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2012年12月1日土曜日

キャッスル 3 #6

3XK

4年前に起こった女性連続殺人事件と同一の手口の事件が発生。
”3XK”と呼ばれるシリアルキラーが再び戻ってきたのだ。

まず容疑者に上がったのが、被害者にストーカー行為を働いていた、汗かき男のマッカードル。
しかし、アリバイがあり釈放。

そして、再び事件は起こり2人目の被害者が出てしまう。
こちらの事件の容疑者として上がったゲイツ。こいつは怪しすぎるだろ。

ベケットは服役中のゲイツの元監房仲間のジェリーからゲイツの居場所に関する情報を得ようとするが、ゲイツは刑務所内で幅を利かせていたようで、出所した今も、囚人たちにかなり影響力を持っているみたいだ。そのためジェリーは怯えて、中々話そうとしなかった。
やっと聞き出せたのは、行き付けの飲み屋くらい・・・

だったが、そこであっさりとゲイツを逮捕拘束。
しかし逮捕はしたものの、決定的な証拠はない。

ベケットの尋問にしても堂々としてる。こいつはかなり手強そうだ。

そうこうするうちに、ゲイツは犯行時刻に自宅前の監視カメラに写っていることがわかり、しかたなく釈放。ベケットは奴が3XKだと確信しているみたいだが、このアリバイはどう崩す?

手詰まり状態のベケットは、あのキャッスルに助言を求めたりと、かなり焦っている感じだ。
ジェリーがその後、刑務所内でリンチに遭っていることから、よっほどゲイツにとってまずい情報を持っていると予想したベケットは、なんとジェリーに釈放して保護という取引を提示。
こんなのあり? という感じだ。

そして、ジェリーの彼女のドナも一緒に保護することを条件に、ジェリーも納得して情報を聞き出すことに成功する。
ジェリーの話によると、やはり、ベケットの勘通り、ゲイツが3XKなのは間違いないようだ。

そしてジェリーを隠れ家に連れて行き、ライアンが更に詳しい話を聞きだしているあいだ、エスポジートはダナの保護に向かうが、行方がわからない。
そして、ライアンはゲイツに共犯がいるという、思ってもみなかった情報を聞き出した。
この共犯ってのが、ゲイツのアリバイに関係していそうだな。

そう気付いたキャッスルも、早速ゲイツのアリバイの元になった監視カメラの映像を見直す。今度は、事件当日だけじゃなくて、ほかの日の分もだ。とすると・・・
身長が違う・・・そういうことか。
そして、画面に写るゲイツの身代わりの顔のテカリ具合から、この男は汗かき男のマッカードルだと突き止めたベケットは、奴を指名手配。
そして、釈放されていたゲイツも消えたことがわかり、こいつも指名手配だ。

ここへ来て事件が動いてきた感じだな。
ゲイツとマッカードルの関係も判明。同じ施設で育った、言わば兄弟と言うような間柄だったのだ。
しかし、何故マッカードルはゲイツの殺しの手伝いまでするようになったのか?
兄弟同然といっても、そういう主従関係があったのだろうか?

そして、ゲイツはダナを襲っていたところを現行犯で逮捕。
あぶないところだったな。
わりとあっさり逮捕されたゲイツだが、まだ不敵な笑みを浮かべる。

一方のマッカードルは意外なところで発見された。
病院だ。
持病の心臓病の手術をしたばかりだとか・・・
なんで、こんな時期に? という感じだ。
そして、ゲイツはマッカードルにお見舞いの花まで贈っていた。

絶対吐く気がないゲイツの弱みはこれだった。
ちょっと汚い手だが・・・

結局、マッカードルに免責を与えることで合意、ゲイツは全てを認める供述をし始めた。



と一件落着のはずだったが予想外の展開が待っていた・・・
ダナのことより、ゲイツがどうなったかを心配するジェリーに不審を抱いたキャッスルは、ジェリーこそが本物の”3XK”だと見抜いたのだ。
つまり、今回の”3XK”復活劇は、全てジェリーの計画だったのだ。
マッカードルの手術費用を肩代わりする代わりにゲイツに”3XK”の身代わりになるように取引したのだ。
ゲイツが”3XK”として逮捕されれば、自分の身は安泰になると考えての計画だったのだろう。
釈放までされるとは、ジェリーにとっても予想外だったのかも・・・

ライアンも事情に気付き、咄嗟に銃を抜こうとしたものの、ジェリーにあっさりとノックアウトされてしまった。
ライアン・・・しっかりしろよ。

そして、気絶したライアンから銃を取り上げると、キャッスルを椅子に縛り付ける。
これは、キャッスル大ピンチだ。
今にも発砲しそうなジェリーの気を逸らそうと、ジェリーの生い立ちを推理して聞かせるキャッスルだったが、効果はあったのか、なかったのか・・・
逆に、ジェリーに、”お前は死に魅了されている。どれだけ死に近づきたいんだ?”と返される。

結局、ジェリーはキャッスルもライアンも殺さずに立ち去る。

ベケットたちが異変に気付いて駆けつけたのは、その直後だった。
拘束中にマーサから掛かってきた電話の最後にキャッスルが”愛してる”と言ったことを不審に思ったマーサがベケットに通報したらしい。
しかも、ベケットから、そのことを聞いたキャッスルの反応は・・・
”期待通りだ”・・・相変わらず変な親子だな。

ライアンの銃とバッジを持って消えたジェリー。
ゲイツを身代わりにして”3XK”を葬り去るというやつの計画は阻止できたものの、シリアルキラー”3XK”は世に放たれてしまった。
キャッスルに恨みを抱いていそうな感じだし、近いうちに、また戻ってくるだろうな。

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