イーライ・トーマック4ポイント差トップで迎えたソルト・レイク・シティ。
前回のシアトルでトーマックとのバトルで熱くなりすぎて接触転倒したディーン・ウィルソン、
肩脱臼したみたいだったけど、なんとか出場。
欠場したらチャンピオンもって行かれるので当然。
スタート直後、スズキのアンダーソンが飛び出してムスケン、ウィルソンらが続く。
トーマックはスタートはあんまり良くはなかったけど、すぐに追い上げて
アンダーソン、ウィルソン、トーマックのトップ3。
シアトルの件があったので、ドキドキな展開。
怪我の影響かウィルソンのペースはいまいちで、トップとの差はちょっと空き気味。
トーマックはウィルソンのすぐ後ろにつけてプレッシャーを。
中盤になって連続トリプルの最後でウィルソンがちょっぴりミス。
すかさず、次のコーナーでインをつくトーマック。
だいじょーぶか~!と思ったけど、見事なクリーンパス。
その後、かる~くアンダーソンを抜きトップに浮上したトーマック。
その抜き方がまたレベルの違いを感じさせるような華麗さで、
フィニッシュ・ジャンプ後のゆるいRのコーナーを前のアンダーソンよりイン側をより速く華麗に抜けていった。すばらしい。
これで最終戦ベガスはトーマックかなり楽になるなと考えていたら、フィニッシュ・ジャンプ手前のフープスでウィルソン転倒。結局再スタートはできなかったみたいで、終了。
去年トーマックは惜しいところで2位だったので、念願のチャンピオン獲得。
これで、geico honda(ファクトリー・コネクション:マネージャーはラロッコ)は
イーストとウエストともに制し、ミッチ・ペイトンのプロサは今年は両方ともに逃すことに。
最終戦は全クラスチャンピオン決定で迎えることになったのでちょっと残念。
おめでとう!イーライ。
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