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2012年12月29日土曜日

PERSON of INTEREST #16

今回POIは、アダム・ソウンダース。
ベイラー・ジムという投資会社のプロップ・トレーダーを勤める、ウォール街の金融マンだ。
フィンチによると、この人物、違法すれすれの危ないことをやっているやつらしい。
ということで今回のリースはウォール街に潜入だ。

金融のことを全く分からないリースにフィンチが渡したのは、
”ウォール街の歩き方”って旅行ガイドかよ。って思ったけど、投資入門書のベストセラー本だった。
”心配ない。金融業で必要なのは、はったりと上等なスーツだ”

ここでマシンが聞いていたと思われる、怪しげな会話がソウダースの写真、”インサイダー取引の可能性”というコメントと共に流れる。
”どうやら、やつは知りすぎたようだ”
”では、片付けよう。手段は選ばん”
バックにあった"TRITAK"ってなんだろう?

早速、顧客の代理人を装い、アダムに接触するリース。
フィンチのコーディネイトのおかげで、十分さまになってるな。

現在、バターネン製薬のロバート・ケラーという人物の裁判が進行中。
どうやらアダムはこいつの有罪に掛けてバターネン製薬の株の空売りを仕掛けているようだな。そうは思っていない同僚のヴィクターや、会社の共同経営者のシドニー・ベイラーは逆に株価が下がっている今が買いだと思っているようだ。
そして、でた判決は有罪。
瞬時にしてレンジ外へと消える、バターネン製薬の株価のリアルタイムグラフ。
アダムの読みは正しかった。
さて、これは、彼の直感や優秀な判断力の成せる技なのか、それとも・・・

おや? アダムの携帯とペアリングができないぞ。
フィンチによると、他の人間がすでにペアリングしているんだろうと。
先にあった怪しい会話の連中だろうな。

”ソウンダースは人の金を使ってポーカーを楽しんでいる”
と言うリースだったが、アダムは勝ったことを喜ぶでもなく、屋上で1人うつむく。
勝負師には違いないと思うが、何か問題を抱えているようだな。

深夜、リースを隣に乗せて、黒いポルシェを走らせるアダム。
かなりのスピードだ。ここでも勝負師だな。でも掛けるのは自分(とリース)の命だが。
”ロシアン・ルーレットだよ。勝負をしたけりゃ撃つしかない”

アダムが祝杯をあげている隙に彼の部屋に忍び込んだフィンチが発見したものは、現金の山。犯罪がらみの金か?
いや、フィンチによると、”さすがプロだな。銀行を信用してない”とのこと。
・・・なるほど。

おっと、顧客に大損害を出させたヴィクターがアダムに突っかかってきたぞ。
と思ったら殴り合いに発展。
スーツでぱりっと決めてても、所詮は山師だな。

それから、アダムにきつい事を言っていた上司のシドニー。
実は裏では、かなり親密のようだ。
金に車に女か・・・
なんか生き急いでるな。

フィンチの調査で、これまでにわかったことは、
ベイラー・ジムへ引っ張ってきたのは、シドニー自身。
アダムは幼い頃母親を亡くして、叔父のソウンダースという男が後見人となったが、父親は不明。
半年前に、証券取引委員会(SEC)によるアダムの調査が行われたようだが、理由は不明。
と言ったところ。

SECの調査理由を調べるためにカーターを使うリース。
連絡方法は、”スーツ”のクリーニング伝票だ。
で、その伝票の指示通りにタクシーに乗ると、”ドライバー”フィンチが待っていた。
・・・ちょっと回りくどすぎるな。面白いけど。

しかし、SECの分室へアダムの機密書類を盗みに入れとは・・・
刑事に無茶言うな・・・

アダムへSECの調査員ダグ・ラスマスンが接触してきた。こいつがペアリングの相手か?
こいつは、あまり友好的じゃないな。
どうやったのか、分からないが、カーターがさくっと手に入れたSECの機密資料によるとベイラー・ジムの経営者2人を対象とした調査が昨年行われ、アダムはそのときの証人だったらしい。そして、その結果、経営者2人は不起訴になった。
このことで、ラスマスンに目を付けられてるんだろう。

アダムの後見人のソウンダース、彼はニューヨークで屋台を経営している。
そして、アダムが彼の資産管理をやってるみたいだ。
ソウンダースは、”トライタク・エネルギー”という会社の株に資産を集中させすぎていると心配しているが、アダムは大丈夫だと彼をなだめる。
・・・やっと出てきたな、TRITAK。
あの怪しい会話のバックに表示されていたのは会社名だったのか。
おそらく、アダムはトライタクのインサイダー情報を掴んでいるんだろうな。
そして、トライタクの方は、そのアダムが知りすぎたと思っていると・・・

しかし、アダムがトライタクに資産を集中させているわけじゃなかった。
会社がやってるみたいだな。
そして、アダムがソウンダースの資産を管理することこそ、違法行為なんだな。
これがSECの調査を受けていた理由だな。

偽の交通規制をかけられて、巨大トラック(正面にブルドーザーのブレード付き)に襲われるアダム。同乗していたリースのおかげで間一髪、難を逃れる。
・・・ついに、始まったな。

フィンチによるとトライタクの株価は操作されている疑いが強い。
そのことをアダムが知ってしまったために命を狙われるはめになったんだろうか?

