やっとリズボンが電話に出たときには、ちょうど、ヴァンペルトに連れられたオラウフリンが到着したときだった。
気付かれたことを悟ったオラウフリンは即座にリズボンに発砲。リズボンは肩を撃たれて倒れる。
そしてさらに、ハイタワーとヴァンペルトに銃を向ける。

この光景を信じられないという思いで見つめるヴァンペルト。
いろいろと、いい訳じみたことを言うオラウフリンだったが、気絶した振りのリズボンが投げたボウルがやつを直撃。
このチャンスを逃さず、ハイタワーとヴァンペルトは銃弾をやつの胸にぶち込んだ。
彼女にとっては最悪の結果だが、ヴァンペルトも立派なCBIの捜査官ということだ。
そしてやつは、泣き顔で近寄る彼女の首からペンダントをちぎり取り、こと切れた。”グレイス・・・”と呼びながら。

このオラウフリン最後の行動はなんだったのだろうか?

このショックから、果たして彼女は立ち直れるのだろうか?
婚約者がレッド・ジョンの手下だっただけでも、大ショックなはずなのに、自分の手で撃ち殺してしまうなんて。ここはリグスビーの出番だろうか?



そして、いよいよ、シーズン3のクライマックスだ。
リズボンがオラウフリンの携帯からリダイヤルすると・・・
カフェにいた例の男の携帯に掛かって来たのだ!やっぱり。

こいつか・・・
ついに対決の時がやってきた。

凶悪なシリアルキラー、レッド・ジョン。
見た目は至極普通だが・・・

ジェーンは、かなり緊張している様子。
最初こそ、何のことだと誤魔化していたが、ついにやつは自分がレッド・ジョンと認めた。
しかしジェーンは”おまえがレッド・ジョンだという証拠は?”と確認する。
今思えば、やたら確認してたなと思うが、このときは、あんなラストは想像してない。

そしてやつは、隠し持っていた銃をジェーンに向けながら、会話を続ける。
そして、レッド・ジョンは、なんと引退宣言。
殺しは飽きたから、何か人の役に立つことをするんだとか。子供たちのために。
まあ、冗談だろうな・・・それとも本気?

さらには、ジェーンに謝罪、今まで苦しめて悪かった、と。
でも、言い方がなんかムカツクんだよな。こいつは。
おそらく、ジェーンをいたぶって楽しんでいるんだろうけど、どこまで本気かわからないな。

しかし、ジェーンはやつの手には乗らない。
”どこまでも追いかけて、お前を殺す”と宣言。

”私はここだぞ”と煽るレッド・ジョンに対して、”その銃を退けたらすぐやる”とジェーンは返す。
さらに、復讐なんてよせと説得するレッド・ジョンだが、当然ジェーンが応じるはずもない。

そして、やつはこの会話にも飽きたのか立ち去ろうとするが、ここでジェーンは、再び、お前がレッド・ジョンである証拠を見せろと詰め寄る。

これに対してやつは、ジェーンを苦しめるためにだろうが、ジェーンの妻と娘の香について話す。
これが決定的だった。

そして、響き渡る銃声1発、2発、3発。
崩れ落ちるレッド・ジョン。

復讐は果たされた。
そして、ジェーンはカフェの椅子に腰掛け、お茶を飲みながら、警官がくるのを静かに待つ・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