Powered By Blogger

2012年12月17日月曜日

ヤング・スーパーマン 9 #5

ルーレット

カジノでボロボロのオリバーに近づく謎のドラゴンタトゥーの女。
”ゲームしない?”
そして、彼女が取り出したピンクのカプセルを飲んで気を失ってしまったオリバー。
気がつくと暗闇の中狭い場所に閉じ込められている。
ライトを発見したオリバーが見たものは、
”GAME ON”ゲーム開始だった・・・

棺の中からなんとか脱出したオリバー。
そこには、もう1つ棺があった。
中からうめき声が聞こえるその棺には”アレクサンダー・ルーサー”の名前が・・・
だが、蓋をこじ開けたオリバーの耳にはスピーカーから響く笑い声が。
”何者だ!”
その謎の声は
”ヒントをやろう。お前が今までに破滅させたのは?”
しかし、オリバーが答える暇もなく、犬がけしかけられる。

外に脱出するオリバー。廃車置場かなにかみたいだ。
車の中に逃げ込んだオリバーを次に暴走トラックが襲う

暴走トラックに突っ込まれたはずなのに、無傷で車外にいるオリバー。
トラックが走り去った跡だけは生々しく残っている
何かがおかしいな。

そして、最初にいたカジノに戻ったオリバーは、あのドラゴンタトゥーの女に詰め寄る。
ところが、この女、黒幕ではなく脅されて誘拐の手助けをしただけらしい。
戻ってきたオリバーを見て、”ゲームを続けないと殺される”と・・・
そして、襲ってきた刺客をオリバーがなんとか倒したあと、彼女はオリバーを助けて外にでる。彼女のことを信用できないと言ったばかりだが・・・

彼女ヴィクトリアは、このケームの仕掛け人や目的は知らないようだ。
”そんなに恨まれるほど誰かを傷つけたことはないの?”
という問いに、
”大勢いる・・・”
と答えるオリバー。

そして今度はスナイパーに狙われ、逃げる2人。
しかしヴィクトリアは銃弾に倒れる。
そこへ追い討ちを掛けるように、警察が現れ、オリバーはスタンガンに倒れる。

一方、オリバーを探していたロイスはオリバーの自宅で、前回の爆弾事件のときの映像を見て、オリバーが自殺するつもりだったことを知る。さらに、このことをクラークが黙っていたことも・・・

”オリバーは大丈夫だと思うって言ってたわね”
ロイスはクラークに詰め寄る。

逮捕されたオリバーを待っていたのはFBIを名乗る男、こいつによると、このゲームの仕掛け人の目的はオリバーの金だとか。ちょっと安心するオリバー。
そして、パソコンを持ってきて、念のために口座の確認をと促され、無造作にパスワードを打ち込むオリバー。
あーあ、やっちゃった。
案の定、残高を確認して安心した直後、残高はみるみる減っていきゼロに。

さらに部屋にガスが充満していく・・・

このとき、クラーク登場。
オリバーの部屋にあった”ルーレット”というカジノの招待状を見て駆けつけたらしい。
”何があった?”
”ゲームオーバーだ。まんまとやられた・・・”

ここからはクロエの出番だ。
彼女の調査によると、ドラゴンタトゥーの女は、ヴィクトリア・シンクレア、別名”ルーレット”。ということは・・・
彼女こそが黒幕だったってわけだな。
自分で片をつけるといって出て行ったオリバーだが、果たして大丈夫か?

さらに衝撃の事実も発覚。
前回の爆弾事件の映像に、ロイスを追って未来からやってきて死んだ、殺し屋の女が映っていたのだ。
クラークはまだ、彼女がゾッドの部下だということは知らない。
”ジョー・エルに聞こう”

ロイスはオリバーのランボルギーニを発見。
しかし、そこにはオリバーではなくて、ヴィクトリアがいた。
冷静に話し合うなんて、そんなことロイスにできるはずもなく、即格闘に入る2人。
ところがヴィクトリアは銃を取り出し、ロイス大ピンチ。

そして、ここから急展開。
再びルーレットに戻ったオリバーは向こうを向いて座っているヴィクトリアらしき女を見つけ銃を向けるが、撃てない。
しかし、それは幸い、ロイスだったのだ。
そして現れるヴィクトリア。
まだゲームは続いていたわけだ。

撃ちまくるヴィクトリア。なんとか身を隠すオリバー。
そしてヴィクトリアはロイスを人質に取り、ライターを見せて、”ガソリンよ”とオリバーを脅す。
しかしなぜか”勝つのは私よ”と言って逃げたわりに、爆発に巻き込まれてしまう。
この辺から、何か違和感というか、変な感じになってきた。
挙句に”助けて!誰か来て!”
とか・・・

そしてオリバーは助けに行くわけだが・・・
”なぜ助けるの? 置いて逃げても誰も責めないのに”というヴィクトリアに対するオリバーの答えは、
”僕が責める”
すると、突然ガスの元栓を閉められたように引いていく炎。
あれ? 何が起こってるんだ? これもゲームなのか?

今まで悲痛な表情を浮かべていたヴィクトリアだったが、急に真顔になり、オリバーに向かってこう言う。
”ゲームの仕掛け人が誰か知りたい?”
”あなたが破滅させたのは誰? それが答えよ”
すると、スポットライトが灯り、さらに壁が反転して鏡が現れ、そこにはオリバーの姿が・・・

かなり芝居がかっているな・・・
”あなたの中のヒーローはまだ生きているの”
”復活させてあげなさい”

ここで、やっと今回の、よくわからない出来事の真相が明らかになる。
すべて、オリバーを立ち直らせるための芝居だったのだ。

黒幕はクロエ。
実行はダイナー、バート、ヴィクターというヒーロー仲間
しかし、ちょっと、いや、かなりやりすぎだな。
でも、前回自殺未遂みたいなこともあったし、これくらいやらないとダメだったのかも。
それと、この舞台へのロイスの乱入は全くの想定外だったみたいだな。
そしてクラークには、もちろん秘密だ。
”あいつは僕たちとは違う宿命だしな。君ほどには僕を理解しない・・・”
クロエに話す、オリバーのこの言葉、クリプトン人であるクラークと地球人のクロエやオリバー、彼らの間にある、この微妙な感覚。ちょっと気になるな。

それにしても、最初から、何か違和感のようなものがあったけど、まさか、こんなオチとは思いもしなかった。

一方、ジョー・エルの情報によると、例のロイスを追ってクラークを殺しに未来から来た女、彼女の名前はアリーヤ、クリプトンと共に滅びたはずのカンドール人の生き残りらしい。

カンドール人というのが何かはよくわからないが、クリプトンの親戚みたいなものか?
そして、彼女の仲間が世界各地に現れたことを、クラークとクロエは知る・・・

そして、夜のメトロポリスを見据えるガーゴイル像の傍らには、クラークと共に立つグリーンのフードをかぶったオリバーの姿が。
グリーン・アローが復活したのだ。


0 件のコメント:

コメントを投稿