SECの調査員に化けて、ソウンダースに話を聞きに行くフィンチ。
アダムは父親からの仕送りを全額、靴箱の中にためていて、それを資金に今の職に付いたということだ。”結局、アダムにとっての父親はその金だったんだ”とソウンダースは寂しそうに語る。

再びSECのラスマスンがアダムに接触。しかも今度はトライタクの名前まで出してきたぞ。
そしてアダムは、社内で誰かが何かをやっているという疑念を話す。
”データが入っているノートパソコンを取って来い。”
うーん。こいつは信用できないと思うが・・・

そしてパソコンを取りに会社に戻ったアダムの携帯にシドニーからのメッセージが入る。
”屋上に来て”
・・・怪しいな。タイミングが良過ぎる。
リースはどこだ?

アダムが屋上へのエレベーターに乗るのと同時にリースはオフィスに到着。入れ違いだ。
まずいぞ。
しかし、アダムの携帯を傍受していたフィンチのおかげでアダムの危機を知ったリースは屋上へと急行。危ないところだったな。
アダムを突き落とそうとしていた殺し屋は、いつものようにサクっと捻って。ビルからの脱出を開始するリース。

アダムは、トライタク絡みの怪しい動きに気づいて会社の上層部に報告しようとしていたが、ちょうどSECの調査が入ったため、実際には報告はしていないらしい。しかし、シドニーには、そのことを話したと・・・やっぱりな。

だが、彼女が黒幕だと思ったのは、俺の勘違いだった。
リースとアダムが、シドニーの部屋に着いたときには、すでに彼女は殺された後だった。
しかも、アダムの犯行に見せかけてある。

そして、早くも警察が来た。
完全に嵌められたな。


一方で、トライタクの株価は急降下し始める。
シェールガスの採掘権を認める法律が予想に反して通ったためだ。
これで、トライタクの株を持っていた人は大損、しかし、この事件の背後にいるやつらは、このインサイダー情報を使って株を空売りしているので、後はゴミみたいな値段になったトライタクの株を買い戻せば大儲けだ。


路上生活者のたまり場に身を潜めるリースとアダム。
リースは以前にもここに隠れていたことがあるようだな。
ここの住人の1人、ジョアンとは顔なじみだ。

しかし、ここも安全じゃなかった。
トライタク株の大暴落を知ったアダムが叔父に電話したため、携帯GPSを追跡されてしまったのだ。そして襲撃を受ける。

敵は完全武装のプロの集団だ。
トレースする緑や赤のレーザー照準器の光が不気味だ。
撃ちまくる殺し屋軍団。
これは容赦ないな。巻き添えで何人死のうがお構いなしか?
”早く逃げよう!”
しかし、リースは逃げない。正確な射撃で1人づつ敵を片付けていく。
世話になったジョアンを置いて逃げるのはリースの選択肢にはないのだ。

何とか襲撃者たちを追い払ったリースだが、これからどうする?
このまま防戦一方なのか?

ここで動いたのは、フィンチだった。
彼はウォール街流の反撃に出る。
”アダムはまだスーツを着ているか?”
”ネクタイを締めさせろ。仕事をしてもらう”

フィンチの作戦は、敵よりも早く、トライタクの株を買い占めること。
これで売る株がなくなり、敵の儲けは全て、文字通り無かったことに。
契約不履行のおまけ付きで。

逮捕連行される、アダムの同僚のポールとSECのラスマスン。
しかし、この2人じゃ、今回の騒動の黒幕には小物すぎる。ポールなんてほとんど記憶にないぞ。

そしてアダムは叔父との家族の絆を取り戻し、ジョアンたちには暖かい食べ物のお礼を送る。

そして何故か逮捕されたはずのラスマスンが自宅で自殺したことになっている??
不審に思ったカーターは連行時の監視カメラの映像をチェックする。
すると、そこには、カメラ目線で携帯をゴミ箱にすてる警官の姿が映っている・・・
こいつは確か、ファスコが潜入したHRのメンバーの1人じゃなかったかな?

そして、この携帯の繋がる先こそが、今回の事件の黒幕・・・
”やあジョン。久しぶりだな”
電話に出たのは、温厚そうなハゲの小男・・・イライアスだった。

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